公開講座

白百合女子大学での研究や教育の営みが、今後思いもよらぬ形で地域や社会の中でつながり、多様で豊かな社会をつくりだすきっかけとなることを願い、公開講座を開催いたします。講座に関心のある方はもちろん、懐かしい学生時代を思い出しキャンパスで学んでみたい方など、広くたくさんの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

実施概要

対象

講座に関心を持つすべての方。どなたでも受講できます。

時間

10:00~11:30(受付時間 9:30)

受講料

当日1回のみ  1,000円 
※ 受講料の納入は、受講当日会場受付にて承ります。

会場

白百合女子大学 11号館3階 クララホール 
※ 当日は東門よりご入構下さい。
※ 本学キャンパスでの対面形式での実施です。
※ 講座の写真・動画撮影、録音は禁止とさせていただきます。
※ お越しの際には、お車でのご来場はご遠慮ください。
※ 学内の食堂・売店は閉まっているため、ご利用いただけません。
※ 各自体温の調整ができるよう必要に応じて上着やひざ掛けなどご持参ください。

申込方法

[事前申込制・先着順]

①各回、講座ごとに、一覧内の申込フォームボタンからお申し込みください。
②お申込みフォームへ移動します。(お名前・電話番号・メールアドレス等をご入力ください)
※ 定員に達した時点で申し込みを終了いたします。
※ 当日スタッフが会場の様子を個人を特定できない範囲で撮影させていただき、本学HPや広報活動に使用させていただく場合がございます。予めご了承ください。
※ 講座の延期や中止、内容の変更等が生じる場合がございます。最新情報は、本学ホームページに掲載いたしますので、ご確認ください。

2025年度 開講講座

年間テーマ「つながる力 つなげる力」

宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」が語る人間と自然-楽長の音楽とかっこうの音楽-
内容 作品は「ああかっこう。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ」というゴーシュの言葉で終わっています。なぜかっこうなのでしょうか、怒ったのではなかったらどうだったのでしょうか。謎めいた呟きには、人間と自然についての苦い思いが込められていることを、作品全体を読み解くことで、明らかにしていきます。
日程 2025年5月10日(土)
講師
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髙橋 博史(本学 文学部 国語国文学科 元教授、言語文学研究センター客員所員)

学生の時たまたま受講した近代文学の講義で、読むことの奥深さを知って驚きました。それ以来日本の近代小説を読み解こうと試みています。その読みによって作品がより一層面白くなる、そんな読み方ができたらと願っています。

申込方法
申込期間 申込受付中
CMに見る日本のジェンダーと家族:2000-2025
内容 「少子化」が社会問題になったのは1990年、それから35年たちました。その間日本の社会、特にジェンダーと家族で何が変わり何が変わらなかったのか。それをテレビのCMの変遷を読み解くことで考えます。取り上げるCMは学習塾や栄養ドリンク、洗剤や食品会社の企業広告などです。同じ商品(企業)の「定点観測」を通じて、世の中の「あたりまえ」を解読する楽しさを一緒に味わってみませんか。
日程 2025年6月7日(土)
講師
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平尾 桂子(本学 ライフ・リテラシー教育センター 教授、上智大学名誉教授)

上智大学大学院国際関係論専攻修了(国際学修士)、University of Notre Dame 社会学博士修了(社会学Ph.D)。上智大学教授を経て2023年より現職。その間ハーバード大学客員研究員など。主な著書に『「見えざる手」と「見えざる心」』(上智大学出版 2015)、Families, Family Policy and the Sustainable Development Goals. UNICEF 2019(共著)、Women's Working Lives in East Asia. Stanford University Press. 2001(共著)、『女性の就業と子育て-母親たちの階層戦略-』勁草書房 2004年(共著)、等。

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年5月14日(水)10:00~
「聖地巡礼」でつながる地域/つなげる人の輪
内容 作品の舞台やモデルとなった場所をファンが実際に訪れる「聖地巡礼」。特に、アニメや映画のような映像コンテンツから生じた事例は、たびたび社会の注目を集めてきました。こうしたなか、活字コンテンツであるライトノベルでも、興味深い動向が現れ始めています。今回は近年の話題作である裕夢『千歳くんはラムネ瓶のなか』(ガガガ文庫)の事例を中心に、その実態へと迫ります。
日程 2025年7月12日(土)
講師
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山中 智省(本学 人間総合学部 児童文化学科 准教授)

若年層向けの娯楽小説であるライトノベルを中心に、 現代日本の活字コンテンツとその周辺動向について研究。 論文「「ライトノベル」が生まれた場所一朝日ソノラマとソノラマ文庫」で、 第 44 回日本出版学会賞(2022年度)清水英夫賞を受賞。

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年6月11日(水)10:00~
ヴェルサイユ宮殿と祝祭劇―ジャン・ラシーヌ『イフィジェニー』―
内容 フランス国王ルイ14世は、ヴェルサイユにあった城館をおよそ50年かけて増築し、ヨーロッパ随一の宮殿をつくりあげました。建物と同じようにルイ14世の自慢だったのが庭園です。ルイ14世は、ヴェルサイユの庭園で3回祝祭を行いました。そこで上演された祝祭劇ジャン・ラシーヌの『イフィジェニー』をご紹介したいと思います。
日程 2025年11月8日(土)
講師
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畠山 香奈(本学 文学部 フランス語フランス文学科 准教授)

東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。ボルドー・モンテーニュ大学博士課程修了。博士(フランス文学)。2019 年から白百合女子大学で教えています。フランス17 世紀の演劇史が専門です。

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年10月初旬予定
「よみがえる文~源氏物語の恋文」
内容 源氏物語をはじめとする王朝文学には、多くの恋文が書かれています。紙や筆跡、季節の花に結ぶなど、趣向を凝らした文が通わされていました。これらの恋文を、平安時代の古筆に基づく優美なかな書道でよみがえらせることに、取り組んでいます。登場人物の筆跡の再現方法やその取り組みについて、お話しするとともに実践いたします。
日程 2025年12月6日(土)
講師
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鷹野 理芳(書家、毎日書道会評議員、十文字学園女子大学非常勤講師)

九段の白百合学園にて高校まで学んだ後、白百合女子大学文学部国文学科卒業。現在、毎日書道会評議員、日本書道美術院理事、毎日書道展審査会員、平安書道研究会監事、かな書道作家協会常務理事兼事務局長、十文字学園女子大学非常勤講師などを務める。

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年11月12日(水)~

同時期に、宗教講座「創造への道」も開講しています。詳細等こちらをご覧ください。

お問い合わせ

〒182-8525 東京都調布市緑ヶ丘1-25
白百合女子大学 社会連携センター
電話 03-3326-6877      
メールアドレス renkei@shirayuri.ac.jp

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