学びの内容

【報告】りすぶらん・あんふぁん 触れる感じる造形×食育(11月17日水曜日開催)

2021年11月18日

日時:2021年11月17日(水)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科の学生たちと准教授 椎橋げんき


 白百合子育て支援ルーム ”りすぶらん・あんふぁん“では1〜2歳児を対象とした「触れる感じる造形×食育」を行いました。今回、対面で行いましたが新型コロナウイルス感染予防のため、参加者に人数制限を設け、抽選で7組(1組欠席)のお子様と保護者の方々に体験していただきました。体験活動としては野菜をちぎったり、裂いたりするのを遊び感覚で行うことになります。

 最初は慣れない部屋で不安そうに保護者の近くにいる子ども達でしたが、絵本や学生スタッフとの関わりから少しずつ周りを見渡しリラックスした様子が伺えたところで、今回使用する野菜を配りました。
なかなか触れようとしないお子様や食べ始めるお子様、保護者と関わりながら野菜に関わるお子様など、それぞれ違った反応を見受けることができました。徐々に野菜触れ、野菜それぞれの特徴を子ども自身が感じ、玉ねぎは「むく」、レタスは「はがす」、エノキダケは「さく」など、手先の使い方を工夫し関わっていました。

 この時期の子ども達は「壊す」ことをよくします。これは何かを「つくる」前に、物などを確かめる大切な行為になります。ただ、ご家庭などでは壊されてしまうと困るものや口に入れてしまった時の安全性に不安を感じることが、この時期の育児にはつきものかと思います。そこで、今回は普段ご家庭でも準備ができ、口に入れて食べても安心な野菜を使用しました。野菜であれば、壊しても調理すれば食べることができます。絵本などでは伝わらない、湿度や質感、匂い(部屋が野菜の匂いに包まれていました)をたくさん感じ、集中する姿も見受けることができました。普段、青野菜が苦手というお子様も、青野菜と楽しく関わっている様子が見られました。
 最後はご家庭で「食」につなげてられるように袋やタッパーに「ないな〜い」をして、お持ち帰りいただきました。

        
 
        
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