白百合女子大学公開講座

百 年 の教養 と 百 年 の 幸 福 の た め に

白 百 合 女 子 大 学 学 長 田 畑 邦 治


   人生百年と言われる時代に入りました。私達人間は生物としての「ヒト」の時間を越えて、より豊かで持続性のある「人間」としての幸せと成長を願っています。しかし、文明の発展は必ずしも長い人生の指針を約束してくれません。いつかやって来るかもしれない様々な苦難や離別、病や死、あるいは瞬時に判断を下したり、解決しなければならない問題に遭遇したりするとき、助けとなるのは、真の「教養」です。教養は人生の飾りではなく、私達のいのちと精神を養い、希望の芽生えを促し、一生を支える基盤となるものです。
本学ではこれまでもミッションスクールとしての特性を生かした「宗教講座」を行なってきましたが、このたびより広く、人生の多様な側面に触れる「教養講座」を開講します。本学での長い経験と豊かな人生経験をお持ちの講師陣による六つの連続講座を準備しました。私達白百合女子大学では、これまでの伝統に根づきながら、新しい時代を前向きに生きる、自由で喜ばしい知恵を皆さんと分かち合いたいと願っております。
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受講資格

性別、学歴等にかかわらず、受講できます。


□■■ 公開講座特別イベント(無料) 

 

「隅田川今昔物語文学と長唄のまどい」

 

登壇者:      久保田淳先生(本学元教授・東京大学名誉教授、文化功労者)

        松永圭江先生(本学卒業生、長唄重要無形文化財総合認定保持者)


日時:6月1日(土)午後    詳細は本ページにて追ってお知らせします。
 場所:本学講堂
 申込: 参加希望者は、件名を「公開講座特別イベント参加希望」とし、お名前、電話番号とEメールアドレス(あれば)をEメールまたはFaxにてお申し込みください。Mail:
kokaikza@shirayuri.ac.jp Fax: 03-3326-5295
*近日中にWEB申込フォームもこのページ内に設ける予定です。



□■■ 
2019年度春期公開講座

臨床心理学 【10301200

「愛着(アタッチメント)理論と子育て」 /  繁多進先生(本学名誉教授) 

愛着理論はゆりかごから墓場までの生涯にわたって適用される理論である。赤ん坊は母性的人物との親密で継続的な相互作用を通して、その人物に健全な愛着を形成し、それが健全なパーソナリティの発達に結びつき、精神的に健康な人生を送る事ができる。反対にそのような相互作用が得られず、健全な愛着の発達が阻害された場合は、情緒障害や反社会的行動などのさまざまな問題に結び付く、という愛着理論は、今日の子育てにおいて無視する事のできないきわめて重要なものとなっている

 第一回--------「愛着理論の基礎

 第二回--------「愛着のパターンとワーキングモデル」

 第三回--------「愛着の発達と乳幼児期の子育て」

 第四回--------「乳幼児期に生じがちな問題行動と対処法」

 第五回--------「愛着の発達と児童期・思春期の子育て」

 第六回--------「児童期・思春期に生じがちな問題と対処法」

 

アメリカ文化トピック 【10301200

「トリビアから探るアメリカ文化」 / 土屋宏之先生(本学名誉教授)

 瑣末と思われるような事例を切り口としながら、アメリカ文化の大局の把握と疑問点の解明を達成目標とします。

 第一回------メルヴィルの小説『白鯨』の世俗的解釈

 第二回------『風と共に去りぬ』と張り合った3本の亜流映画

 第三回------合衆国憲法修正事項から透けて見えた歴史のねじれ

 第四回-----小説で繰り返し描かれる夫の長期不在

 第五回------映画に見られる「決闘」の文化とその多様性

 第六回-------歴代大統領の評価と格付け

 

アメリカ文学・翻訳 【10301200

文学作品の翻訳にチャレンジ! / 岩政伸治先生(本学教授)

『沈黙の春』で有名なレイチェル・カーソンのエッセイTheSenseof Wonderをテキストに使用し、翻訳理論を紹介しながら、作品を味読します。

第一回 レイチェル・カーソンとその作品の紹介

第二回 The Sense of Wonder(1)海の神との出会い

第三回 The Sense of Wonder(2)幽霊ガニ

第四回 The Sense of Wonder(3)カーソンの教育論

第五回 The Sense of Wonder(4)森の冒険

第六回 The Sense of Wonder(5)人間疎外への処方箋


近世文学芭蕉探究13001430

「芭蕉の作品を自筆で読む(二)」 / 田中善信先生(本学名誉教授)

  去年につづいて芭蕉の作品を彼の自筆資料でよみます。毎回用材を配布します。今回はじめて参加する人にも分る様に、変体仮名を読む為の知識を理解することから始めます。

 第一回-------芭蕉自筆資料により変体仮名の基礎知識を学ぶ。

 第二回-------芭蕉自筆の俳文を読む事で漢字のくずし字を学ぶ

 第三回-------芭蕉自筆の『野ざらし紀行』を読む

 第四回-------芭蕉自筆の『野ざらし紀行』を読む

 第五回--------芭蕉自筆の『おくのほそ道』を読む

 第六回--------芭蕉自筆の『おくのほそ道』を読む


フランス絵画探求 【13001430

「西洋絵画を読み解く」 / 上田欽一郎先生(本学名誉教授)

  フランスを中心に各様式の代表者と代表作を取り上げ、図像を見ながら〈沈黙の言語〉としての絵画を解釈する。

第一回---ルネサンス:ボッティチェッリ「ラ・ブリマヴェーラ(春)」、 ラファエッロ「美しき女庭師」、デューラー「自画像」

第二回---古典主義/ロココ〉;プッサン「自画像」、ラ・トゥール「大工の聖ヨセフ」、シャルダン「女家庭教師」

第三回---新古典主義/ロマン主義〉:ダヴィッド「ホラティウス兄弟の誓い」、アングル「泉」、ドラクロワ「キオス島の虐殺」、「アルジェの女たち」

第四回---写実主義/バルビゾン派〉:クールベ「出会い(今日は、クールベさん)」、「鱒」、コロー「モルトフォンテーヌの思い出」

第五回---印象派/ポスト印象派〉:マネ「エミール・ゾラの肖像」、ドガ「アプサント(カフェにて)」、ルノワール「シャルパンティエ夫人と子供たち」、セザンヌ「カード遊びをする2人の男たち」

第六回---象徴主義/野獣派/ダダイスム/超現実主義〉:モロー「出現」、マティス「会話」、デュシャン「階段をおりる裸体2」、マグリット「光の帝国」


近代文学・児童文学 【13001430

「宮沢賢治〈西域幻想からファンタジーへ〉賢治作品のトポロジー」 /  宮澤賢治先生(本学名誉教授)

 賢治作品のファンタジー作品の源、西域、花鳥童話、寓話からファンタジーや少年小説への道筋を地域と関連づけて学びましょう。

  第一回-----西域幻想の基礎「インドラの網」「マグノリアの木」

      「雁の童子」

  第二回------妖怪幻想の基礎「ペンネンネンネンネンネネムの伝記」

     「風の又三郎」

  第三回------寓話と賢治作品

  第四回------賢治ファンタジーの基礎と展開

  第五回------賢治作品紀行、盛岡の東と西

  第六回------賢治作品紀行、盛岡の南と北__


【日程】  4/27 (土)5/11(土)5/25(土)6/8(土)6/22(土)7/13(土)

【受講料】 1講座(全6回)につきセットで5000  *1講座1回のみ受講の場合1000

申込白百合女子大学事務局長室 担当:槌屋(月~金 10001700

Tel: 03-3326-1062 Fax: 03-3326-5295 Mail: kokai@shirayuri.ac.jp *お申し込みは当日受付も可能です


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