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2022年度前期の授業・行事等の実施方針について

2021年12月13日

 在学生、入学予定者、保護者の皆さま  

 

           白百合女子大学
学長 髙山貞美

新型コロナウイルスの影響下での暮らしも、まもなく3年目に突入しようとしており、なかなか収束の兆しが見えないことに疲労を感じている方も少なくないことと思います。

日本の新規感染者数が秋以降急速に減少したことにより、本学でも後期開始の2週間後より「面接(対面)授業を基本」とした授業運営を行っております。また、クラブ活動や白百合祭、スピーチコンテストの実施など、感染対策を徹底し、ICTも活用しながら様々な活動ができるようになってきました。先日も中庭のヒマラヤ杉に2年ぶりに灯されたクリスマスイルミネーションを学生・教職員で囲み、感謝の気持ちを分かち合いました。心の通い合う少人数教育を大切に考えている本学といたしましては、コロナ以前のキャンパス内の活気を徐々に取り戻すことができているように感じられ、これも皆さまのご理解・ご協力の賜物と、心より御礼申し上げます。

2022年度前期も、2021年度後期と同様に面接授業を基本方針としたいと考えております。教室の収容人数は引き続き2/3程度に抑え、一部の履修者数の多い授業は遠隔授業といたしますが、これまで培った遠隔授業のノウハウを活用しながら、魅力的な授業を提供できるよう努めてまいります。また2022年度からは海外留学、交換留学の再開も予定しております。諸外国の中には再び感染拡大傾向にあるところも散見され、新たな変異ウイルス「オミクロン株」が急速に世界中に広がりつつあるなど不確定要素もありますが、油断することなく感染対策を徹底しながら、できることを見極めて取り組んでまいりたいと存じます。2021年度末の学位記授与式、2022年度の入学式は、学部ごとに午前・午後に分散して学生・教職員のみで実施いたします。保護者の皆さまには心苦しい限りですが、映像の視聴をご案内させていただく予定です。感染状況によっては予定を変更する場合もございます。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

本学では、創立60周年を迎える2025年に向けて、「他者に寄り添い、誠実に行動する」を基本精神に据えて、建学の精神を実質化するための教育の質の向上、学生の視点に立った教育環境の整備・支援体制の構築、広報活動の強化、等に注力しつつ選ばれる大学としてミッション系大学にふさわしい社会的責務を果たしてまいりたいと存じます。

皆さまのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


本件についての問合せ先
事務局長室 03-3326-1062

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