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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | おもちゃ論A/Toys and Games (A) (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 森下 みさ子 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
子どもとおもちゃと社会 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
子どもがおもちゃを使っていきいきと遊ぶとき、そこには何が生じているのでしょう。また、おもちゃの作り手・与え手であり遊び手でもある大人は、どのようにかかわるのか、「子どもとおもちゃと社会」の関係を理解することを目標としています。 |
授業概要 /Course description |
おもちゃを媒介として生じる遊びの意味に気づかせ、特に子どもとおもちゃとの関係に焦点を当てることで子どもの遊びの特性を把握します。また、おもちゃの変遷から、子どもと大人の関係および社会との関係をとらえ、おもちゃの普遍性と可変性を掘り下げて理解します。伝統的玩具から流行玩具まで具体的に幅広く扱い、教育性と娯楽性、性差、市場の問題等も視野に入れて、子どもとおもちゃと社会との関係を考えていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:「おもちゃの生命」とは?:「持つ」ことの意味 第2回:「おもちゃの生命」とは?:「遊ぶ」ことの意味 第3回:「おもちゃとの対話」という視点:子どもとの関係 第4回:コマの歴史と展開 第5回:ベーゴマからベイブレードへ 第6回:伝統的玩具と流行玩具の関係 第7回:人形の意味と変遷 第8回:着せ替え遊びとファッションドール 第9回:リカカルチャーの意味と変化 第10回:人形の家とシルバニア 第11回:シルバニアファミリーの変化 第12回:たまごっちの誕生と展開 第13回:キダルトなおもちゃと社会の関係 第14回:グッド・トイの背景と意味 第15回:おもちゃの底力と可能性 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
具体的なおもちゃや身近な遊びを楽しみながら、一歩踏み込んで子どもの世界を再発見したり、社会との関係に目を向けたりすることを心がけてください。 おもちゃに関するイベントやさまざまな活動・施設を紹介するので、興味をもって参加し、課外から学ぶ体験もすすめてください。 日常的に関連するさまざまな情報に触れることを含めて授業外学習時間は4時間程度。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 必要に応じてプリントを配布します。 【参考書】 松田恵示『おもちゃと遊びのリアル』(世界思想社) 森下みさ子『おもちゃ革命』(岩波書店) |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業の参加度(30%)、授業外課題(20%)、学期末レポート(50%) 【評価基準】 授業の参加度:レスポン等を使ってテーマに即した感想や考えを表すことができる。実際におもちゃで遊ぶ機会を設けるので、それに対する的確なコメントをレスポン等で示すことができる。 授業外課題:テーマに即して調べたり、自己の体験を振り返ったりして、自分の考えをまとめ、レスポンやアンケートの形で期日までに送信する。 学期末レポート:自分の関心に即してテーマ設定を行い、調べたうえで考えをまとめ、他者に伝わる形で表現したレポートを提出する。 【課題に対するフィードバックの方法】 提出された課題は次の授業で紹介し、コメントをはさみつつ授業の復習および導入に活用する。 |
備考 /Notes |
この授業は、課題解決型学修・ディスカション・グループワークを取り入れている。 この授業は、ICTを活用した双方向型授業を取り入れている。スマホやタブレット端末を用いたオンライン検索やレスポンを用いた意見交換など。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html