自己紹介
もともと日本のオタク文化に興味があり、大学でその研究に取り組み始めたことがきっかけで、マンガ、アニメ、ゲームといったサブカルチャーに広く目を向けるようになりました。現在は、若年層向けのエンターテインメント小説として知られるライトノベル(ラノベ)を中心に、現代日本の活字コンテンツとその周辺動向をめぐる文化研究に取り組んでいます。
学生へのメッセージ
大学に入学したばかりの頃ですが、現在の私を形作ることになる2つの出来事がありました。1つ目は、日本のオタク文化について研究した本と出会い、「こんな研究をやってみたい!!」と考えるようになったこと。2つ目は、実際に大学の授業を受講するなかで、それまでの勉強とは違う学びの楽しさや奥深さを知り、「この楽しさにふれていたい!!」と思うようになったことです。もしも、こうした出来事がなかったとしたら、私は今の道を歩むことはなかったかもしれません——。学生の皆さんにとっても大学はきっと、今後の自分の生きる道を見出し、歩みを進めていく場になるだろうと思います。ぜひ、毎日の様々な気づきや学びを大切に、充実した学生生活を過ごしてください。