学びの内容

【報告】りすぶらん・あんふぁん みんなでいっしょに“げきあそび”~もり~(6/29)

2023年7月10日

日時:2023年6月29日(木)10:30~11:30
会場:パウロ館
担当:発達心理学科の学生たちとせんがわ劇場DELメンバーと助教沓名桂子

 6月29日(木)に、せんがわ劇場のみなさんとのコラボ企画、みんなでいっしょに“げきあそび”~もり~が開催されました。発達心理学科の学生24名と発達心理学専攻大学院生6名も学生スタッフとして運営し、沓名助教(発達心理学科教員)が企画趣旨をお伝えしてから、石田律子氏(せんがわ劇場)によるげきあそびが始まりました。
 げきあそびのストーリーは、「葉っぱ君の住む森から色が無くなって葉っぱが真っ白になっちゃった!川を越えて森に入り、みんなで葉っぱに色を付けて、森に色を取り戻す旅に出かけよう。」というものでした。

① 葉っぱ君の旅のはじまり

 0歳から3歳のお子さんとご家族、計8組がご参加くださいました。受付から学生スタッフがお出迎えし、会場に隠れている白い葉っぱを探し出す遊びを楽しんだり、げきあそびが始まると学生スタッフが作る川(スズランテープに白い葉っぱをつけたもの)を飛び越えたりくぐったり、川が電車になってみんなで連なって会場を歩いたり、子どもたちもあっという間に森の世界に入り込んでいました。

② スズランテープの川

 白い葉っぱが集まってからは制作タイム! 学生スタッフがお手伝いをして、クレヨンや手形スタンプ、シールやテープ、折り紙などたくさんの素材を思い思いに使って、自分だけの葉っぱ君を制作しました。さっきまで川遊びではしゃいでいた子どもたちが夢中になって制作を始めると、会場全体が落ち着いた雰囲気になりました。

③ 葉っぱの制作

 制作が終わる頃には、段ボールの大きな木がお待ちかね。葉っぱ君もたくさんの色を付けてもらって、おしゃれなメガネをかけて喜んでいました。みんなで作った葉っぱを木に取り付けてあげると、森に色が戻ってきて安心した葉っぱ君はまた次の旅に出かけました。

④ おしゃれになった葉っぱ君

 心理学実験Ⅰの授業の一環としても位置づいている本企画は、学生による「観察」レポートの題材としても大変貴重で有意義な時間となりました。ほとんどの学生が乳幼児と関わるのが初めてな中、事前準備でたくさんの話し合いを重ね、どのようにかかわりながらどんな視点で親子の様子を観察するか、学びの多い機会となったようでした。ご参加いただいたご家族のみなさま、誠に有難うございました。
沓名 桂子
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