学びの内容

【報告】7月16日オープンキャンパスにて模擬授業が行われました

2022年7月20日

7月16日土曜日、6月の第1回目に引き続き、2回目のオープンキャンパスが開催されました。
雨の中ご来場いただきありがとうございました。

英語英文学科で行われたメインイベントのひとつである模擬授業をご紹介いたします。

「ジェンダーについて」Pink or Blue? Gender in Our Lives
担当:ジョンソン エイドリエン先生

 

今回は国際社会・文化コースから「ジェンダーについて」の模擬授業です。
ジェンダー(性別)って、何でしょうか?
とても単純のようで、実はとても複雑な意味を持つ問いかけです。

ここに、青いガウンをきた赤ちゃんと、ピンクのガウンを着た赤ちゃんの写真があります。
どちらが女の子で、どちらが男の子の赤ちゃんだと思いますか?
今回授業に出席してくださったほぼ100%の皆さんが、ピンクのガウンを着ている赤ちゃんが女の子。ブルーを着ているのが男の子、と回答しました。
興味深いですね。ちなみに白百合女子大学のスクールカラーはブルーです。

次は、100年以上前の子供の肖像画をみてみましょう。ピンクのドレスを着て、ブーツをはいています。
この肖像画の子供は女の子でしょうか?男の子でしょうか?

実はこのピンクのドレスの肖像画は・・・・

男の子だったのです。

その昔、ピンク色は強さの象徴であり、青い色は、繊細で華奢なイメージを表していたそうです。

色はジェンダーを考える時の一例ですが、それも時代によって変わります。
女性、男性、女子、男子を考える時、その考えはジェンダーロールと関係してきます。
ジェンターロールとは、社会が人々に期待する、性別に基づいた行動、感情、振る舞いのことです。

現代の日本におけるジェンダーロールは私たちの生活にどのように影響しているでしょうか?

ぜひ、毎日の生活の中で、ピンクとブルーだけでなく、仕事、ふるまい、動作、言葉、いろいろな観点からジェンダーを考えてみてください。
そしてその個々の視点を、白百合女子大学文学部英語英文学科で学び深めてみませんか?

文学部英語英文学科
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