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【報告】白百合学園高等学校との高大連携オンライン講義「フランスを発見しよう!」を実施

2021年10月20日

本学園の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会は、17世紀末のフランスを発祥としており、今年で創立325周年を迎えます。
我が国におけるその教育活動では、「フランス語」教育を学園の伝統として受け継ぎ、本学においては語学のみならず、フランスを中心に広く欧州の文学・文化の学びを深める教育プログラムを発展させ、今日に至っています。

フランス語フランス文学科では、その学びの楽しさを広げる試みとして、高大連携プログラム「フランスを発見しよう!A la découverte de la France!」をスタートさせており、今回、第一弾として、白百合学園高等学校との高大連携オンライン講義「ユゴー『レ・ミゼラブル』と革命の街パリ」を開催しました。


 




当日は、高校1年生から3年生の希望者、計52名が参加。ユゴーの名作『レ・ミゼラブル』を通して、革命の街パリと物語との関わりはもちろん、キリスト教、産業革命、当時の女性の暮らし、1832年のバリケード戦など同時代の社会状況や歴史について触れていくことで、物語を多角的に読み解く方法を楽しみました。



講義後の意見交換では、「産業や政治の変革期にどのような行動を取るべきであったか」「同時代には他にどのような文学作品があったか」「現在のフランスにおけるデモやストと革命の関係は」など、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。

(フランス語フランス文学科研究室)


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