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【報告】2021年度「学生活動に関する顕彰制度」の表彰式が 執り行われました

2022年1月31日

 2022131日、2021年度学生活動に関する顕彰制度の表彰式が行なわれました。本制度は本学の学生又は本学学生で組織する団体が、その活動分野において他の模範となる成績を収め、又は貢献をした場合、それが学生や団体並びに本学の栄誉となるものについて顕彰する制度で、学長賞と学生活動奨励賞の二つがあります。2021年度は学生就職委員会内での応募書類の審査、対象者へのヒアリングなどを経て、以下4件の学生活動奨励賞授与が決定いたしました。

 

<学生活動奨励賞>

篠崎 真優(人間総合学部 児童文化学科3年)
・「コロナ禍におけるクラブ活動の継続と手話技能検定での合格者輩出」
コロナ禍においてクラブの活動方法を工夫し、過去の自身の手話技能検定受験経験を活かして外部講師の代わりを務め、下級生への指導・テキスト作成を行う。目標であった手話技能検定試験に3級2名・4級1名・5級1名の計4名の合格者を輩出し、後輩たちへの指導にあたりながら、自身でも3級を取得。コロナ禍以降のクラブ活動の新しい可能性を示す取り組みであり、事実上休止状態に追いこまれていたクラブ活動を活性化させた熱意と努力、およびその成果を総合的に評価。今後も活動が継続され、さらなる成果が挙げられるよう期待し、学生活動奨励賞を授与。


手塚 由梨奈(文学部 英語英文学科2年)、大倉 桃香(文学部 英語英文学科1年)、
小川 奈々子(文学部 英語英文学科1年)
・「日本国際観光学会主催第25回全国大会動画発表会でのアトラクティブアワード賞受賞」
日本国際観光学会主催の第25回全国大会動画発表会において、ホスピタリティマネジメントプログラムの一環として、白百合女子大学チームとして参加。学内選考を通過した学年の異なるメンバーで、英語英文学科の学生ならではの視点でコロナ禍の観光業について取材・分析を行い、「安心・安全、分散、独自性」の3つの要素に着目して英語でのPV動画を作成し発表。全国大会において参加9校中実質2番目の評価となるアトラクティブアワード賞を受賞した。今後も積極的な学びへの取り組みを期待し、学生活動奨励賞を授与。


孔 阳新照(大学院博士課程 児童文学専攻3年)
・「中国での日本児童文学作品の翻訳出版と自作絵本の出版」
出版社の依頼に応えて『まどみちお童謡絵本』シリーズを始めとする日本の優れた児童文学を翻訳し、中国国内で既に30冊を超える作品が出版されている。自ら創作活動も行ってきたが、このたび出版された絵本『不要和糯米団捉迷蔵』(文:孔阳新照、絵:谷米)(※意訳「もち団子とかくれんぼしないで」)には、本学博士課程所属との記載もあり、大学の名誉を高めるものであると評価。また今後、中国の出版社との間で契約が成立している11冊の創作絵本が順次出版される予定もあり、海外・アジア地域での児童文学分野の学術発展に貢献する業績と判断。今後のさらなる活躍を期待し、学生活動奨励賞を授与。



孔 阳新照(大学院博士課程 児童文学専攻3年)
・「日本の児童文学作家作品の翻訳と中国の子どもたちに挿絵をつけてもらう取り組み」
日本児童文学作家、木村研さん・原正和さんとの共同プロジェクト。創作作品中の27編を中国語に翻訳し、その作品にふさわしい挿絵を中国の子どもたちから募集。応募総数約550点の中から50点厳選し、デジタル絵本として無料公開を行った。自らアイディアを出し、作者から許可を得て、積極的に取り組んだ姿勢と功績を評価。コロナ禍で外出できない日本や中国の子どもたちへの国際的プロジェクトの一翼を担った。今後も日中交流の架け橋となるようなプロジェクトが継続されることを期待し、学生活動奨励賞を授与。

受賞されたみなさんの今後の更なる活躍を期待するとともに、コロナ禍ではありますが、2022年度も本学学生が充実した学生生活を送れるよう願っています。そして、顕彰制度への多数の応募をお待ちしております。

                                学生支援部 学生生活課

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