学びの内容

【報告】オンライン・スクーリングを開催いたしました(その2)

2023年3月14日

2月16日(木)に行われたオンライン・スクーリングに参加されたみなさんからは、感想とともに質問もいただきました。解説授業を担当された先生にご回答いただきましたのでご紹介いたします。

まずは古典をご担当された平沢竜介先生への質問です。



Q,古典文学で読みやすい本はなんですか
 
A,古典文学で読みやすい本というのは難しいですが、『方丈記』、『竹取物語』、『伊勢物語」などが比較的読みやすい作品ではないでしょうか。説話文学作品も読みやすいものが多いと思います。
『源氏物語』は文章がかなり難しいのですが、現代語訳を見ながら苦労して読んでみると、表現された世界の素晴らしさに魅了されます。
 
Q,固定概念を変える事がとても難しいのですが、どうやって考えを改められるのか教えて頂きたいです。
 
A,確かに固定概念を変えるのは難しいことだと思いますが、作品を読む前にその作品に対する先入観を捨てて、作品の表現している世界をできるだけありのままに理解し、想像するようにしてみたらいかがでしょうか。
誰でも固定観念に捕らわれることはあると思いますが、とにかく作品とまっさらな気持ちで向き合おうとする姿勢が大事だと思います。

平沢先生からの回答は以上となります。

「固定概念にとらわれない」ことは、大学での学びでとても大切なことです。4月からの授業で身につけていただければと思います。
次回は現代文を担当された名木橋先生への質問・回答をご紹介します。


 
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