2023年度「修士論文中間発表会」授業風景

 　発達心理学専攻の修士論文の進捗を発表する修士論文中間発表会がオンラインにて開催されました。博士課程前期2年生14名がレジュメとスライド資料をもとに各15分発表を行い、その後約10分間は教員との質疑応答に臨みました。


　2023年2月に行われた構想発表会と比較すると、理論的背景、目的や仮説の明確化、方法論の妥当性の確認、収集したデータをどのように分析していくかといったように、修士論文の途中経過がいきいきとまとめられており、オンラインでもその熱量が感じられるほどでした。

　14名の研究テーマはどれ１つ重複することなく、自身の関心を深めて追究しようとする発表であり、教員との質疑応答でも興味深い・意義深い研究であるとのコメントが多かったことが印象的で、研究に関する議論も活発に展開されました。
　　
　大学院生の夏休みは、課題・実習・アルバイト・研究・就職活動…次々と押し寄せるタスクに目が回るほどでしょう。ある意味、こんなに充実した夏はもう来ないかもしれません！１つのテーマに長期間、向き合い続けることの大変さは、研究に取り組んだことのある誰もが共感するところですが、修士論文中間発表会という大きな節目を終え、残り半年の博士前期課程の生活を悔いなく走り抜けて完走されることを願っています。