教育の特色
一人ひとりを大切にする少人数教育
教員が学生一人ひとりの個性や理解度を把握し、きめ細かな指導を行う。それが白百合の少人数教育です。専門分野を着実に深める段階的な授業、議論やプレゼンテーションの機会が多い実践的な演習を通し、自分で学ぶ力、考える力を丁寧に育むことを重視しています。
生涯学習の視点に立った女性のライフ・デザインの支援
本学では卒業時の就職だけを重視したキャリア教育ではなく「女性として豊かな人生をおくる」ためのライフ・デザインを重視しています。女性の生き方を考える科目を数多く用意し、価値観の多様化に伴う社会の変動の中にあっても、しなやかに自分らしく生きていける力を養います。
他者や社会との関わりの支援
白百合が目指している学生像は、異文化や場所などの境界を軽々と越え、他とつながることのできる人。そして自分や他者、社会を知るとともに、現実に関わりながら変化や成長ができる人です。本学では、教育に携わる資格取得を通じ、人とのつながりを大切に社会で活躍する女性を育てます。
FD(授業改善)の取り組み
「よりよい学びのための学生懇話会(学部対象)」を開催(2020年後期)
遠隔授業や学修環境、コロナ禍での日常生活など、学生の率直な意見に耳を傾ける場として、2020年12月9日に「よりよい学びのための学生懇話会(学部対象)」をオンライン形式で行い、各学科から1~4年生14名が参加しました。3つのグループに分かれて、それぞれの立場から意見を交換し、最後に全体で話し合いの内容を共有しました。
遠隔授業については、慣れるまでは苦労したものの、前期と比べると授業の進め方や課題の量、学修環境などが改善されたと感じている学生が多いことがうかがえました。一方、施設利用やクラブ活動を含む学生間の交流の充実を求める声も挙げられており、白百合でのよりよい学びと学生生活を支えるための示唆を得る機会となりました。