学びの内容

2022年度「心理学研究法Ⅱ」授業風景:福祉現場の課題解決にチャレンジしています!!(堀口ゼミ)

2022年10月13日

  堀口ゼミでは、はくさん児童家庭支援センター(川崎市麻生区)に御協力いただき、学生が福祉現場の課題解決策を立案するというチャレンジを行っています。3年次の心理学研究法Ⅱの授業で、職員の方が感じている現場の課題について説明していただき、学生が自分たちで現場のことを調べ、アイデアを出しあって、解決策を立案し、プレゼンテーションを行いました。

 今回は実際のグループワークに参加させていただくことを通して「自分たちの立案し、プレゼンした解決策が現実的だったのか」など、現場での支援の実際を肌で感じさせていただきました。


参加前のミーティングの様子です。

 グループワークでは、職員の方の進行で、お子さんたちと一緒に学生の立案した「たとえゲーム」を実際に行ってみました。「自分を色に例えると何色か」を自分で考え、他のメンバーからも「○○くんといえば水色」などと考えてもらうゲームで、お子さんたちは、自分で考えた色と同じ色を他の人が言ってくれるとうれしそうな表情をみせてくれました。職員の方々からも、「いつも見せない様子が見られてよかった」といった感想をいただきました。


学生が立案した「たとえゲーム」の内容です。

 学生が立案した企画が現場でも役に立つ可能性を実感でき、今回の取り組みが、学生にとって「社会とのつながり」を感じられる経験になったと感じることができました。これからも「大学での発達心理学の学びと社会とのつながり」を大切にしたゼミ活動をしていきたいなと思いました。

 ご協力いただいた職員のみなさま。ありがとうございました!!
堀口康太

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