学びの内容

「学科とキャリア」シリーズ:フランス語を使うお仕事

2024年1月31日

今回は、卒業後、日系の営業職を経て、その後在日フランス商工会議所で勤務してらっしゃる大越香里さんからお話を伺いました。

Q :現在は、どのようなお仕事されていますか?

私は今、一般社団法人在日フランス商工会議所で、総務・経理部に所属しています。経理部の仕事がメインなのですが、定期的に500人規模などの大きなイベントがあるので、その時は現場に行って、受付や案内などのイベントお手伝いもしています。

Q :職場では日本語とフランス語のどちらを使っているのですか?

公用語はフランス語です。全員フランス語を話すので、主にフランス語でやり取りをしますが、日本人同士だけのときは日本語で話しています。職場ではフランス人もいるのですが、スイス育ちやモナコの方もいたりと、様々なバックグラウンドの方がいるので、日々面白い発見が多いです。


Q :大学時代の夢、そして最初に就職した時のことを教えてください。

私はもともと航空業界に憧れていて、ずっと客室乗務員になりたいと思っていました。また4年生のときにフランスに初めて旅行に行き、ホームステイも経験して、フランス語でのコミュニケーションが楽しいという強い思いを持ちました。実際の就職では、Uターン就職をして日系の企業で営業職に就きました。ただ、フランス語を通した人との関わり合いが忘れられず、3年半勤めたのですが、その後に再度渡仏をしたという形です。

在日フランス商工会議所のウーマン・イン・ビジネス研修の様子

Q :在学生のみなさんへのメッセージをお願いします。

私はフランス文化を通じて、日本の教育だけでは得られなかった視点を自分の中に取り込むことができたと思っています。フランス語という言語を取り入れることで、出会える人も、得られる情報も、自分の人生の幅も、格段に広がったと思っています。ベースの学びが、その先の人生を大きく変える可能性があると思いますので、ぜひ先の人生を豊かにできる大学生活を過ごしていただきたいと思います。


大越香里さん、どうもありがとうございました。

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