学びの内容

【OC報告】6月18日(日)オープンキャンパス報告 学科紹介・模擬授業について

2023年6月26日

6月18日(日)に今年度初めてのオープンキャンパスが開催されました。
これまで完全予約制を採用していましたが、今回は当日参加可能、プログラム予約不要だったため、より自由にキャンパスをご覧頂けたのではないかと思います。
 
国語国文学科のプログラムでは、学科紹介が10:45~、14:15~、16:00~の3回、模擬授業が11:35~、15:05~の2回行われました。
学科紹介では、1年次から4年次までの学びのイメージを図で紹介し、卒業論文を書くまでの道のりや、教員や職員、充実した施設による学びのサポートについてご説明いたしました。

後半には学生も登壇し、授業について、そこで培った力が日常・就職活動などでどう生かせたかについてなど具体的に紹介いたしました。
国語国文学科と関係の深い資格である「日本語教育副専攻」についても実習を終えた4年生からは、履修に至るきっかけや、「外国語」としての日本語を教えることの難しさ、それを超える面白さ、視野の広がりなど、どのような学びがあったのかを熱く語ってもらいました。
 
模擬授業①
古典文学「係り結びってなに?—係り結びを勉強すると何かいいことがあるの?—」
担当:室城秀之先生
古典語は現代語にはできない、何が疑問の対象なのかを端的に書き分けることができたと分かりました。受講者は、係り結びなどの文法事項を暗記ではなく、「理解をする」と古典語の便利さがわかると実感できたことと思います。登場人物の思いを正確に解釈でき、古典の文章の理解が深まると思えました。
 
模擬授業②
近代文学「中原中也の詩を読む 恋愛詩の方法」
担当:名木橋忠大先生
中原中也「時こそ今は……」という詩を扱いました。
まずは事前知識のない状態で作品を読みその印象を持ったうえで、中也の年表や人間関係、掲載された
雑誌等について丁寧に調べていきます。すると、最初とは違う作品の姿が立ち現れました。
「文学を研究する」ということについて学べる、貴重な時間でした。
  
  
 
次回オープンキャンパスは7月16日(日)に開催されます。
(事前予約をして頂くと入場がスムーズです。オープンキャンパス特設サイトよりご予約ください。)

当日の様子は国語国文学科公式Instagramでも紹介しています→こちらから
 
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