[発達心理学科] りすぶらん・あんふぁん「SEL:思いやりの心を育む」(実施報告)

2025.05.29
教育・研究

2025年度 子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」第一弾として、「SEL:思いやりの気持ちを育む」を開催しました。
0・1歳児さんを子育て中のご家族(6組)にご参加いただき、近年、世界的に注目を集めている《SEL: Social and Emotional Learning(子どもの社会性と情動の発達を促進する学びのあり方)》について、「思いやりの心を育む」というテーマで、心の健康教育について学ぶ発達心理学専攻の大学院生たちと一緒に、次のような活動を行いました。

【活動内容】
①自分が乳幼児期に好きだった「絵本」「歌」について語り合うグループセッション
②参加者全体で「自分が小さいころ好きだった歌や絵本」を紹介する自己紹介タイム
③講師による「思いやりの心を育むヒント」に関する簡単なレクチャー

当日は、日々の生活の中で大人自身が心豊かに過ごすことの大切さを共有し、自分の感情と向き合う時間や、その感情をうまくコントロールするコツとして、呼吸法なども体験的に学ぶ機会となりました。

参加者の皆さまからは、
「大人側が自分の気持ちに目を向けたり、自分の気持ちをうまく表現することが、子どもの心の発達にも影響するのだと感じた」
「乳児の子育て中に、学生の皆さんとこのようにゆっくり話せる時間は、自分にとってのリラックスタイムにもつながった」
といった感想が寄せられました。

また、参加した大学院生たちからは、日ごろ触れ合う機会の少ない乳幼児やそのご家族と交流を持つことで、
「地域社会全体で子育てに携わることの大切さを実感しました」
といった報告がありました。

ご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。
今後も定期的に本活動を実施していく予定です。 
これからも多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

(発達心理学科/大学院 発達心理学専攻)

院生による「好きな絵本」紹介タイム

参加者と院生とのトークタイム

乳幼児期に好きだった「絵本」「歌」リスト

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