私の夢は、自分の絵本を出版することです。白百合は、絵本制作ができて幼稚園教諭の免許も取得できるという、私にとっては理想の大学でした。絵本制作や翻訳の第一線で活躍している先生の授業を受けることができるのは魅力的な環境でもありました。『リサとガスパール』の翻訳をされている先生や、ぽっぺん先生シリーズの絵本を描かれている先生方が絵本制作を教えてくれる距離の近さに、はじめは驚きました。さまざまな分野で活躍されている先生方の授業に刺激を受けながら、大好きな絵本作りに没頭しています。
白百合にはたくさんの個性的な出会いがあります。少人数制で女子大学だからこそ、周りの先生や学生とも深く関わることができます。その中でさまざまな友人に出会えたことは、今の私の財産となっています。個性的な授業や出会いを通して、私は高校の頃と比べて視野が大きく広がりました。
既成概念にとらわれない発想で、子どもたちが自由に楽しめるような絵本を作りたいと思っています。一番尊敬する先生に悩んで相談したとき「良いところも悪いところも個性なんだよ」ということを教わりました。何でも先生に相談できて親身になってくれる、温かい環境が白百合にはあります。
私は先生から、「とにかく相談するように」と教わりました。友人や先生など、多くの出会いとチャンスがたくさんあります。困ったときには自分だけで悩まないで、周りに相談をしてみてください。きっと温かな出会いと、新たな発見があるはずです。