学びの内容
太田 百合子 助教

オオタ ユリコ

太田 百合子 助教

専門分野

臨床心理学

自己紹介・学生へのメッセージ

私は、今まで主に心療内科・精神科の心理臨床業務に携わってきました。「心の正常と異常について」、「心と体のつながり、その治療法」等に興味をもっております。みなさまも、時にとても不安になったり、気持ちが落ち込んだりすることもあるのでしょう。また身体の症状が、必要以上に気になったりする時もあるでしょう。このような日常生活の中の身近な問題も、疾患との連続性の中で理解し考えることができるものであり、私たちの自己の理解を深めていくことのきっかけとなるかもしれません。授業の中で、このような視点にも触れていきたいと思っています。
担当科目
■人間総合学部 発達心理学科
論文購読基礎演習
心理学実験Ⅱ
業績
■著書
  • 摂食障害の診断と治療 ガイドライン , 石川俊男編著,マイライフ社, 114-116 (2005年)
  • トラウマの精神分析的アプローチ, 松木邦裕編著, 金剛出版, 209-223 (2021年)
  • 事例検討会のすすめ, 中村留貴子(編著), 岩崎学術出版,110(2021年)
■論文
  • 心療内科患者の抑うつ傾向に対する自律訓練法の適応性の検討—自己記入式抑うつ評価尺度を用いて—, 太田百合子・間島富久子・志村翠・石川俊男, 自律訓練研究27, No1,43-49, 2007.
  • パニック障害に対する個別自律訓練法指導の有効性—非自律訓練法群との比較検討, 広場恐怖と回避の観点から—, 太田百合子・間島富久子・志村翠・石川俊男, 自律訓練研究27, No1,50-57, 2007.
  • 心療内科外来における個人自律訓練法指導の有効性— GAF尺度を用いて —, 太田百合子・間島富久子・志村翠・石川俊男, 自律訓練研究 27, No2,11-22, 2007.
  • 自律訓練法の個人療法の特徴についてー短時間個人自律訓練法の効果研究の検討からー, 太田百合子・石川俊男, 自律訓練研究31, No2,14-23, 2011.
  • 摂食障害患者の自虐性の治療的変遷, 太田百合子, 精神分析研究 52, No2,73-80, 2008.
  • 個人自律訓練法の対人不安に対する有効性ー治療機序とその限界 精神分析的視座からー,太田百合子, 白百合女子大学発達臨床センター紀要24, 27-39, 2021.
経歴
■経歴
白百合女子大学大学院文学研究科 発達心理学専攻博士課程単位取得満期退学

■資格
臨床心理士、公認心理師

■所属学会
日本精神分析学会、日本自律訓練学会、日本心理臨床学会
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