学びの内容

【報告】りすぶらん・あんふぁん みんなでいっしょに”げきあそび”~宇宙(そら)~(7/20)

2023年8月2日

日時:2023年7月20日(木)10:30~11:30
会場:パウロ館
担当:発達心理学科の学生たちとせんがわ劇場DELメンバーと助教沓名桂子

 7月20日(木)に、せんがわ劇場のみなさんとのコラボ企画、みんなでいっしょに“げきあそび”~宇宙(そら)~が開催されました。発達心理学科の学生25名と発達心理学専攻大学院生6名も学生スタッフとして運営し、沓名助教(発達心理学科教員)が企画趣旨をお伝えしてから、松田文氏(せんがわ劇場)によるげきあそびが始まりました。
げきあそびのストーリーは、「絵本の主人公パコームと一緒に宇宙に行って、文字パネルと伝言ロープを使って宇宙人と交信して、願い事カードに書いたお願い事を叶える旅をしよう。」というものでした。

① 願い事カード作り
 
 0歳から3歳のお子さんとご家族、計10組がご参加くださいました。門からの誘導や受付で学生スタッフがお出迎えし、げきあそびが始まってからはきらきらのシールで飾った願い事カードをいっしょに書いたり、舞台の大きなスクリーンの読み聞かせを子どもたちと寄り添いながら鑑賞したり、絵本から出てきたパコーム(演:せんがわ劇場星氏)とおばけ体操を踊ったり、光る球をふわふわと子どもたちの周りに泳がせたり、伝言ロープを作って子どもたちと行進したり、いろいろな演出を作り出していました。会場はいつの間にか宇宙のとある星に来たかのように不思議な空間に。

 
② パコームと一緒にあそぼう          ③ 伝言ロープでゴールまで行進
 
 みんなが伝言ロープのゴールに到着して願い事を叶えると、パコームはまた次の星に旅に出ると言ってロケットに乗って行ってしまいました。ロケットが発射するときには会場が暗くなり、カラフルな星が映し出され、音楽や照明が大きく変わるときには、子どもたちが思わず光に触りたくて駆け出すほどでした。

④ カラフルな星にはしゃぐ子どもたち

 心理学実験Ⅰの授業の一環としても位置づいている本企画は、学生による「観察」レポートの題材としても大変貴重で有意義な時間となりました。ほとんどの学生が乳幼児と関わるのが初めてな中、事前準備でたくさんの話し合いを重ね、どのようにかかわりながらどんな視点で親子の様子を観察するか、学びの多い機会となったようでした。ご参加いただいたご家族のみなさま、誠に有難うございました。
沓名桂子

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