白百合のホスピタリティ・マネジメントプログラムは、従来型の経営(マネジメント)の理論や手法を一方的にインプットする学びではありません。「ホスピタリティの今」をリアルタイムで捉え、豊富なアウトプットの機会をとおして、業界で必要とされる素養(理論・実務・語学)を着実に自分の強みとして身につけていきます。多くの 〈ホスピタリティ人財〉 がこのプログラムから社会にはばたき、ホテル・航空・観光・ブライダルをはじめ、さまざまな企業で活躍しています。
学びのキーワード
身につく力
理論
ホスピタリティの基本概念・歴史など、企業活動としてホスピタリティを実践するために必要となる理論を学びます。
実務
産学連携の授業や学外授業としての企業視察を通して、ホスピタリティ業界の実務への理解を深めます。
語学
英語を中心に、国内外のホスピタリティ業界で働くための基礎知識と共に必要な実践的語学力を身に付けます。

キーワード | ||||
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ホスピタリティ業界 | ユニバーサル・マナー検定 | マナー・プロトコール検定 | 産学連携プロジェクト | エアライン |
観光文化 | 観光と福祉 | 国内外インターンシップ実習 | フィールドワーク | キャビンアテンダント |
グランドスタッフ | ホテルスタッフ |
3つの特色
POINT1
「理論」「実務」「語学」で豊かに学ぶ
必修となる3つの科目では、ホスピタリティについて、「理論」「実務」「語学」の3要素をバランスよく学びます。「理論」ではホスピタリティの概念と実践を学び、「実務」では実務への理解を深めます。「語学」は、実践的語学力を身につけます。
授業
ホスピタリティの英語Ⅰ、ホスピタリティマネジメント概論、ホスピタリティマネジメント演習

POINT2
国内外でホスピタリティ・インターンシップを実施
オプション科目では、国内外のホテル、テーマパーク、語学学校などホスピタリティ・ツーリズム関連企業で就業体験を行うことができます。対人コミュニケーションに必要なホスピタリティ・マインドを修得しながら、その後の学修のモチベーションを高めます。
授業
海外ホスピタリティ研修、ホスピタリティインターンシップ研修
連携先:ウェット&ワイルドハワイテーマパーク・株式会社パレスホテル・東急ホテルズ&リゾーツ株式会社・株式会社エイチ・アイ・エス など

POINT3
産学連携のアクティブラーニングでチームワークとリーダーシップを育成
アクティブラーニングを取り入れた授業を通して、ホスピタリティにかかわる実践的能力が養われます。地域やホテル、航空会社、旅行会社などと連携した授業や正課外プロジェクト、フォーラムに参加することで、企画力や実行力、協調性やリーダーシップを身につけることができます。
授業/正課外プロジェクト/フォーラム
海外ホスピタリティ研修、エアラインフォーラム、海外ツアー企画に挑戦しよう、ホテルフォーラム
連携先:アシアナ航空・日本航空株式会社・株式会社ANA総合研究所・ANAエアポートサービス株式会社 など

プログラム履修科目
ピックアップ授業

ホスピタリティマネジメント概論
「知ろう!ホスピタリティのチカラ」
先ずは概念への理解を深め、ホスピタリティ産業のホスピタリティと企業活動との関係についてゲストスピーカーから学びます。また、ホテルのフィールド(現場)を訪れます。

ホスピタリティマネジメント特講A
「あなたを輝かせるマナー」
世界で通用するマナーとプロトコール(国際儀礼)の知識を身に付け、異文化に接することが多い職業においてのお客様対応に役立てます。マナープロトコール検定3級合格を目指します。

ホスピタリティマネジメント特講B
「旅行・観光・ホスピタリティ業界における福祉的対応を学びましょう!」
福祉的対応には「人」の介在が必要です。福祉の理論を学び、業界の取り組みを確認していきます。同時にこの業界に身を置く心構えも考える機会を提供します。

ホスピタリティインターンシップ研修
「ホスピタリティ産業の現場にチャレンジ!」
ホテル、旅行会社に関する仕事のイメージを体得します。また将来、お客様に寄り添うために必要となる技能、知識、心構えなどの基本を身に付けます。

海外ホスピタリティ研修
「キャビンアテンダントに求められるチカラとは?」
韓国・アシアナ航空訓練センターで航空機内を再現した施設を使い、教官からCA訓練を受けます。CAの仕事についての理解や興味を深めることができます。
卒業後の進路
過去5年間の主な就職先
エアライン
CA職
・日本航空(株)
・(株)ジェイエア
・全日空空輸(株)
・スカイマーク
・(株)大韓航空
・ANAウィングス株式会社
・Peach Aviation株式会社
GS職
・ANAエアポートサービス(株)
・(株)JALスカイ
・ANA沖縄空港(株)
ホテル
・ブルガリホテル東京
・ザ・リッツ・カールトン東京
・ウェスティンホテル
・ホテル椿山荘東京
・ホテルニューオータニ
・三菱地所ホテルズ&リゾーツ
・リゾートトラスト(株)
・富士屋ホテル株式会社
・(株)森ビルホスピタリティコーポレーション
・(株)帝国ホテル
・(株)ホテルオークラ東京
その他
・銀座 和光
・働楽ホールディングス
・シャネル合同会社
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・(株)横浜銀行
・(株)オリエントコーポレーション
・(株)静岡銀行
プログラムコーディネーターメッセージ
国が策定する観光立国推進基本計画(第4次)では、「観光はコロナ禍を経ても成長戦略の柱、地域活性化の切り札。国際相互理解・国際平和にも重要な役割」を担うとされています。成長するマーケットでは、変化するニーズへの柔軟な対応力が求められます。
このプログラムは、ホスピタリティ業界に関心を持つ人、人と関わる仕事がしたい人を対象として、AI(人工知能)では代替できない【人間関係や共感をマネジメントする能力・スキル】を磨きながら、【成長するマーケットや変化するニーズへのアプローチ方法】を学ぶことができる知性と感性の調和をめざす白百合だからこその特別なプログラムです。ホスピタリティ・マネジメントプログラムで身につけた力を糧に、これからの社会に貢献できる人になりましょう。
遊佐 重樹 教授

プログラムアドバイザーメッセージ
「ホスピタリティ」とは、他者の幸せを願い、共感し、役に立ちたいと思う「深い思いやり」であり、「白百合のこころ」につながるものです。私自身、本学を卒業し日本航空に客室乗務員として入社いたしました。母校の教えとその後の経験を活かし、このプログラムを通して、将来のあるべき姿を思い描き、目標をもって学生生活を皆さまが送れるようにサポートしていきたいと思っています。【ホスピタリティのチカラ】を学びましょう!
島田 由香 プログラムアドバイザー
