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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 児童文学研究法/Children's Literature (Research Methods)
担当教員(所属)/Instructor 井辻 朱美 (人間総合学部児童文化学科)
授業科目区分/Category 博士 児童文学専攻専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 木/THU 1
対象所属/Eligible Faculty 大学院文学研究科博士課程(後期)児童文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Children's Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年
単位数/Credits 4
副題
/SubTitle
多様な論考に触れ、その視野を経験する。
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
現代の児童文学文化におけるさまざまの作品、また現象を解析するためには、テクストの理論のみならず、ジェンダー論、映像論を初めとする多くのツールが必要である。それらになるべく多く触れることで、自分の研究対象に切り込む角度を見直し、論考を立体的にすることを目標としたい。
授業概要
/Course description
受講する学生の興味、専門に応答することを考えている。現在のところ、たとえば以下のようなジャンルを取り上げてゆくことを考えているが、さらに新しいものを含め、希望に応じる。
 特に、アニメ含む映画、舞台などへの展開による原作の変容(アダプテーション)も、今後、視野に入れていきたい。

以下のような文献を参考にあげてみるが、2020年以降のさらに新しいものに注目していきたい。
『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか アニメーションの表現史』(細馬宏通、新潮選書、2013)
『イメージの進行形』(渡邉大輔 人文書院、2012)
『文学とアダプテーション』(小川公代・村田真一 吉村和明 春風社、2017)
『少女と魔法 ガールヒーローはいかに受容されたのか』(須川亜紀子 NTT出版、2013)
『視覚文化「超」講義』(石岡良治 フィルムアート社、2014)
『コンテンツ批評に未来はあるか』(波戸岡景太 水声社、2011)
『人が観た夢 ロボットの来た道』(菅野重樹、JIPMソリューション、2011)
『人と芸術とアンドロイド 私はなぜロボットを作るのか』(石黒浩、日本評論社、2012)
『日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性』(東浩紀編、NHK出版、2010)
『ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために』(大橋崇行,笠間書院、 2014)
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:イントロダクションと授業の狙い
第2回:取り上げる本の順番・選択
第3回:1冊目あるいは1論考・学生による発表①
第4回:②それについての討論
第5回:③類書や歴史的視野への目配り
第6回:2冊目・学生による発表①
第7回:②それについての討論
第8回:③類書や歴史的視野への目配り
第9回:予備日
第10回:3冊目・学生による発表①
第11回:②それについての討論
第12回:③類書や歴史的視野への目配り
第13回:学生の提案による「作品」の読解①
第14回:②
第15回:③
第16回:後期最初のイントロダクション
第17回:4冊目・学生による発表①
第18回:②それについての討論
第19回:③類書や歴史的視野への目配り
第20回:5冊目・学生による発表①
第21回:②それについての討論
第22回:③類書や歴史的視野への目配り
第23回:予備日
第24回:このあたりからは学生各々の提案による本の講読①
第25回:討論など
第26回:討論など
第27回:討論など
第28回:討論など
第29回:年間のまとめ
第30回:予備日
準備学習・履修上の注意
/Notices
特にないが、自主的な取り組みを求めたい。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】



【参考書】
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】レポートによる。



【評価基準】学生各々の関心をなるべく深く掘り下げたものを期待する。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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