シラバス参照
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| 科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
| 科目名／Course title | 保育相談支援／Child Care Support and Consultation |
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| 担当教員（所属）／Instructor | 髙橋 貴志 (人間総合学部初等教育学科) |
| 授業科目区分／Category | 初等教育学科専門科目 |
| 授業形態／Type of class | 演習 |
| 開講期／Semester | 2022年度／Academic Year 後期／AUTUMN |
| 開講曜限／Class period | 木/THU 1 |
| 対象所属／Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科／Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
| 対象学年／Eligible grade | 4年 |
| 単位数／Credits | 2 |
| 授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives |
本授業のねらいは次の４点である。 １．保育相談支援の意義と原則について理解する。 ２．保護者支援の基本を理解する。 ３．保育相談支援の実際を学び、内容や方法を理解する。 ４．保育所等児童福祉施設における保護者支援の実際について理解する。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる。」、「子どもをめぐる社会や文化の状況を理解し、子どもの心身の発達を十全に保証する場と機会を創り出そうと努力することができる。」、「人間の生涯発達を見通し、子どもに必要な支援を与えることができ、また保護者にも適切な情報や助言を提供することができる。」に対応している。 |
|---|---|
| 授業概要 ／Course description |
保育に関する相談、子育てに関する相談は、様々な場所で様々な専門職によって行われている。本授業では、保育者の専門性を活かした保育・子育て相談とはどのようなものか、という点を中心に学習を進めていく。具体的には、保育所、幼稚園などの就学前保育施設における、保育・子育て相談の実際を紹介し、加えて、保育所以外の児童福祉施設や、地域の子育て支援の場（ファミリーサポートセンター等）が行っている支援についても概説する。 |
| 授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule |
第１回：保育相談支援とは 第２回：保育相談支援の意義 第３回：保育相談支援の基本Ⅰ 子どもの最善の利益 第４回：保育相談支援の基本Ⅱ 保護者との共感 保護者の養育力の向上 第５回：保育相談支援の基本Ⅲ 信頼関係の形成 プライバシーの保護 第６回：保育相談支援の基本Ⅳ 地域の関係機関等との連携・協力 第７回：保育相談支援の実際Ⅰ 保育に関する保護者に対する支援 第８回：保育相談支援の実際Ⅱ 保護者支援の内容 第９回：保護者支援の実際Ⅲ 保護者支援の方法と技術 第10回：保護者支援の実際Ⅳ 保護者支援の計画、記録、評価、カンファレンス 第11回：児童福祉施設における保育相談支援Ⅰ 保育所 第12回：児童福祉施設における保育相談支援Ⅱ 特別な対応を要する家庭への支援 第13回：児童福祉施設における保育相談支援Ⅲ 要保護児童の家庭に対する支援 第14回：児童福祉施設における保育相談支援Ⅳ 障害児施設、母子生活支援施設 第15回：まとめ 保育士に求められる保育相談支援 |
| 準備学習・履修上の注意 ／Notices |
これまでに学修した教科における保護者支援に関する要素について、復習しておくこと。 各回の授業外学習時間（予習・復習）には４時間程度かかると想定される。 事前学習：子育てに係わる保護者の持つ課題について関心を持ち、自分なりの対応について考える。 事後学習： 授業内容を整理し、課題に関するレポートを作成、提出する。 |
| 教科書・参考書等 ／Textbooks |
【教科書】 髙橋貴志編『保育者が行う保護者支援』福村出版 【参考書】 授業中、追って指示をする。 |
| 成績評価の方法 ／Evaluation |
【評価方法】 まとめのレポート（50％）、授業中に課すレポート（20％）、グループワーク等の参加度（30％）によって評価する。 【評価基準】 保育相談支援の意義と原則について理解している、保育相談支援の実際を学び、内容や方法を理解している、保育所等児童福祉施設における保護者支援の実際について理解している。 【課題に対するフィードバックの方法】 授業内で講評し、必要に応じて個別指導を行う。 |
| 備考 ／Notes |
・この授業には次の要素を取り入れている。 【討議（ディスカッション、ディベート）】 【グループワーク】 【発表（プレゼンテーション）】 ・この科目は保育士養成課程科目であるため15回の授業として行われる。 |