学びの内容

【報告】「入門・やさしい日本語」講演会について

2021年7月22日

7月6日(火)国語国文学科 武田加奈子先生の「異文化とコミュニケーション」の授業において、
講師に吉開章さんをお招きし、「入門・やさしい日本語」の講演会が行われました。
なぜ今「やさしい日本語」が必要なのか、「やさしい日本語」とはどういうものか、
その作り方など丁寧にお話ししてくださいました。

講演の中では、実際に日本の生活の中で使用している文を「やさしい日本語」に
置き換える練習もあり参加者は意欲的に取り組んでいました。
また「やさしい日本語」は、外国人だけではなく、ろう者や車椅子利用者など日本語の理解やコミュニケーションになんらかの困難を抱えている人、
すべての人に対し、配慮した日本語表現であることをお話しくださり、参加者は学ぶことの多い講演会となったようです。

以下、参加した学生の感想(一部抜粋)
●私は日本語母語話者でないと判断した時に英語を使えばいいと思っていました。
 しかし今回の講演を聴いて、やさしい日本語で話す方がいいことを学びました。
 相手に伝わりやすいようにと気を利かせているつもりでしたが、逆に伝わりにくくなって
 しまうことを知りました。これからは、やさしい日本語を意識して話したいと思います。

●やさしい日本語は、日本語がわからない外国人のためだけではなく、日本語母語話者のためにも
 なると知りました。私は説明が長くなる傾向があり、要点がぼやける時があるので、やさしい日本語を
 普段から意識して、使いこなせるようにしたいです。

講演会の様子                                                                                  
    



    Page Top