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科目一覧へ戻る | 2023/03/18 現在 |
科目名/Course title | 海外児童文学特殊研究C/Specialized Studies in Foreign Children's Literature (C) |
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担当教員(所属)/Instructor | 井辻 朱美 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 修士 児童文学専攻専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2023年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
Philip Martin の”A Guide to Fantasy Literature:Thoughts on Stories of Wonder & Enchantment ”(2009)を読む。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
二十一世紀に入り、すっかり特別な存在ではなくなった、児童文学ファンタジーの世界。 21世紀に入り、多くの20世紀の児童文学ファンタジーの名作が映像化され、さらに実写化、舞台化と、様相を変えてゆく。実写映画化の場合の映像とのかかわりの問題、また原作の変容と改変を考えつつ、20世紀のファンタジーの流れをポイント復習を兼ねて概観したい。 【2022年度以前入学者】 この授業は、ディプロマ・ポリシー中の「児童文学および児童文化に関する広い視野と高度な知識を身につけていること」および「研究倫理の遵守と、専門分野に関する適切な研究方法に支えられた、高度な情報収集能力を持ち、文献・資料を読み解く力を身につけていること」に対応している。 【2023年度入学者】 この授業は、ディプロマ・ポリシー中の「児童文学および児童文化に関する広い視野と 高度な知識 に基づいた思考能力」および「研究倫理を遵守 し 、 専門分野に関する適切な研究方法に従って、情報収集を行う能力および 文献・資料を読み解く能力」を身につけていることに対応している。 |
授業概要 /Course description |
Philip Martin の”A Guide to Fantasy Literature:Thoughts on Stories of Wonder & Enchantment ”(2009)を読む。 二十世紀の児童文学ファンタジーの諸相をHistory,Idea,Place,Pattern,Characterなどの角度から、広く振り返る。細かなジャンル分類も、いま改めて新鮮である。 本書を分担して読みながら、章ごとにまとめてゆく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション 第2回:テクストの分担を決める。 第3回:テクストの読解と発表① 第4回:テクストの読解と発表② 第5回:テクストの読解と発表③ 第6回:テクストの読解と発表④ 第7回:テクストの読解と発表⑤ 第8回:テクストの読解と発表⑥ 第9回:テクストに取り上げられている関連作品を読む。① 第10回:テクストに取り上げられている関連作品を読む。② 第11回:テクストに取り上げられている映像作品を見る。① 第12回:テクストに取り上げられている映像作品を見る。② 第13回:CGやデジタルアートのもたらしたもの 第14回:新しいエンターテイメントとしてのファンタジーを考える。映像化のみならず、舞台化、歌舞伎化、テーマパーク化など。 第15回:まとめ 第16回:後期へのイントロダクション 第17回:テクストの読解と発表① 第18回:テクストの読解と発表② 第19回:テクストの読解と発表③ 第20回:テクストの読解と発表④ 第21回:テクストの読解と発表⑤ 第22回:テクストの読解と発表⑥ 第23回:テクストの読解と発表⑦ 第24回:テクストの読解と発表⑧ 第25回:テクストの読解と発表⑨ 第26回:テクストに取り上げられている関連作品を読む① 第27回:テクストに取り上げられている関連作品を読む② 第28回:テクストに取り上げられている映像作品を見る① 第29回:テクストに取り上げられている映像作品を見る② 第30回:予備日 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
テクストに取り上げられている作品の箇所、また参考文献については、担当の学生以外も目を通してほしい。予習としては、次週で取り上げる部分をざっと読んでくること(1時間ほど)と、復習として当日の発表が終わったあとで、紹介されている作品の中で、気になるものを読む(1時間ほど)ことが望ましい。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】2023年度前期はPDFに読みこみ、提示する予定である。 【参考書】『ファンタジーを読む 『指輪物語』から『ハリー・ポッター』へ、そしてネオファンタジーへ』」(井辻朱美、青土社、2019 ) また、学生の担当部分に応じて、そのつど紹介する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 発表およびその際の資料(40%)、レポート(40%)、平常時の意見発表・質疑などへの参加態度(20%)を合わせ60%以上を合格とする。 【評価基準】 発表に際して個人の研究テーマに絡めた読み込みを期待したい。 *通年科目なので、後期の全員の発表をまって評価としたい。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |