学びの内容

「サクラサク」合格おめでとうございます

2022年3月9日

 2022年度入試合格者の皆様、おめでとうございます。学科を代表して皆さんの入学を心から歓迎いたします。

 初等教育学科は教師養成・保育者養成を主な目的とする学科ですから、皆さんそれぞれに、小学校の先生になりたい、幼稚園や保育園の先生になりたいと希望して、選んでくださったことと思います。コロナの状況下で教師や保育者という仕事が社会にとっていかに重要であるかが改めて明確になりましたが、子どもたちの成長を見守り、社会と関わって生きていく力を養うことができるような、教師や保育者としての力量の基礎を4年間の学修のなかで身につけていっていただきたいと思います。
 もちろん、子どもの教育・保育に関わる仕事は学校や園以外でもなされているわけですから、大学で学ばれるうちに教師や保育者以外の道を目指される方も出てきて当然です。学科で学ばれたことを社会でどのように活かしていってくださるか、それぞれの方の生き方を後押ししていきたいと思います。幸い、初等教育学科で学ぶ事柄は子どもの生活のあらゆる面に亘っていますから、カバーしている学問領域も幅が広いです。子どもに関する学びを通じて人間についての理解を深め、教育や保育に関する学びを通して社会について考えていくのも面白いと思います。そしてこのような考察は、教師や保育者を目指す方にとっても意義深いものになるでしょう。
 
 入学・入園の時期は桜の季節でもあります(写真のように、本学はまだ遅い梅の季節です)。
今年もソメイヨシノは3月中に満開になるようですが、キャンパスではヤエザクラやサトザクラなども咲き誇ります。皆さんの満開の笑顔に接する日を心待ちにしております。どうか白百合女子大学で多様な花を咲かせてください。

初等教育学科学科長 宮下 孝広                                                                                              
                                                                                                                                 
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