3つのポリシー

学部の3つのポリシー

文学研究科の3つのポリシー

文学部国語国文学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、各学科が定める所定の単位を修得することで、以下の能力を身につけた学生に、学位を授与する。

  • 建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。
  • 時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。
  • 現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知識と技能を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる。
  • 専攻する言語と文学、文化に関する教養をもとに、多様な人々と協働し、対話する能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

文学部

文学部の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の選択必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 専攻する言語と文学、文化に関する基本的な知識と技能を習得するために、1・2年次に基礎科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化について、自ら調査、研究して考えを発表し、議論を通じて問題解決をはかる力を涵養するために、演習科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化を多方面から理解し、多彩な専門知識を身につけるために、講義科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化に関して、自ら設定した課題について考究し、卒業論文・レポートを完成させるために、3年次からゼミを設置する。
    専攻する言語と文学、文化の学びを深めつつ、学科の枠を超えた教養を身につけ、言葉によるコミュニケーション力を涵養し、より幅広いキャリア形成を可能にするために、以下の3系統のプログラムを設置する。
    (1)「専門を深めるプログラム」
    (2)「キャリアとライフ・デザインのためのプログラム」
    (3)「資格取得を目指すプログラム」

国語国文学科

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、国語国文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。
古代から現代に至る日本語日本文学の多様な世界を探求し、この学びをとおして、日本語による論理的思考力と想像力、表現能力を育み、そこから見出されるテーマを追究するために、以下の科目を置く。

  • 基本的知識を広く吸収するとともに、研究活動を行うための姿勢を培うため、少人数の基礎演習や基礎講読を置く。
  • 日本語学、日本文学、日本語教育の幅広い分野に目を向けるとともに、専門的に取り組みたい領域を模索し見定めるため、各領域を総合的に俯瞰する科目(総合研究)を置く。
  • 各領域について知見を深め、調査、研究する技能を高めるため、専門性の高い演習やさまざまな内容の講義科目を置く。
  • 学びの集大成となる卒業論文を執筆するため、自ら選択した専門領域における特定の問題を掘り下げて調査、研究し、議論を通して問題解決をはかる、ゼミ形式の演習(テーマ別研究)を置く。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 古典から現代までの日本文学、また、日本語や日本の文化、あるいは外国人に日本語を教えることに興味・関心を持つ人。
  • 興味ある領域について自分で問題を発見し、これを深く掘り下げられる人。
  • 高校時代に古典(漢文)を含めた国語の学習に熱心に取り組み、高い語彙力を有していることが望ましい。

文学部フランス語フランス文学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、各学科が定める所定の単位を修得することで、以下の能力を身につけた学生に、学位を授与する。

  • 建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。
  • 時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。
  • 現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知識と技能を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる。
  • 専攻する言語と文学、文化に関する教養をもとに、多様な人々と協働し、対話する能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

文学部

文学部の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の選択必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 専攻する言語と文学、文化に関する基本的な知識と技能を習得するために、1・2年次に基礎科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化について、自ら調査、研究して考えを発表し、議論を通じて問題解決をはかる力を涵養するために、演習科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化を多方面から理解し、多彩な専門知識を身につけるために、講義科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化に関して、自ら設定した課題について考究し、卒業論文・レポートを完成させるために、3年次からゼミを設置する。
    専攻する言語と文学、文化の学びを深めつつ、学科の枠を超えた教養を身につけ、言葉によるコミュニケーション力を涵養し、より幅広いキャリア形成を可能にするために、以下の3系統のプログラムを設置する。
    (1)「専門を深めるプログラム」
    (2)「キャリアとライフ・デザインのためのプログラム」
    (3)「資格取得を目指すプログラム」

フランス語フランス文学科

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、フランス語フランス文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。
世界の共通語の一つであるフランス語を習得し、幅広い時代のフランス文学にアプローチしながら、フランス語圏の社会・文化・歴史を総合的に探究する能力を身につけるために、以下の科目を置く。

  • 「リーディング」「ライティング」「ヒアリング」「スピーキング」の4技能をバランスよく伸ばすため、1・2年次に、少人数クラスによるフランス語学習の基礎科目を置く。
  • フランス語圏の文学・文化・歴史・社会への関心を深め、専門的学習の基盤となる知識を習得することを目的とした基礎科目を1年次と2年次に置く。
  • 選択したコースに沿って専門科目を履修することで、それぞれの関心領域に応じて専門知識が体系的に身につくよう、「フランス語スペシャリスト」「フランス社会・生活文化」「フランス芸術・文学・歴史」の3つのコースを設置する。
  • フランス語およびフランス語圏の文学・文化・歴史・社会について、専門的知見を身につけるために、多彩な講義科目を2~4年次に置く。
  • フランス語およびフランス語圏の文学・文化・歴史・社会について、自ら調査、研究して考えを発表し、議論を通じて問題解決をはかる力を涵養するために、演習科目を3~4年次に置く。
  • 関心のあるテーマについての研究を掘り下げ、十分な時間をかけてレポート・卒業論文を執筆するため、2年次後期にゼミへの導入科目を、3~4年次に専門ゼミを置く。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 母国以外の言語・文化に興味を持ち、フランス語圏を中心としたさまざまな世界の文化・社会問題に強い関心を持つ人。
  • 異なった文化的背景を持つ人たちとの交流経験がある、または興味・関心を持つ人。
  • 高校時代に、特に国語、外国語(英語・フランス語など)の学習に熱心に取り組み、十分な読解力と表現力を有していることが望ましい。

文学部英語英文学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、各学科が定める所定の単位を修得することで、以下の能力を身につけた学生に、学位を授与する。

  • 建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。
  • 時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。
  • 現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知識と技能を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる。
  • 専攻する言語と文学、文化に関する教養をもとに、多様な人々と協働し、対話する能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

文学部

文学部の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の選択必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 専攻する言語と文学、文化に関する基本的な知識と技能を習得するために、1・2年次に基礎科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化について、自ら調査、研究して考えを発表し、議論を通じて問題解決をはかる力を涵養するために、演習科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化を多方面から理解し、多彩な専門知識を身につけるために、講義科目を設置する。
    専攻する言語と文学、文化に関して、自ら設定した課題について考究し、卒業論文・レポートを完成させるために、3年次からゼミを設置する。
    専攻する言語と文学、文化の学びを深めつつ、学科の枠を超えた教養を身につけ、言葉によるコミュニケーション力を涵養し、より幅広いキャリア形成を可能にするために、以下の3系統のプログラムを設置する。
    (1)「専門を深めるプログラム」
    (2)「キャリアとライフ・デザインのためのプログラム」
    (3)「資格取得を目指すプログラム」

英語英文学科

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、英語英文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。 
英語という外国語を通して浮かびあがる現代グローバル社会について学び、今日の諸問題を読み解くために必要な歴史的・文化的リテラシーの獲得を目指す。

  • 早期に十分な英語力を身に着けるため、1年次から2年次にかけて英語スキル科目を必修とする。プレイスメント・テストによってレベル別の少人数クラスを設けて効果的な学習環境を整える一方、到達目標や成績評価方法においてクラス間の差異が生じないように共通シラバスを使用する。専門性のある教材を用いてインプットとアウトプットの質的な向上を図り、4技能統合型の授業によって英語力を総合的かつ実践的に発展させる。
  • 専門教育の中核を担う演習科目を、1年次から4年次に至るまで必修とする。1・2年次でアカデミック・リサーチの基礎と応用を学び、3年次では専門的な研究テーマに基づいてリサーチを遂行し、その成果を授業で発表する。4年次においては、本学科での学修の集大成となる卒業論文を教員の継続的な指導のもとに書き上げる。
  • 専門的な知識・技能の修得を目的として、選択必修の講義科目を1年次から履修可能とする。「文化」と「教育」という二つの専門領域に講義科目を分類し、学生は学問的な関心に合わせて講義科目の履修計画を立てる。文化領域では、イギリス・アメリカを中心とする英語圏の文学や歴史、また、日本を含む現代グローバル社会について学ぶ。教育領域では、英語を言語学的な手法で分析するだけでなく、教員養成を視野に入れた学びを行う。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 英語圏の文学・文化・歴史を学ぶことで、日本を含む現代グローバル社会を生きるのに必要な多文化リテラシーを獲得する意欲がある人。
  • 実社会における英語の役割と機能を理解することを通して、英語によるコミュニケーションを自在に行えるようになりたい、あるいは、英語を外国語として教えられるようになりたいと望む人。
  • 高校時代に学習した英語の音声や文法の基礎について正確に理解していることが望ましい。

人間総合学部児童文化学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような力量を身につけた学生に学位を授与する。

建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。

時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。

現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。

本学の教養教育を基礎としながら、人間総合学部の「学部共通科目」を設定している。その学修を通じて、人間存在について客観的・科学的な理解にもとづき共感的な人間観を身につけている。

子どもを起点としつつ生涯にわたる発達過程と発達像について学ぶことで、人間のもつ多様性と可能性について理解している。

それらの知識を実践するための、社会や文化、教育や保育活動の現状および可能性についての知識を獲得している。

子どもの頃親しみ今も関心をもっている児童文化・児童文学について、自身の興味を活かし、自ら問いをたて、主体的に探究することができる。

子どもと大人が共有する文化の多様性を把握し、現代社会が求める文化の創造にかかわる知識・発想力・思考力・表現力を身につけている。 

人間の原点である「子ども」の視点に立って文化を見直し、子どもを通して伝承されてきた文化や次世代を担う子どもの視点を活かした文化に関与しうる知識やコミュニケーション力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

児童文化学科の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる力量を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 各学科の専門性の中から領域横断的な「学部共通科目」を設置している。学習者の進度や興味に応じて、視野を広げるべく、履修の順序や対象学年の制約を設けず、1~4年次に履修できるようにしている。
  5. 児童文学・児童文化・制作創作の3分野にわたって[選択科目]を置き、自身の関心に合わせて主体的に履修することを重視する。それらの学修成果を結びつけて自己ステップアップができるように1年次から4年次までの各年次に[必修科目]を置く。

選択科目
自ら知的関心を持って主体的に学べるように、学生が子どもの頃や今も関心を抱いている「絵本」「児童文学」「マンガ」「おもちゃ」「人形」「キャラクター」等に関する科目を1年次から履修できるように配備する。また、「伝承文学」「ファンタジー」「YA文学」「ライトノベル」「アニメ」等、子どもに限らず大人も共有する分野にかかわる科目を設け、ボーダーレス化が進む現代社会の文化について学べるようにする。

必修科目
選択科目で得たものを、専門的な知識とともに自身の発想力・思考力・表現力・コミュニケーション力の養成に役立て、自ら確認し成長していけるように必修科目を設ける。
1年次では、「児童文化入門」「児童文学入門」等を履修し、専門分野の基礎となる知識や考え方を学ぶ。2年次「基礎演習」では、半期ずつ異なる領域(児童文学・児童文化・制作創作)から履修することにより、自身の関心や学修方法を見極めることを目指す。3年次「演習」では、履修してきた科目や基礎演習の学修をもとに、専任教員が開くゼミを選択し、卒業論文・卒業制作に向けて、より専門的な知識を修得しつつ思考力や表現力を磨く。4年次では、4年間の学修の集大成として、自らの関心を活かしたテーマを選び、分析し考察し表現する形で卒業論文・卒業制作を完成させる。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 児童文化や児童文学に興味・関心を持ち、想像力と創造力に富んだ人。
  • 授業や課外活動に主体的に取り組み、自分が求めるものを見極められる人。
  • 高校時代に、特に熱心に取り組んできた科目や活動がある人が望ましい。

人間総合学部発達心理学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような力量を身につけた学生に学位を授与する。

建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。

時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。

現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。

本学の教養教育を基礎としながら、人間総合学部の「学部共通科目」を設定している。その学修を通じて、人間存在について客観的・科学的な理解にもとづき共感的な人間観を身につけている。

子どもを起点としつつ生涯にわたる発達過程と発達像について学ぶことで、人間のもつ多様性と可能性について理解している。

それらの知識を実践するための、社会や文化、教育や保育活動の現状および可能性についての知識を獲得している。

心理学の主要分野の基礎的理論を理解し、人間の心を探求する基本的なデータサイエンススキル(知識・技能)を身につけている。

人間は遺伝的・生得的に規定されると同時に、 社会文化的文脈によっても大きく左右されるという生涯発達心理学の考え方(思考・判断能力)を身につけている。

発達心理学および発達臨床心理学に関する専門知識を有し、その知識を適切に表現し、 説明する力(表現力・説明力)を身につけている。

現代社会における発達心理学的課題に関心を持ち、 その課題解決に向けて自発的に取り組む姿勢(関心・意欲・態度)を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

発達心理学科の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる力量を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 各学科の専門性の中から領域横断的な「学部共通科目」を設置している。学習者の進度や興味に応じて、視野を広げるべく、履修の順序や対象学年の制約を設けず、1~4年次に履修できるようにしている。
  5. 心理学の基礎的領域・発達心理学および発達臨床心理学に特化した高度な専門領域・発達心理学の応用領域の3つの領域にわたって科目を設置している。

心理学の基礎的領域
1・2年次では、心理学全般に関する概論や基本的方法論を学ぶ実習科目を通じて、心理学の基礎的理論と各種方法論(実験・調査・観察・面接・検査、文献講読)について学ぶ。また、実証科学としての心理学の基礎である心理統計学について、基本的な考え方と基礎的なデータ分析法を修得する。3・4年次では、認知心理学、パーソナリティ心理学、社会心理学、教育心理学、健康・医療心理学、犯罪心理学などについての講義科目を通して、心理学の主要分野について幅広く理解する。

発達心理学及び発達臨床心理学に特化した専門領域
1・2年次では、発達心理学と発達臨床心理学に関する概論および基礎的な演習科目を通じて、生涯にわたる心理的発達の様相とそれぞれの発達段階での臨床的支援の課題について理解する。
3・4年次では、発達心理学及び発達臨床心理学に特化した専門的・臨床的な理論と方法論について、各自の興味・関心に応じた多様な講義と演習科目を通じて学ぶ。また、公認心理師資格科目の履修者については、指定講義・演習科目のほか、学外の臨床関連施設(病院・福祉施設・学校・司法矯正機関など)での学外実習をおこなう。

発達心理学の応用領域
3年次には研究法に関する演習科目を通して、卒論に向けた具体的な課題設定をおこない、研究計画の立案や具体的なデータ収集・分析の作業を通じて研究方法論を修得する。
4年次には学修の集大成として、人間の生涯にわたる発達や心の健康に関する発達心理学的課題について実証的な検討をおこない、卒業論文を作成する。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 人間の心を科学的・実証的に探究することに興味・関心を持つ人。
  • 発達障害や心の諸問題の支援について、その専門的知識やスキルを学ぶ意欲のある人。
  • 高校時代に授業や課外活動に主体的に参加し、特に、高いコミュニケーション能力(国語・外国語を含む)を 有していることが望ましい。

人間総合学部初等教育学科

ディプロマ・ポリシー

所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような力量を身につけた学生に学位を授与する。

建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。

時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている。

現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。

本学の教養教育を基礎としながら、人間総合学部の「学部共通科目」を設定している。その学修を通じて、人間存在について客観的・科学的な理解にもとづき共感的な人間観を身につけている。

子どもを起点としつつ生涯にわたる発達過程と発達像について学ぶことで、人間のもつ多様性と可能性について理解している。

それらの知識を実践するための、社会や文化、教育や保育活動の現状および可能性についての知識を獲得している。

保育者・教師としての実践の基礎となる知識や技能を身につけ、その基盤となる保育・教育に関する諸理論について理解できている。

大学で修得した理論や知識及び技能を、保育・教育の現場で活用することの意義と課題について理解できている。

保育・教育に関わる者として生涯学び続けるための探究の方法を身につけ、自ら取り組むべき課題について見通しを持っている。

カリキュラム・ポリシー

初等教育学科の卒業認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる力量を身につけるために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成する。

  1. 建学の精神及び教育目標に基づき、学部で修得する知識・技能を自己の人格的成長及び他者への愛につなげることに資する宗教科目を1年次から4年次にわたって配置する。
    • 建学の精神を理解しキリスト教の基本を学ぶための科目を、1年次に必修科目として置く。
    • キリスト教の人間観・世界観について歴史、現代世界の諸課題と関連づけて理解を深めつつその今日的意義を考察するための科目を、2年次に必修科目として置く。
    • 教育目標「真・善・美」に向かって1・2年次の学びを学生各自の関心、専門、ライフ・デザインに応じて発展・深化又は拡張させるためのテーマ別科目群を、3・4年次に選択必修科目として置く。
    • 4年次までの宗教科目及びそれに関連する活動を通じて学んだことを総括するための科目を、4年次後期に置く。
  2. 幅広い教養を涵養し、学際的な視点から専門分野を捉える能力を育成するために以下の科目群を設置する。
    (1)ライフ・リテラシー科目群(初年次教育を含む) 
    (2)教養科目群(人文科学・社会科学・自然科学) 
    (3)健康・スポーツ科目群 
    (4)情報・データサイエンス科目群
  3. グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必修・選択科目を提供する。
    • 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
    • 学生個々のレベルにあわせたクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、ICT設備を利用する。
  4. 各学科の専門性の中から領域横断的な「学部共通科目」を設置している。学習者の進度や興味に応じて、視野を広げるべく、履修の順序や対象学年の制約を設けず、1~4年次に履修できるようにしている。
  5. 幼稚園教諭・保育士と小学校教諭の養成を学科の目標とするが、学校・園の種別による教育内容・教育方法の違いに対応できるように、履修上のコースとして、幼児教育コースと児童教育コースを設定する。いずれのコースにおいても、教育職員免許状、また保育士資格が取得できるように、法令に準拠したカリキュラムとして設定する。
    まず、幼稚園・小学校で取り扱われる教育内容の基盤となる知識や技能を養う科目としての「領域及び保育内容の指導法に関する科目」や「教科及び教科の指導法に関する科目」、教育及び教育的指導に関する基礎的・理論的また実践的な内容を取り扱う科目としての「教育の基礎的理解に関する科目等」を学ぶ。「保育に関する科目」においても、保育に関する理論と知識・技能、またそれらを実践の場で活かすための内容を学ぶ。
    次に、学校や園において子どもとともに活動する体験を通じて学ぶ【教育体験】【保育体験】、そして【教育実習】【保育実習】では、現場の保育者・教師の指導のもとに、子どもの活動を見守り、支え、指導する経験から学ぶ。総まとめとして履修する【保育実践演習】【教職実践演習】では、幼稚園・小学校教職課程、保育士養成課程の学修を総括し、実践的な力量形成を目指す。
    そして、専門的職業人としての教師・保育者は、自ら課題を設定し、学修・研究を深めていくこともまた重要である。教科内容や教職に直接係わる課題、さらに教育学や保育学の研究領域について広く関心を持ち、理論と実践を結びつけながら自らの興味に基づいて研究していくだけの力量を形成することを目指す。総まとめとしての【卒業研究】に向けて、2年次の【初等教育基礎演習】、3年次の【初等教育演習】を中心として、隣接領域科目としての児童文化学科、発達心理学科の科目履修も視野に入れながら、学生の関心に応じた幅広く専門的な学修に発展するよう配慮していく。

アドミッション・ポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

  • 保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す人、または子どもの支援や子育て支援に興味・関心を持ち、それを通じて社会に貢献したいと考える人。
  • 総合的な探究の時間や特別活動、部活動やボランティア活動などに主体的に参加してきた人。
  • 高校時代に教科全般を幅広く学習していることが望ましい。

文学研究科発達心理学専攻

ディプロマ・ポリシー

発達心理学専攻は、学生が修了する時点において、博士課程(前期)・博士課程(後期)それぞれの課程修了の要件を満たし、かつ、学業成績並びに学位論文に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し、それぞれ修士(心理学)、博士(心理学)の学位を授与する。

博士課程(前期)

  1. 発達心理学および発達臨床心理学に関する専門的な理論や知識、 技能を修得し、自らの研究関心に応じて必要なデータを収集・分析するための方法を身につけ、そこから得られた知見を専門的な論文によって発表する能力。
  2. 発達支援に関する社会的な要請を理解し、臨床実践の場において、または研究の場において、専門的に貢献する能力。
  3. 発達心理学および発達臨床心理学、 さらには隣接する諸領域の研究動向に関心を持ち、これを総合的にまとめ、現実的問題に柔軟に対応する能力。

博士課程(後期)

  1. 発達心理学および発達臨床心理学に関する広範かつ高度な専門的な理論や知識、技能を修得し、専門的かつ詳細なデータ分析を行い、そこから得られた知見を専門的な論文に発表し、その領域での研究者としての基盤を作る能力。
  2. 発達支援に関する社会的な要請を理解し、臨床実践の場において、または研究の場において、専門家として貢献し、時に指導的な立場を担う能力。
  3. 発達心理学および発達臨床心理学、さらには隣接する諸領域の研究動向に細心の注意を払い、それらをまとめて独自の理論を創造的・学問的に考える能力。

論文審査基準

以上の目標を達成するために展開される教育活動および学修・研究活動の成果として提出される修士論文・博士論文については、 以下の基準によって評価される。

【修士論文】

  1. 発達心理学または発達臨床心理学の研究における学術的寄与、および知見の社会的意義
  2. 研究テーマの学問的意義の適切性
  3. 先行研究のレビューの適切性
  4. 研究方法の適切性
  5. 収集されたデータの質および量と、その分析の適切性
  6. 論文の構成の適切性
  7. 論旨の明確性と一貫性
  8. 文章の表現・表記や、図表等の書式の適切性
  9. 研究の倫理的適切性

【博士論文】

  1. 発達心理学または発達臨床心理学の研究における学術的寄与、および知見の社会的意義
  2. 研究テーマの学問的意義の適切性と創造性
  3. 先行研究のレビューの広範囲な引用による適切性
  4. 研究方法の適切性
  5. 収集されたデータの質および量と、その高度な手法を用いた分析の適切性
  6. 論文の構成の適切性
  7. 論旨の明確性と一貫性
  8. 文章の表現・表記や、図表等の書式の適切性
  9. 研究の倫理的適切性

カリキュラム・ポリシー

発達心理学専攻では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。

博士課程(前期)

  1. 発達心理学・発達障害および臨床心理学、さらには隣接諸領域に関する専門的な理論や知識、また研究方法や臨床的な技能を身につけるために、発達心理学を中心に心理学および臨床心理学の各領域にわたる演習科目を設置している。
  2. 本学附属の発達臨床センターや学外の医療機関・学校等における実習科目を開設している。これは臨床心理士、及び公認心理師の資格試験の受験要件を満たすようにしている。加えて、生涯発達研究教育センターが開催する研究会に参加することを求め、学内外の研究者の研究発表と討論の場に参加して学ぶ機会を設けている。
  3. 本課程の学修の集大成として修士論文研究を課している。発達心理学および発達臨床心理学、 さらには隣接する諸領域の研究動向への関心に基づき、「修士論文指導」科目において指導教員から「論文審査基準」について指導を受けつつ研究を進める。その成果を「修士論文(中間)発表会」で口頭発表したり、『発達臨床センター紀要』・『生涯発達心理学研究(生涯発達研究教育センター紀要)』に投稿したりすることを通じて、研究発表の現実的な仕方についても学ぶことを期している。

博士課程(後期)

  1. 「研究指導」科目においては、「論文審査基準」に掲げる各項目の内容に沿って指導教員とともに検討しながら、創造的な思考に基づき博士論文作成の過程を進めていく。あわせてこの科目では、国内外での学会発表におけるポスターや発表原稿の作成、口頭発表の行い方、ジャーナル・ペーパーの作成、そして最新の研究動向の把握など、研究者として必要な資質の育成も期している。
  2. 本専攻のカリキュラムではないが、他の研究機関等でのプロジェクトへの参加や臨床現場での実務経験、非常勤講師の経験などを通じて、研究者・臨床家・教育者として指導的な立場になるための実践的な力量形成を図ることも奨励している。
  3. 「心理学実験指導法」科目では、将来教育職に就く可能性を見通して、学部学生を対象として心理学の方法(実験法・調査法等の研究方法全般、データ分析と心理統計、レポート作成と発表)を指導する経験を通じて、この面での力量形成を期している。さらに、必要に応じて博士課程(前期)科目を履修することを認めており、研究を発展させる上での知識基盤の拡充を図る。

アドミッション・ポリシー

博士課程(前期)

発達心理学および発達臨床心理学に関する研究・教育の場や、発達臨床または発達支援の現場において、専門的な活動をすることを望む人で、学士課程レベルの心理学および発達心理学の知識や理論を学習し、心理学研究の基本的な方法を習得した人を求めます。

博士課程(後期)

発達心理学および発達臨床心理学に関する研究・教育に従事することを望む人や、発達臨床または発達支援の現場において高度の専門的力量を活かして活動をすることを望む人で、博士課程(前期)レベルの心理学および発達心理学の知識や理論を修得し、心理学研究の方法によって論文を作成した経験を持つ人を求めます。

文学研究科児童文学専攻

ディプロマ・ポリシー

児童文学専攻は、学生が修了する時点において、博士課程(前期)・博士課程(後期)それぞれの課程修了の要件を満たし、かつ、学業成績並びに学位論文に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し、それぞれ修士(文学)、博士(文学)の学位を授与する。

博士課程(前期)

  1. 児童文学および児童文化に関する広い視野と高度な知識に基づいた思考能力。
  2. 研究倫理を遵守し、専門分野に関する適切な研究方法に従って、情報収集を行う能力および文献・資料を読み解く能力。
  3. 独自性のある研究成果を導き出し、それを的確な表現力をもって発信する能力。
  4. 専門分野に関する社会的要請を理解し、専門的な知識に基づいて現実的諸問題に対応する能力。

博士課程(後期)

  1. 児童文学および児童文化における深い学術的知見に基づき、独自の研究課題を追求する能力。
  2. 博士課程(前期)で培った調査力・分析力・考察力をさらに発展させ、独創的かつ自立した研究を遂行し、その成果を正確かつ高度な表現力をもって発信する能力。
  3. 専門分野およびそれらに隣接する領域の動向に関心を持ち、柔軟な想像力・創造力を用いて学問的・実践的諸問題に対応する能力。
  4. 専門分野に関する社会的要請を理解し、実践および研究・教育の場において、精深な学識に基づいて寄与・貢献する能力。

論文審査基準

上記の目標を踏まえ、修士論文・博士論文は、以下の基準によって評価される。

【修士論文】

  1. 児童文学または児童文化の研究における学術的寄与および知見の社会的意義
  2. 研究テーマの学問的意義の適切性
  3. 先行研究の参照の適切性
  4. 研究方法の適切性
  5. 収集した資料の質および量とその分析・解釈の適切性
  6. 論文の構成の適切性
  7. 論旨の明確性と一貫性
  8. 文章の表現・表記や図表・画像等の書式の適切性
  9. 研究の倫理的適切性

【博士論文】

  1. 児童文学または児童文化の研究における高度の学術的寄与および知見の社会的意義と具体的な貢献の可能性
  2. 研究テーマの学問的意義の適切性
  3. 先行研究の参照の適切性
  4. 研究方法の適切性
  5. 収集した資料の質および量とその分析・解釈の適切性
  6. 論文の構成の適切性
  7. 論旨の明確性と一貫性
  8. 文章の表現・表記や図表・画像等の書式の適切性
  9. 研究の倫理的適切性

カリキュラム・ポリシー

児童文学専攻では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。

博士課程(前期)

  1. 学生が児童文学・児童文化に関する専門的な知識や理論および研究方法を身につけ、自らの想像力・創造力を発展させるために、児童文学・文化に特化した科目を設置する。
  2. 学生が学修の成果を修士論文にまとめるために、「修士論文指導」科目を設置する。学生は複数の教員の指導を受け、「課程修了および学位取得スケジュール」に基づき、本専攻の修士論文審査基準にしたがって、修士論文を執筆していく。
  3. 学生は、本学附属の「児童文化研究センター」が刊行する『児童文化研究センター研究論文集』(査読制)への投稿や、修士論文発表会への参加を通じて、論文のまとめ方や発表の仕方を学ぶことができる。
  4. 学生は、「児童文化研究センター」が主催する各種プログラム(研究会、講演会、プロジェクト等)への参加を通じて、専門分野に関する社会的要請を理解することができる。

博士課程(後期)

  1. 学生が児童文学・児童文化の専門的な研究の成果として博士論文を作成するために、「研究指導」科目を設置する。学生は複数の教員の指導を受け、「課程修了および学位取得スケジュール」に基づき、本専攻の博士論文審査基準にしたがって、博士論文を執筆していく。
  2. 学生は、本学附属の「児童文化研究センター」が刊行する『児童文化研究センター研究論文集』(査読制)への投稿や、研究発表会への参加を通じて、論文のまとめ方や学会等での発表の作法を学ぶことができる。
  3. 学生が児童文学・児童文化固有の各ジャンルに適した研究方法を身につけるために、「児童文学研究法」を設置する。学生は、必要に応じて、博士課程(前期)科目を履修し、研究の基礎となる知識や理論を幅広く拡充することもできる。
  4. 学生は、「児童文化研究センター」が主催する各種プログラム(研究会、講演会、プロジェクト等)に参加して内外の研究者と交流することによって、専門分野に関する社会的要請を理解し、専門領域ならびに関連領域に関する最新の学問動向に触れることができる。

アドミッション・ポリシー

博士課程(前期)

児童文学・児童文化の研究の前提となる基本的な知識を備え、専門分野における研究に意欲を持つ人。そうした研究を通して自らの想像力・創造力を発展させることおよび社会の発展に寄与することを希望する人を求めます。

博士課程(後期)

児童文学・児童文化の研究の前提となる基本的な知識を備え、専門分野における研究に意欲を持つ人。そうした研究を通して自らの想像力・創造力を発展させることおよび社会の発展に寄与することを希望する人。博士課程(前期)における学修を基礎に、より高度な研究を目指す人を求めます。

文学研究科国語国文学専攻

ディプロマ・ポリシー

修士課程

国語国文学専攻は、学生が修了する時点において、課程修了の要件を満たし、学業成績並びに、学位論文または特別の課題についての研究の成果に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し修士(文学)の学位を授与する。

  1. 自らの研究関心によって必要なデータを収集・分析するための方法を身につけ、得られた知見を専門的な論文などによって発表する能力。
  2. 国語学、国文学、また、国語教育、日本語教育などに関する専門的な理論や幅広い知識、技能を修得し、日本の言語文化に関する社会的な要請を理解することで、専門的な貢献をする能力。
  3. 国語国文学、さらには隣接する諸領域の研究動向に関心を持ち、新たな学問的あるいは現実的問題に対応する能力。

論文審査基準

以上の目標を達成するために展開される教育活動および学修・研究活動の成果として提出される修士論文および特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

  • 修士論文は、以下の基準によって評価される。
    1. 学術上の創意工夫が認められるものであること。
    2. 研究分野に関する知識が十分に備わっていること。
    3. 研究の目的と方法が適切であること。
    4. 論理的構成をとり、正確な記述であること。
    5. 研究が倫理的に適切であること。
  • 特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

Ⅰ 課題論文(3本)

  1. 3つの課題論文が、研究対象の専門的で多角的な分析として、その総合的な理解に寄与していること。
  2. それぞれの課題論文について、研究の目的および方法が明確であること。
  3. それぞれの課題論文について、記述が論理的で表現が緻密であること。
  4. 3つの課題論文をあわせて、研究上一定の成果が認められるものであること。
  5. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。

Ⅱ 教材研究

  1. 自ら開発した教材と、実践的な知見に基づく研究成果の報告をともに含んでいること。
  2. 教育実践上の成果が期待できるものであること。
  3. 研究の目的および方法が明確であること。
  4. 報告の記述が論理的で表現が緻密であること。
  5. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。

Ⅲ 翻刻・注釈・現代語訳

  1. 既存の翻刻・注釈・現代語訳が備わらず、研究上有用と認められる作品・資料を対象としていること。
  2. 原文の内容を正確に把握した翻刻・現代語訳であること。もしくは、作品の理解に寄与する注釈を施していること。
  3. 作品の研究上の位置づけや、翻刻・注釈・現代語訳にあたっての方針が、明確に示されていること。
  4. 指導教員の指導が反映されたものであること。

Ⅳ 研究資料(年譜・参考文献目録等)

  1. 既存の年譜・参考文献目録等が備わらない作家・研究領域を対象とし、網羅的な内容かつ研究対象の理解に寄与するものであること。
  2. 研究対象の客観的位置づけや、資料作成にあたっての方針が、明確に示されていること。
  3. 指導教員の指導が反映されたものであること。

カリキュラム・ポリシー

修士課程

国語国文学専攻では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。

  1. 学生自身の関心と課題に基づく修士論文作成を目的として、「修士論文指導」科目を設置する。また、修士論文に代わる、特定の課題についての研究を希望する学生に対しては「特定の課題に関する研究指導」科目を設置し、複数の教員による指導を行う。これらの科目は「課程修了および学位取得スケジュール」、国語国文学専攻の「論文審査基準」に従う。
  2. 国語学、国文学、また国語教育、日本語教育など国語および国語を用いて表現されるもの全般に関する専門的な理論・教養・知識・技能を身につけることで、広く社会に貢献しうることを目的として、専攻に関わる各時代・各分野の演習科目を設置する。
  3. 言語文学に対して、より深く幅広い教養・知識を身につけることを目的として、他言語他文化を含めた講義「オムニバス」科目を履修することができる。また、専攻内での隣接分野にも広く接することを目的として、修士論文または特定の課題についての研究の成果を執筆する年度には、年に一度開催される「研究発表会」で発表の機会を設け、専攻全体で指導を行う機会を持つ。

アドミッション・ポリシー

修士課程

国語および国文学に関する一定の専門的な知識を有し、国語および国語を用いて表現されるもの全般に関する研究をとおしてさらに体系的な専門知識を身につけ、研究者、教育者をはじめ、わが国の文化の発展に積極的に寄与し、社会に貢献することを希望する人を求めます。

文学研究科フランス語フランス文学専攻

ディプロマ・ポリシー

修士課程

フランス語フランス文学専攻は、学生が修了する時点において、課程修了の要件を満たし、学業成績並びに、学位論文または特定の課題についての研究の成果に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し修士(文学)の学位を授与する。

  1. フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する体系的な理論と知識を学び、自らの研究の必要性に応じて文献、データを収集・分析し、そこから得られた知見をもとに独自の考察を行う能力。
  2. 社会的な要請を理解し、研究の場において、または実践の場において、研究の経験を活かした貢献をする能力。
  3. フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する最新の学問的達成を注視し、学問上の新たな課題にも柔軟に対応する能力。

論文審査基準

以上の目標を達成するために展開される教育活動および学修・研究活動の成果として提出される修士論文および特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

  • 修士論文は、以下の基準によって評価される。
    1. 研究対象および関連事項を精査したものであること。
    2. 研究の目的および方法が明確であること。
    3. 内容の展開が論理的であること。
    4. 記述の表現が厳密であること。
    5. 研究上一定の成果が認められるものであること。
    6. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。
  • 特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

Ⅰ 課題論文(4本)

  1. 4つの課題論文が、研究対象の専門的で多角的な分析として、その総合的な理解に寄与していること。
  2. それぞれの課題論文について、研究の目的および方法が明確であること。
  3. それぞれの課題論文について、記述が論理的で表現が緻密であること。
  4. 4つの課題論文をあわせて、研究上一定の成果が認められるものであること。
  5. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。

Ⅱ フィールドワーク・教材研究

  1. 教育現場におけるフィールドワークの記録あるいは自ら開発した教材と、実践的な知見に基づく研究成果の報告をともに含んでいること。
  2. 研究の目的および方法が明確であること。
  3. 報告の記述が論理的で表現が緻密であること。
  4. 研究上一定の成果が認められるものであること。
  5. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。

Ⅲ 仏和翻訳

  1. フランス語で書かれ公刊された作品で、かつ既訳のないものの日本語訳であること。
  2. フランス語原文の語彙や文法を正しく理解していること。
  3. フランス語原文のニュアンスを正確に伝えていること。
  4. 作品の客観的位置づけや、翻訳にあたっての方針が、明確に示されていること。

カリキュラム・ポリシー

修士課程

フランス語フランス文学専攻では、修了認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。

  1. 学生がフランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する専門的な知識や技能を修得することを目的とした研究科目を置く。また、専門領域に関わらず、すべての基礎となるフランス語運用能力の向上を目的とした演習科目を置く。
  2. 修士論文および特定の課題についての研究については、その作成を指導教員が指導するため、「修士論文指導」科目、「特定の課題に関する研究指導」科目を置く。また、学生が言語文学に関するより深く幅広い教養や知識を身につけ、専門的立場からの社会に貢献できるように、「オムニバス」科目の履修ができるようにする。
  3. 以上の授業科目と並行する形で年間2回の中間発表会を催し、修士論文または特定の課題について、その中間成果のまとめを学生に促すとともに、研究成果を口頭で発表する訓練を行う機会を学生に提供する。なお、指導教員は、修士課程入学直後より学生との連絡を密にし、授業内、授業外において研究の進め方や論文の作成の仕方についてアドバイスを与え指導を行う。

アドミッション・ポリシー

修士課程

フランス語およびフランス語を用いて表現された文学・文化の研究の前提となる基本的な知識を備え、専門分野における研究に強い意欲を持つ人。そうした研究をとおして社会の発展に積極的に寄与することを希望する人を求めます。

文学研究科英語英文学専攻

ディプロマ・ポリシー

修士課程

英語英文学専攻は、学生が修了する時点において、課程修了の要件を満たし、かつ、学業成績並びに、学位論文または特定の課題についての研究成果に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し、修士(文学)の学位を授与する。

  1. 英語圏の文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化に関する専門的な理論や知識を修得し、自らの研究関心に応じて必要なデータを収集・分析し、同時に収集したデータや先行研究に基づいて考察する方法を身につけ、得られた知見を発表する能力。
  2. 社会的な要請を理解し、研究の場において、また実践の場において専門的な貢献をする能力。
  3. 英語圏の文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化、さらには隣接する諸領域の研究動向に学際的な視野から関心を持ち、新たな学問的あるいは現実的問題に対応する能力。

論文審査基準

以上の目標を達成するために展開される教育活動および学修・研究活動の成果として提出される修士論文および特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

  • 修士論文は、以下の基準によって評価される。
    1. 学術上の創意工夫が認められるものであること。
    2. 研究分野に関する知識が十分に備わっていると認められるものであること。
    3. 研究の目的と方法が適切であると認められるものであること。
    4. 論理的な構成をとり、正確な記述であると認められるものであること。
    5. 研究が論理的に適切であると認められるものであること。
  • 特定の課題についての研究の成果は、以下の基準によって評価される。

Ⅰ 課題論文(3本)

  1. 3つの課題論文が、研究対象の専門的で多角的な分析として、その総合的な理解に寄与していること。
  2. それぞれの課題論文について、研究の目的および方法が明確であること。
  3. それぞれの課題論文について、記述が論理的で表現が緻密であること。
  4. 3つの課題論文をあわせて、研究上一定の成果が認められるものであること。
  5. 指導教員の指導および中間発表会における指摘が反映されたものであること。

Ⅱ フィールドワーク・教材研究

  1. 教育現場におけるフィールドワークの記録あるいは自ら開発した教材と、実践的な知見に基づく研究成果の報告をともに含んでいること。
  2. 研究の目的および方法が明確であること。
  3. 報告の記述が論理的で表現が緻密であること。
  4. 研究上一定の成果が認められるものであること。
  5. 指導教員の指導が反映されたものであること。

Ⅲ 翻訳

  1. 英語で書かれ公刊された作品であること。
  2. 英語原文の語彙や文法を正しく理解していること。
  3. 英語原文のニュアンスを正確に伝えていること。
  4. 作品の客観的位置づけやコンテクスト、翻訳にあたっての方針が、明確に示されていること。

カリキュラム・ポリシー

修士課程

英語英文学専攻では,修了認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため,以下のように教育課程を編成・実施する。

  1. イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化領域の専門にかかわる学識を得ると同時に、専門分野の論文や資料を読み解き、自らの課題を発見、調査、論考、発表する能力を養うために、それぞれの分野の演習科目を置いている。学修の集大成として修士論文作成、ないし特定の課題についての研究の成果作成を課している。「修士論文指導」科目、「特定の課題に関する研究指導」科目において、論文や研究成果として完成する方法を学ぶ機会を設けている。
  2. 「中間発表会」等の機会を設け、口頭による研究発表の方法についても学ぶ機会を設けている。
  3. 加えて、言語・文学研究センター主催の英語圏文化・文学コロキアム研究会に参加を求め、学内外の研究者の研究発表と討論の場に参加して学ぶ機会を設けている。また、言語文学に関するより深く幅広い教養や知識を身につけるために、「オムニバス」科目を履修することができる。

アドミッション・ポリシー

修士課程

イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化の研究分野のうち、少なくとも一つの分野において、一定の専門的知識と英語力を有し、体系的に学識を深め、柔軟な思考性と客観的判断力を磨き、高い専門性と幅広い教養を学び、修得した専門知識や研究能力を基盤に、社会に貢献したいと希望する人を求めます。

文学研究科言語・文学専攻

ディプロマ・ポリシー

博士課程(後期)

言語・文学専攻は、学生が修了する時点において、課程修了の要件を満たし、かつ、学業成績並びに学位論文に基づき、以下の能力を身につけたと認められる者に対し博士(文学)の学位を授与する。

  1. 日本語、フランス語、英語およびそれらの言語を用いて表現されたもの全般に関する深い学識と高度な専門的研究能力を身につけ、国際的な水準の研究によって当該学界に貢献する能力。
  2. 日本語、フランス語、英語およびそれらの言語を用いて表現されたもの全般にかかわる社会的な要請を理解し、研究者としての学問成果を広く社会に還元し、後進の養成する能力。
  3. 日本語、フランス語、英語およびそれらの言語を用いて表現されたもの全般またそれに隣接する諸領域の研究動向に関心を持ち、学際的な視野にたって複雑な学問的あるいは現実的諸問題に柔軟に対応する能力。

論文審査基準

以上の目標を達成するために展開される教育活動および学修・研究活動の成果として提出される博士論文については、以下の基準によって評価される。

  1. 当該学界に学術上の寄与がなされるものであること。
  2. 先行研究の取り扱いが適切であること。
  3. 資料の取り扱いが適切であること。
  4. 論理的構成をとり、正確な記述であること。
  5. 研究が倫理的に適切であること。

カリキュラム・ポリシー

博士課程(後期)

言語・文学専攻では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。

  1. 学生がそれぞれの関心と課題に基づく研究を深化させ、博士論文を作成するために「研究指導」科目を設置する。「課程修了および学位取得スケジュール」に基づき、言語・文学専攻の博士論文審査基準にしたがって、指導教員とともに論文の内容を吟味しながら、博士論文を執筆していく。
  2. 本学附属の「言語・文学研究センター」の一員として、センターのプログラムに参加したり、『言語・文学研論集』に投稿することができる。これを通じて、各学問分野における社会的要請に接し、学会等での発表の方法、投稿論文の執筆の作法を学ぶことができる。
  3. 日本語圏、フランス語圏、英語圏の三つの領域の言語、文学、文化全般にわたる視野と問題意識を涵養するために、三つの専門分野の教員が共同で担当する「オムニバス科目」を設置する。外部の講師も交えた多様な研究に接することで、三つの領域全般の最新の研究動向に関する知識を得るとともに、学際的な視野を獲得し、自らの関心と課題にふさわしい研究方法を見いだしていく。

アドミッション・ポリシー

博士課程(後期)

日本語、フランス語、英語等の言語、および、それらを用いて表現された文学や文化について専門的な研究を行うために必要な知識と言語能力を有し、深い洞察力と思考力を持って新たな問題提起や発見を成し遂げることで、研究の発展に寄与することを希望する人を求めます。

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