浅岡 靖央 教授

専門分野
近代日本児童文化史、紙芝居研究

自己紹介・学生へのメッセージ

自己紹介
教育学専攻の大学院生だった私は、大学図書館の閉架書庫をうろうろしていて、たまたま当時ある雑誌に連載されていた古田足日「児童文化とは何か」に出会いました。私の児童文化研究の出発点です。

学生へのメッセージ
子どもにとってのいろいろな楽しさを、大人の視点からあれこれ考え、さらにそのことを通して人間についての探究を深める、そんな大それたことをもくろんでいます。いっしょにうろうろしてみませんか。

担当科目

児童文化学科

  • 児童文化入門A
  • 基礎演習A・B
  • 児童文化・紙芝居
  • 演習
  • 卒業論文

大学院 児童文学専攻

  • 児童文化特殊研究C/D
  • 研究指導

担当科目の内容

児童文化学科

児童文化入門

日本の子どもの生活の変化と、そのときどきに出現した多様な児童文化財を歴史的に紹介していきます。このことを通して、児童文化に関する基礎的な知識を獲得するとともに各自の認識を深めていくことを目的にしています。

演習

各種の児童文化財はもちろん、子どもの遊びや子どもをとりまく生活文化など、子どもに関する事象をはば広く研究対象とするゼミです。卒業論文の作成に向けて、研究テーマの発見から研究方法の模索まで、みんなで考えていきましょう。メンバーのニーズによっては、紙芝居などの共同製作も行います。

業績

著書

単著

  • 『児童文化とは何であったか』(つなん出版)

共著

  • 『子どもの遊びと文化』(開隆堂出版)
  • 『新 保育と児童文化』(学術図書出版社)
  • 『子どもの育ちと文化』(相川書房)
  • 『文化と子ども』(建帛社)
  • 『教師とは』(つなん出版)
  • 『ことばと表現力を育む児童文化』(萌文書林)
  • 『よくわかる児童文化』(ミネルヴァ書房)

編・解題

  • 『雑誌『教育紙芝居』・『紙芝居』』(金沢文圃閣)
  • 『「日本少國民文化協會」資料集大成』(金沢文圃閣)

共編

  • 『叢書 児童文化の歴史Ⅱ 児童文化と学校外教育の戦中戦後』(港の人)

経歴

1986年、明星大学大学院人文学研究科教育学専攻博士課程、単位取得満期退学。その後非常勤講師として、東京家政大学、白百合女子大学、宮城教育大学、立教女学院短期大学、大妻女子大学、浦和大学、日本女子大学等にて児童文化関連科目を担当。2016年、白百合女子大学の専任教員となる。
『児童文化とは何であったか』により日本児童文学学会奨励賞、『雑誌『教育紙芝居』・『紙芝居』』により堀尾青史賞。

所属学会

  • 日本児童文学学会
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