教師の専門性発達に関わって、理論と実践をいかに結び付けるかということが、長い間、議論されてきました。近年では、実践(経験)をていねいに振り返り、理論につなげていこうとするリアリスティックアプローチも提唱されています。そこには、経験からいかに学ぶかという視点と同時に、当事者としての自分自身も見つめていこうとする視点があります。
夢の実現を目指し、多様な視点からの学びを深め、自身を見つめ、語り合っていきましょう。
問題解決的な社会科の学習過程の特性や資料の活用方法等について、実践事例を通じて学びます。また、1単位時間及び1単元レベルの学習指導案の作成方法等を学び、社会科の学習指導を適切に計画・実施できるようにします。
教育課程の意義や構成、編成原理や類型、さらには、編成・実施・評価にかかる方法等について学んでいきます。また学習指導要領等を基に、これからの教育が目指す方向性や課題等を教育課程の側面から検討していきます。
東北大学大学院教育学研究科後期博士課程修了 博士(教育学)
東京都公立小学校、東京都教育委員会を経て、2008年より帝京大学文学部教育学科准教授、2009年より帝京大学大学院教職研究科准教授・教授、2020年より白百合女子大学人間総合学部初等教育学科教授