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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 研究指導/Dissertation Guidance
担当教員(所属)/Instructor 島﨑 里子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 博士 言語・文学専攻専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 外/OTR
対象所属/Eligible Faculty 大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年
単位数/Credits 2
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
学会における口頭発表や、投稿論文の書き方、そして最新の研究動向の把握など、研究者として必要な資質の育成を目指す。
授業概要
/Course description
ディプロマ・ポリシーには以下のような論⽂の審査基準が 明記されており、これに適う研究及び論⽂作成を⽬指し、定期的に指導を行う。 
1)当該学界に学術上の寄与がなされるものであること。
2)先行研究の取り扱いが適切であること。
3)資料の取り扱いが適切であること。
4)論理的構成をとり、正確な記述であること。
5)研究が倫理的に適切であること。

論文執筆の準備段階として、テーマの設定、先行研究の巨視的なレビュー、必要な作業の絞り込みなどの見通しを得たうえで、資料ならびに先行研究の綿密な調査・読み込みを開始し、論文の一部を実際に執筆してみる。ここまでの作業をおよそ1年間、授業にして30回分を目安に完了する。2年目以降の履修者は、月に一度程度の面接指導で、研究の進捗状況を確認し、問題点を指摘し、疑問点をともに解決することで、論文を完成に導く。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
上述のとおり、研究計画の策定と研究基礎力の育成を終えた段階で、面接指導に移行する、以下は研究基礎力の育成までの手順を、30回分に分けて記したものである。

第1回:関心のある領域における研究の現状の調査(1)
第2回:関心のある領域における研究の現状の調査(2)
第3回:書誌の作成方法について(1)
第4回:書誌の作成方法について(2)
第5回:資料の収集について
第6回:書誌の作成(1)
第7回:書誌の作成(2)
第8回:書誌の作成(3)
第9回:書誌の作成(4)
第10回:関心領域の限定と先行研究の巨視的レビュー(1)
第11回:関心領域の限定と先行研究の巨視的レビュー(2)
第12回:博士論文のテーマの設定(1)
第13回:博士論文のテーマの設定(2)
第14回:研究計画の策定(1)
第15回:研究計画の策定(2)
第16回:予備的小論文の調査・執筆計画策定
第17回:資料調査と先行研究読解と報告(1)
第18回:資料調査と先行研究読解と報告(2)
第19回:資料調査と先行研究読解と報告(3)
第20回:資料調査と先行研究読解と報告(4)
第21回:小論文執筆の注意事項の確認
第22回:資料調査と先行研究読解と報告(5)
第23回:資料調査と先行研究読解と報告(6)
第24回:小論文草稿の検討(1)
第25回:小論文草稿の検討(2)
第26回:小論文の修正(1)
第27回:小論文の修正(2)
第28回:研究発表の予行
第29回:研究発表
第30回:まとめと今後の研究計画

「研究発表の予行」(28回)ならびに「研究発表」(29回)の時期は変更の可能性がある。その場合は、他の作業と順序を入れ替える。
準備学習・履修上の注意
/Notices
指導を受ける際には、事前に質問内容(問題点)を整理しておくこと。
なお、以上は標準的な研究計画であり、学生の必要に応じて適宜変更する。
各回について授業外での学習は2時間程度を想定している。ただしこれは面接の準備等に直接要する時間であり、博士課程(後期)の学生である以上、自らの研究が生活の中心となることはいうまでもない。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
特になし。

【参考書】
特になし。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
発表内容、提出物及び平常点による。

【評価基準】
「授業概要」の項に記した、論文の審査基準を満たした研究を行えているかを評価する。

【課題に対するフィードバックの方法】
提出された課題や論文草稿等すべてについて、面接やメールなどでともに検討を行う。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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