学びの内容

【報告】室城秀之先生ご退職記念講演会が行われました

2024年2月9日

1月29日(月)4限に室城秀之先生ご退職記念講演会がR9013にて行われ、「『女』の読み方—写本の『女』という漢字の読み方から解釈へ—」をテーマにお話いただきました。

 
『更級日記』の作者・菅原孝標女を「すがわらのたかすえの『むすめ』」と読むと高校で習って変な感じがしませんでしたか? という導入で始まった講義に、皆引き込まれていきました。
翻刻ではなく、写本の本文で古典作品を見ていくことで漢字の「女」の表記やその意味するところを探っていく過程はまさに「研究」であり、文学を学び研究する難しさと面白さを改めて知ることができました。




 
講演会の後は会場を移してささやかな謝恩パーティーを行いました。
本学で共に教鞭を取ってきた教員陣、共に学生と向き合ってきた職員や、ゼミや教職課程を学んだ卒業生の方々、また、学外からもたくさんの方々にお集まりいただき終始和やかな時間となりました。
40年間教壇に立ち、多くの出会いを振り返った室城先生の口から「幸せだったなあ」という言葉も漏れ、皆であたたかい気持ちを共有した素敵な時間でした。
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。



室城先生、長きにわたりご指導いただき、ありがとうございました。
当日の様子はInstagramにもアップする予定です。

国語国文学科公式Instagramはこちらから
 
 
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