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科目一覧へ戻る | 2021/03/26 現在 |
科目名/Course title | 障害児保育/Child Care and Education for the Handicapped |
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担当教員(所属)/Instructor | 鳥海 順子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の心身の特性や発達等について理解し、具体的な支援方法に関する基礎的知識を習得する。授業の到達目標は①インクルーシブ教育も含めた特別支援教育の理念、制度の基礎的知識を理解している。② 特別の支援を必要とする子供たちの特性や発達等について理解している。③特別の支援を必要とする子供の教育課程や支援方法を理解している。④「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」の意義と作成方法を理解している。⑤特別支援教育コーディネーターや関係機関、家庭との連携による支援体制の必要性を理解している。⑥母国語や貧困の問題等障害以外の特別の支援を必要とする子供に対する組織的な対応の必要性を理解している。 この授業はディプロマ・ポリシーの「子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる。」「子どもをめぐる社会や文化の状況を理解し、子どもの心身の発達を十全に保証する場と機会を創り出そうと努力することができる。」「人間の生涯発達を見通し、子どもに必要な支援を与えることができ、また保護者にも適切な情報や助言を提供することができる。」に対応している。 |
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授業概要 /Course description |
講義だけでなく視聴覚教材視聴後のグループワーク等学生が自ら考え、主体的に学ぶ授業を行う。通常の学級にも在籍している発達障害や軽度知的障害をはじめとする様々な障害等により特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒が授業において学習活動に参加している実感・達成感をもちながら学び、生きる力を身に付けていくことができるよう、幼児、児童及び生徒の学修上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な知識や支援方法について学習する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:インクルーシブ教育を含めた特別支援教育の歴史的意義と理念 第2回:特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に関する基本的な考え方とアセスメント 第3回:自閉症スペクトラム障害の心身の発達・心理的特性及び学習過程の理解と支援 第4回:学習障害や注意欠如多動性障害の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第5回: 知的障害の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第6回:肢体不自由の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第7回:視覚障害の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第8回:聴覚障害の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第9回:病虚弱の心身の発達と心理的特性及び学習過程の理解と支援 第10回:幼稚園や保育所、療育機関における障害児保育の意義と支援方法 第11回:小・中学校における特別支援教育の校内支援体制と関係機関、家庭との連携 第12回:特別支援学校の教育課程の特徴とセンター的機能の活用 第13回:個別の教育支援計画及び個別の指導計画の意義と作成方法 第14回:試験とまとめ 第15回:障害を原因としない特別な教育的ニーズの理解と組織的な対応 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業前に資料を読んでおくこと(事前学習) 授業後に学習内容を整理し、課題について検討すること(事後学習) 授業外学習時間は各回約4時間が想定される。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業資料を配布する。 【参考書】 保育所保育指針、幼稚園教育要領、小学校学習指導要領、中学校学習指導要領、特別支援学校学習指導要領 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 定期試験(80%) 課題レポートや提出物(20%) 【評価基準】 授業目標に70%以上到達できたか。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業中や教育支援ツールによって伝える。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 |