シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
科目名/Course title | 学習指導法演習(国語)/Elementary Teaching Methodology Seminar: Japanese Language |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 河野 順子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
教材研究から授業づくりへ |
---|---|
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
本授業は、二年後期の初等国語指導法と連関した授業です。三年での実習へ向けて、また、教師としての専門性である「授業力」を育てるための「教材研究」、「指導案づくり」「模擬授業へ向けての構想づくり」を行い、二年後期開設の「初等国語指導法」の模擬授業への準備を行います。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる。」に対応している。 |
授業概要 /Course description |
まず、 国語科の授業づくりを皆さんに体験していただいたり、授業ビデオを視聴して国語科の授業づくりについて考えを深めていただきます。 次に、2年後期開設の「初等国語指導法」の模擬授業へ向けて、小学校2年「どうぶつの赤ちゃん」、3年「すがたをかえる大豆」、4年「ごんぎつね」、6年「大造じいさんとガン」の教材を分担し、指導案づくり(教材観、指導観、児童観、単元目標、指導計画、本時案)を行います。 さらに、2年後期開設の「初等国語指導法」の模擬授業へ向けて授業構想を練るところまでを行います。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:主体的対話的授業の取り組み 体験型で学ぶ。 第2回:主体的対話的授業の取り組み、体験型で学び、授業ビデオを視聴。 第3回:国語科指導案についての理解を深め、「教材観」の意味を理解する。 第4回:模擬授業で担当する「教材観」を作成する。 第5回:模擬授業で担当する「教材観」を作成する。 第6回:国語科指導案の「児童観」の意味を理解し、「児童観」を作成する。 第7回:国語科指導案の「指導観」の意味を理解し、「指導観」を作成する。 第8回:国語科指導案の「単元目標」「指導計画」の意味を理解し、「単元目標」「指導計画」を作成する。 第9回:国語科指導案の「本時案」の意味を理解し、「本時案」の構想を練る。 第10回:国語科指導案の本時案について、構想づくり①(導入) 第11回:国語科指導案の本時案について、構想づくり②(展開・終末) 第12回:国語科指導案の本時案の完成。 第13回:「いろいろなくちばし」の一時間の授業を視聴し、子どもの側からの学びづくりについて考えを深める。 第14回:指導案の完成 第15回:課題・・・実習用指導案(略案)づくり |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業は二年後期開設の「初等国語指導法」と連関しているので受講することが望ましい。本授業では、国語科指導案づくりと授業構想づくりを授業の中で行い、それを家庭学習を通して、よりよいものしていきます。家庭学習を充実させていくことによって、学びは深まっていきます。その途上で、随時相談を受けて、教師の指導助言を行っていきます。わからないことなど積極的に尋ねてください。個別指導を充実させながら、指導案づくり、授業づくりについての理解を深め、三年実習、将来の教師としての専門性を高めるようにします。 授業外学習時間は約4時間です。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 文部科学省(2017)『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編』東洋館出版社 鶴田清司(2010)『対話・批評・活用の力を育てる国語の授業ーPISA型読解力を超えてー』明治図書 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 作成した指導案、作成するまでの授業での活動状況、家庭学習の深化を通して評価を行います。 【評価基準】 指導案の要素である「教材観」「児童観」「指導観」「単元目標」を理解しているか、指導目標を達成するための本時案になっているか。 【課題に対するフィードバックの方法】 毎時間指導案を提出してもらい、コメントを入れて返します。 |
備考 /Notes |
この授業は、小学校における専任教諭としての実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして実践と理論の統合を目指して授業を行います。 本授業は二年後期の「初等国語科指導法」の模擬授業のための指導案づくりを行いますので、履修を勧めます。 【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【体験型学を取り入れている】 |