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【報告】ワークショップで学ぶ「難民」

2019年6月18日

「難民」って、どのようなことだろう?
遠い国の話のようだけど、日本はどのように取り組んでいるのだろう?


2019年6月18日(火)、国際交流活動団体Cosmopolite(コスモポリット)の難民グループが、
「難民」についてのワークショップを行いました。同グループは、毎年、難民の故郷の味を学食で伝えるプロジェクトM4R(Meal for Refugees)」を開催しています。「M4R(Meal for Refugees)」とは、認定NPO法人難民支援協会(※)が日本で暮らす難民と共に作ったレシピ本『海を渡った故郷の味』から生まれた社会貢献プロジェクトで、日本に逃れてきた難民の家庭料理を学食のメニューとして導入し、食べることを通じて難民を知ってもらうことを目的として活動しています。1食あたり20円が寄付として難民支援協会を通して難民の支援に活用されます。
M4Rは、授業で国内の難民問題を知った大学生が「より多くの学生にこの現状を知ってほしい」と仲間を集めて活動をスタートさせたもので、学生食堂との交渉や学内の広報活動、難民に関する勉強会など、導入までの活動はすべて学生が主体となって行われています。

イベントに集まった学生たちは、国内における難民の現状について学び、ワークショップを通してそれぞれが感じたことや考えたことを分かち合いました。参加学生からは、漠然としたイメージであった難民の方たちのことが、より具体的に身近な存在に感じられるようになったなどのコメントが寄せられました。

  

  

~~ ご一緒に、「M4R(Meal for Refugees)」を、企画・運営しませんか? ~~
今年も、12月10日世界人権デーに併せて12月に「M4R(Meal for Refugees)」を実施予定です。
その企画・運営に興味のある学生、また、難民についてもっと学びたい学生は、国際交流オフィス(1号館1階)までお問い合わせください。学部学科に関わらず、どなたでも(院生でも)参加可能ですので、少しでも興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。

認定NPO法人難民支援協会(※)とは、

日本に逃れてきた難民が保護されるために、難民保護の専門集団として、難民一人ひとりの来日直後から自立に至るまでの道のりに寄り添います。
そして、難民を受け入れられる社会を目指し、個人、地域、企業、政府など、社会を構成する人たちに働きかけます。

「難民」と「社会」。私たちは、よりよい難民受け入れを目指し、それぞれに対して向き合います。
難民支援協会ホームページより)

問い合わせ先:国際交流オフィス(1号館1階) / Email:kokusai@shirayuri.ac.jp

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