中学のときから英語が好きで、将来は英語圏の文化や歴史について学びたいと思ったことが白百合を志望した理由でした。実際に入学してみるとはじめは少人数制の授業が多いことに驚きましたが、今では月に1回、クラスのみんなで食事に行くこともあります。
課外活動では放送研究会に所属し、3年次にはクラブ連合の会長という、全クラブ・サークルを一つにまとめる大役を務めました。最初は推薦という形で役職に就きましたが、オリエンテーションやミーティングを繰り返すうちに、集団をまとめるという作業は「冷静に物事を見極める」力が試されていることに気づきました。いろいろと試行錯誤を重ねながらも、持ち前の「人に話す」力と、部活の仲間に支えられたおかげで困難を乗り越えられた気がします。
また、学業の部分では『3年セミナー・文学』に熱中しています。この授業ではソローの精神論やエコに関する考え方を学ぶことができ、卒業論文のテーマもソローについて執筆する予定です。
将来は、常に「自分が人にできることは何か」を問いかけながら、大学生活で培った奉仕と寛容の精神を生かせる職業に就きたいと考えています。
大学生活では、中学校や高校とは違ったさまざまな「出会い」の場があります。お互いに大学生としての自立心を持ちつつも、人のいろいろな部分を受け止めながら柔軟にコミュニケーションをとる力が求められます。その意味でも、大学で経験すること全てに意味があるので、ゆっくりと、一つひとつ吸収していってください。