茨城県で生まれ、大学入学と同時に東京で生活し、千葉県を経てまた茨城県に戻り、仙川まで通勤しています。前任校では、教職課程で幼稚園から高等学校までの教員養成を担当していました。キリスト教との出会いは大学時代です。大学院在学中から、カトリック教育学会の仕事をしていました。シャルトル聖パウロ修道女会とのご縁もその時からです。
専門は教育学で、特に人権教育とジェンダー平等教育を中心に研究と教育活動を行っています。私の研究は、明治期の女子教育=良妻賢母教育研究から始まりました。日本の良妻賢母思想には、キリスト教の女性観が影響していますので、白百合の「建学の精神」、その歴史にも関心があります。
また、2000年ごろから、「差別体験授業」というワークショップ型の教育方法を開発し、現在も大学の授業や教員研修、自治体職員研修などで実践しています。「差別体験授業」に関する記事は、以下のURLで見ることができます。ご参照ください。
- https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6308472de4b0dc23bbe73ce8
- https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f5ed55bc5b67602f607117c
- https://mainichi.jp/maisho15/articles/20220806/dbg/048/040/003000c
- https://mainichi.jp/maisho15/articles/20220730/dbg/048/040/009000c
- https://twitter.com/i/events/1306055734673641472?lang=ar-x-fm
学生の皆さんには、在学中の4年間という「時間」を大切に使ってほしいと思います。たくさんの経験をして、いろいろな人やものと出会ってください。あるいは、自分のことをじっくり見つめる機会を作ってもよいと思います。