学びの内容

【報告】クリスマスを楽しもう2023

2024年1月17日

 2023年12月、発達心理学会の有志主催による「クリスマスを楽しもう」を開催しました。
 このイベントは、毎年クリスマスの時期になると、地域のみなさまと一緒にクリスマスを楽しむことを目的として実施しています。今年も、子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」(未就園児とそのご家族対象)と、子ども達が楽しみながら学ぶ体験活動「エデュテイメント大学」(幼児期・児童期のお子さんとそのご家族対象)の2回に分けて行いました。
 各回、小さなペットボトルや空き缶など身近なものを使って楽器を作り、その後、クリスマスソングに併せて楽器を鳴らしたり、学生によるクリスマスの紙芝居の朗読を聞くひとときを持ちました。イベントの最後には、講師の先生から事前に「歌い聞かせ」の効果について学習した学生たちが、参加者のみなさまに向けて「歌い聞かせの効用」について解説しました。発達心理学科の授業での学びを基盤とし、さらに、学外の講師の方から専門的なご指導をいただいた上で開催することができました。
 主催した学生たちからは、「歌い聞かせの効果にさらに興味がわきました」「参加してくださった親子さんたちが、本学のクリスマスの雰囲気を楽しんでくださっており、私たちも嬉しくなりました」といった感想が聞かれました。「歌い聞かせの効果」について、みなさまも是非参考にしてみてください!

*歌い聞かせの効用*
 「歌には歌う側にも歌を聞く側にも双方に良い影響があると言われています。例えば、歌を歌ったり聞いたりすることで、お子さんは気持ちを表現できるようになりますし、気持ちを整理する力をつけることにもつながりますし、養育者の気持ちを安定させる効果もあります。歌いかけることの効果はお子さんの年齢によっても変わります。小学生のお子さんであれば、歌の歌詞を自分の好きなようにアレンジしたり、リズムを変えて楽しむことができるので、歌が自分の気持ちや考えを表現する、自己表現の手段となります。ぜひ歌を通したお子さんの『自己表現』を一緒に楽しんで、お子さんと養育者の方が気持ちを分かち合う体験を日常生活の中で意識しながら、取り入れていただければと思います。」
(発達心理学科 発達心理学会幹事一同)


クリスマスを楽しもう@りすぶらん・あんふぁん 12/13


クリスマスを楽しもう@エデュテイメント大学 12/17
 
 
 
 
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