学びの内容

3つのポリシー

ディプロマポリシー
■文学部    

【2016年度以降入学者】

所定の年限在学し、各学科が定める所定の単位を修得することで、以下の能力を身につけたものに、学位を授与する。

  • 時代を超えて普遍的に求められる豊かな人格形成をおこなうために、カトリックの人間観・世界観を理解するための基礎的な能力を身につけている。
  • 時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている。
  • 現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
  • 専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている。
  • 専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる。
  • 専攻する言語について、高度なコミュニケーション能力を身につけている。
  • 異文化と自文化とを見渡す豊かな教養をもとに、多様な人々と協働し、対話する能力を身につけている。

【2015年度以前入学者】

  • 真・善・美に向けて開かれている人間の尊厳を重んじ、カトリックの精神を理解している。
  • 知性と感性の調和がとれ、また堅固な意志をもった女性として、社会に貢献する姿勢をもっている。
  • 現代の諸相を理解する基盤的知識に加え、専門分野に関する基礎知識をもち、その基本的な概念・学問体系・ 歴史的背景などについて理解している。
  • 自分が気づいた問題を、修得した学問方法によって追究し、それを絶えず新たに吟味する批判的思考ができる。
  • 市民として公共的問題に責任をもって関わることのできる思考力・判断力・表現力を身につけている。
  • 多文化・異文化に開かれた精神を通して、よりよい社会の実現に自らが積極的に寄与する姿勢をもっている。
  • 大学で学んだことを生涯にわたって高めていく探求心・向上心をもっている。


■人間総合学部

【児童文化学科】
所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような力量を身につけた学生に学
位を授与する。
時代を超えて普遍的に求められる豊かな人格形成をおこなうために、カトリックの人間観・世界観を理解するた
めの基礎的な能力を身につけている。
時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な
能力を身につけている。
現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
人間社会の基盤となる子ども・大人・社会の関係について、また、子どもにかかわる文化や文学について、深い
理解と学際的で幅広い知識を持ち、分析と考察をする能力を身につけている。
また、これらの知識と豊かな発想力を生かした創作・制作活動により、子どもと大人の双方に向けた文化活動、
創作活動ができる。

【発達心理学科】
所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような力量を身につけた学生に学
位を授与する。
時代を超えて普遍的に求められる豊かな人格形成をおこなうために、カトリックの人間観・世界観を理解するた
めの基礎的な能力を身につけている。
時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な
能力を身につけている。
現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
胎児期から老年期にいたる生涯発達の標準形と多様性を、生物学的・社会文化的な背景とともに理解している。
すなわち人間は遺伝学的・生得的に規定されると同時に、どのような環境で育ち大人になっていくかという社会
文化的文脈によっても大きく左右されるという生涯発達心理学の考え方を身につけ、人間を発達的視点から捉え
ることができる。
人生のさまざまな時期に遭遇する発達的な課題や危機を理解し、発達障害や精神疾患等の臨床的な問題とそれら
への対応に関する専門知識を、人々の心の健康の増進を図るためのスキルとして活かすことができる。
実験や調査、観察などの心理学の基本的な方法を身につけるとともに、それを使って現代社会の発達心理学的課
題を積極的に見出して探求することができる。

【初等教育学科】
所定の年限在学し、本学科が定める所定の単位を修得することで、次に掲げるような専門的力量を身につけた学
生に学位を授与する。
時代を超えて普遍的に求められる豊かな人格形成をおこなうために、カトリックの人間観・世界観を理解するた
めの基礎的な能力を身につけている。
時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な
能力を身につけている。
現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている。
子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくこ
とができる。
子どもをめぐる社会や文化の状況を理解し、子どもの心身の発達を十全に保証する場と機会を創り出そうと努力
することができる。
人間の生涯発達を見通し、子どもに必要な支援を与えることができ、また保護者にも適切な情報や助言を提供す
ることができる。
これらにより、常に理論と実践の往還を図りつつ、専門的職業人である小学校教諭、幼稚園教諭・保育士として
社会的使命を全うできる卒業生、及び地域社会における子ども支援・子育て支援の活動に携わることによって社
会に貢献できる卒業生を送り出す。    
カリキュラムポリシー
■文学部

【2016年度以降入学者】

建学の精神の基礎である聖書、およびカトリックの人間観・世界観を学ぶために次の科目を全学年にわたって必修・選択必修としてすべての学生に提供する。

  1. キリスト教学Ⅰ・Ⅱ(第1・2学年必修)
    • 出会う他者を共感的に受け入れる力と自己肯定力を養成する。
    • 創立母体・シャルトル聖パウロ修道女会の精神を学びすべての人々、特に困難の中にある人々との連帯の態度を養成する。
    • 白百合学園の歴史を学び本大学のメンバーとしての自覚を涵養する。
    • 聖書についての基礎的な知識を学び、それを実生活に生かす態度を養成する。
  2. 宗教学(第3・4学年選択必修)
    キリスト教学Ⅰ・Ⅱの学びを前提として建学の精神をさらに発展させた形でとらえるために<学びの体系>として以下の6領域を設ける。
    「聖書・神学」「哲学・思想」「芸術・文化」「いのちの倫理・霊性」「社会倫理・実践」「諸宗教・その他」
    • この6領域から学生の自己意欲、将来のライフデザインにしたがって必修選択した科目を通して本学の建学の精神に直接根差した教養と生きる力を養成する。
    • 時流を越えて普遍的に守るべき価値を保ち、自分と世界の未来を創造的に切り開くためには生涯にわたって人格形成に取り組む必要があることを自覚する力を養成する。

深い教養と知性、奉仕の心を持つ自立した女性になるための土台を培う目的で、次の科目を必修・選択必修として全学の学生に提供する。

  1. 「白百合事始め」科目:人が人として有意義に生きることを考えるとともに、生活の質をより豊かなものにするための幅広い知識を身につける(生命・健康・福祉・人生観・仕事観に関わる科目)。
  2. 「学問の作法」科目:自らの問題を発見し、自ら考え、それを自らの言葉で表現するための理解力と思考力と表現力とを養う(理解力・思考力・表現力養成に関わる科目群)。
  3. 「基礎的素養」科目:過去から現代に至る人間精神の多様な所産に目を開くことを通じて様々なものの見方を習得し、文化の基本的な理解を図る(哲学・歴史・文学・社会学・人間科学・芸術・宗教・自然科学に関わる科目群)。
  4. 「多角的視点」科目:現代社会において求められている多角的な視点からものごとを探求する能力を、体験や実践を通して修得する(フィールド演習科目、プロジェクト科目、異文化コミュニケーション科目)。

グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必修・選択必修科目を提供する。

  1. 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
  2. 学生個々のレベルにあわせた習熟度別のクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、LL教室や情報科学教室などICT設備を利用する。
  • 専攻する言語と文学、文化に関する基本的な知識と技能を習得するために、1年次2年次に基礎科目を設置する。
  • 専攻する言語についての高度なコミュニケーション能力を涵養するために、演習科目を設置する。
  • 議論を通じて問題解決をはかる力と、総合的なコミュニケーション能力を涵養するために、演習科目を設置する。
  • 専攻する言語と文学、文化を多方面から理解するために、多彩な専門科目を設置する。
  • 自ら設定した課題について考究し、卒業論文・レポートを完成させるために、3年次からゼミを設置する。

【国語国文学科】

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、国語国文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。
古代から現代に至る日本語日本文学の多様な世界を探求し、この学びをとおして、日本語による論理的思考力と想像力、表現能力を育み、そこから見出されるテーマを追究するために、

  • 基本的知識を広く吸収するとともに、研究活動を行うための姿勢を培うため、少人数の基礎演習や基礎講読を置く。
  • 日本語学、日本文学、日本語教育の幅広い分野に目を向けるとともに、専門的に取り組みたい領域を模索し見定めるため、各領域を総合的に俯瞰する科目(総合研究)を置く。
  • 各領域の研究を深めるため、専門性の高い演習やさまざまな内容の講義科目を置く。
  • 学びの集大成となる卒業論文を執筆するため、みずから選択した専門領域を深く実践的に学ぶ演習(テーマ別研究)を置く。

【フランス語フランス文学科】

〔2018年度入学者〕

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、フランス語フランス文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。
世界の共通語の一つであるフランス語を習得し、幅広い時代のフランス文学にアプローチしながら、フランス語圏の社会・文化・歴史を総合的に探究することをとおして、語学力だけでなく、バランスのとれた国際感覚と広い視野を育むために、以下の科目を置く。

  • 「リーディング」「ライティング」「ヒアリング」「スピーキング」の4技能をバランスよく伸ばすため、1年次と2年次に、未習者・既習者別の少人数クラスによるフランス語学習の基礎科目(総合Ⅰ・Ⅱ、コミュニケーションⅠ・Ⅱ)を置く。
  • 実践的なコミュニケーション力と読解力を身につけるため、3年次にフランス語学習の発展科目(発展総合Ⅰ・Ⅱ、発展読解Ⅰ・Ⅱ)を置く。
  • フランス語圏の文学・文化・歴史・社会への関心を深め、専門的学習の基盤となる知識を習得することを目的とした基礎科目(フランス語圏文化概論、フランス文学概論)を1年次と2年次前期にそれぞれ置く。
  • フランス語ならびにフランス語圏の文学・文化・歴史・社会についての専門的知見を深めることを目的とした専門科目(2年次アトリエ、フランス語上級演習・実践研究、フランス文学歴史演習・研究、フランス社会文化演習・研究、フランス芸術文化演習・研究、フランス生活文化演習・研究)を2~4年次に置く。選択したプログラムに沿って専門科目を履修することで、それぞれの関心領域に応じて専門知識が体系的に身につくよう、「フランス語特別強化」「フランス文学社会文化」「フランス歴史芸術文化」「フランス生活文化」の4つのプログラムを設置する。
  • 関心のあるテーマについての研究を掘り下げ、十分な時間をかけてレポート・卒業論文を執筆するため、2年次後期にゼミへの導入科目(専門ゼミ準備研究)を、3~4年次にゼミ(専門ゼミ)をそれぞれ置く。

〔2016・2017年度入学者〕

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、フランス語フランス文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。
世界の共通語の一つであるフランス語を習得し、幅広い時代のフランス文学にアプローチしながら、フランス語圏の社会・文化・歴史を総合的に探究することをとおして、語学力だけでなく、バランスのとれた国際感覚と広い視野を育むために、

  • 「リーディング」「ライティング」「ヒアリング」「スピーキング」の4技能をバランスよく伸ばすため、未習者・既習者別の少人数クラスによる基礎科目(総合Ⅰ、コミュニケーションⅠ)を置く。
  • 基礎をさらに固めながら実践的なコミュニケーション力を身につけるため、フランス語学習の発展科目(総合Ⅱ・Ⅲ、コミュニケーションⅡ)を置く。
  • フランス語圏の文学・社会・歴史への関心を深め、基礎的知識を習得することを目的とした演習科目を1年次と2年次にそれぞれ置く。
  • 関連領域についての教養を身につけながら、それぞれの専門性を高めるため、各自の興味に応じた専門科目(専門演習、フランス文学・文化・社会研究)を置く。
  • 関心のあるテーマについての研究を掘り下げ、十分な時間をかけてレポート・卒業論文を執筆するため、3年次からゼミ(専門ゼミ)を置く。

【英語英文学科】

〔2018年度入学者〕

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、英語英文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 英語運用能力を総合的かつ効率的に高めるため、必修英語科目は技能別・少人数制とする。
  • リサーチ・スキル及びプレゼンテーション・スキルを絶えず向上させるため、セミナー科目は4年間を通じて必修とする。
  • 専門領域に関する知識・技術を修得するため、下記の通り4つの「コース(科目群)」を設ける。
    <ブリティッシュ・スタディーズ>
    イギリスを中心とする英語圏の文学・文化を学ぶことにより、グローバルキャリアを歩む上で不可欠な教養を身につける。
    <アメリカン・スタディーズ>
    アメリカを中心とする英語圏の文学・文化を学ぶことにより、グローバルキャリアを歩む上で不可欠な教養を身につける。
    <ことばとコミュニケーション>
    言語研究と実践的コミュニケーション能力の両面からの養成を目指す。日英語の対照を意識させながら、「英語音声学」や「英語学概論」などの授業を基軸として、早期英語から成人に至る広い年齢層をも視野に入れ、言語そのもの及びその使用の両面からの研究を目指すための専門科目を置く。
    <比較文化・文学>
    日本の社会や文化・歴史について多様な視点から学ぶとともに、日本について英語で議論あるいは発信する力を養うために、(1)課題解決型授業を中心に学びを展開する、(2)コースで開講するすべての授業を英語で行う、(3)他のアジア諸国や欧米諸国において日本がどのように表象されてきたのかを体系的に学ぶための専門科目を置く。

〔2016・2017年度入学者〕

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、英語英文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 英語の基礎力を養うための語学学習科目と、1・2年次のセミナー科目をつうじて、各コースで学びを深めるために必要な語学力・基礎知識と研究方法を身につける。
  • 「英米文学・文化」「ことばとコミュニケーション」「比較文化・文学」の3つのコースを設置し、各コースが提供するセミナーに属しながら専門科目を履修する。この学びをとおして、高度な異文化対応能力と、それを支える語学力、グローバル化する社会で活躍できる知識と教養を身につける。
    【英米文学・文化コース】
    英米文学の世界を深く味わうことのできる知性と感性を涵養し、同時に文化全般にわたる広い視野をそなえた豊かな人間性を養成することにより、他者を理解できる共感力と、未知の状況・場面を想像できる自由な発想力を育成するために、「コース選択への基礎分野」「英米文学・文化専門分野及び関連分野」「卒業研究分野」の3分野から編成し、それぞれの科目群を置く。
    【ことばとコミュニケーションコース】
    言語研究と実践的コミュニケーション能力の両面からの養成を目指す。日英語の対照を意識させながら、「英語音声学」や「英語学概論」などの授業を基軸として、早期英語から成人に至る広い年齢層をも視野に入れ、言語そのもの及びその使用の両面からの研究を目指すための専門科目を置く。
    【比較文化・文学コース】
    日本の社会や文化・歴史について多様な視点から学ぶとともに、日本について英語で議論あるいは発信する力を養うために、(1)課題解決型授業を中心に学びを展開する、(2)コースで開講するすべての授業を英語で行う、(3)他のアジア諸国や欧米諸国において日本がどのように表象されてきたのかを体系的に学ぶための専門科目を置く。

【2015年度以前入学者】

【国語国文学科】

国語国文学科では、古代から現代に至る日本語日本文学の多様な世界を探求する。この学びをとおして、日本語による論理的思考力、想像力、表現能力を育み、そこから見出されるテーマを追究するため、以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 基本的知識を広く吸収するとともに、研究活動を行うための姿勢を培うため、少人数の基礎演習や基礎講読を置く。
  • 日本語学、日本文学、日本語教育の幅広い分野に目を向けるとともに、専門的に取り組みたい領域を模索し見定めるため、各領域を総合的に俯瞰する科目(総合研究)を置く。
  • 各領域の研究を深めるため、専門性の高い演習やさまざまな内容の講義科目を置く。
  • 学びの集大成となる卒業論文を執筆するため、みずから選択した専門領域を深く実践的に学ぶ演習(テーマ別研究)を置く。

【フランス語フランス文学科】

フランス語フランス文学科では、世界の共通語の一つであるフランス語を習得し、幅広い時代のフランス文学にアプローチしながら、フランス語圏の社会・文化・歴史を総合的に探究する。この学びをとおして、語学力だけでなく、バランスのとれた国際感覚と広い視野を育むため、以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 「リーディング」「ライティング」「ヒアリング」「スピーキング」の4技能をバランスよく伸ばすため、未習者・既習者別の少人数クラスによる基礎科目(総合Ⅰ、コミュニケーションⅠ)を置く。
  • 基礎をさらに固めながら実践的なコミュニケーション力を身につけるため、フランス語学習の発展科目(総合Ⅱ・Ⅲ、コミュニケーションⅡ)を置く。
  • フランス語圏の文学・社会・歴史への関心を深め、基礎的知識を習得することを目的とした演習科目を1年次と2年次にそれぞれ置く。
  • 関連領域についての教養を身につけながら、それぞれの専門性を高めるため、各自の興味に応じた専門科目(専門演習、フランス文学・文化・社会研究)を置く。
  • 関心のあるテーマについての研究を掘り下げ、十分な時間をかけてレポート・卒業論文を執筆するため、3年次からゼミ(専門ゼミ)を置く。

【英語英文学科】

英語英文学科では3つのコースを設置し、各コースが提供するセミナーに属しながら専門科目を履修する。この学びをとおして、高度な異文化対応能力と、それを支える語学力、グローバル化する社会で活躍できる知識と教養を身につけるため、以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 英語の基礎力を養うための語学学習科目と、1・2年次のセミナー科目をつうじて、各コースで学びを深めるために必要な語学力・基礎知識と研究方法を身につける。
  • 「英米文学・文化」「ことばとコミュニケーション」「比較文化・文学」3つのコースを置き、それぞれ次のような方針でカリキュラムを編成する。
    <英米文学・文化コース>
    英米文学の世界を深く味わうことのできる知性と感性を涵養し、同時に文化全般にわたる広い視野をそなえた豊かな人間性を養成することにより、他者を理解できる共感力と、未知の状況・場面を想像できる自由な発想力を育成するために、「コース選択への基礎分野」「英米文学・文化専門分野及び関連分野」「卒業研究分野」の3分野から編成し、それぞれの科目群を置く。
    <ことばとコミュニケーションコース>
    言語研究と実践的コミュニケーション能力の両面からの養成を目指す。日英語の対照を意識させながら、「英語音声学」や「英語学概論」などの授業を基軸として、早期英語から成人に至る広い年齢層をも視野に入れ、言語そのもの及びその使用の両面からの研究を目指すための専門科目を置く。
    <比較文化・文学コース>
    日本の社会や文化・歴史について多様な視点から学ぶとともに、日本について英語で議論あるいは発信する力を養うために、
    (1)課題解決型授業を中心に学びを展開する、(2)コースで開講するすべての授業を英語で行う、(3)他のアジア諸国や欧米諸国において日本がどのように表象されてきたのかを体系的に学ぶための専門科目を置く。

【児童文化学科 児童文学・文化専攻】

児童文化学科児童文学・文化専攻では、日本と世界の児童文学、マンガやおもちゃなどの児童文化、子どもを取り巻く環境や現象を分析・考察することで、子どもと文化・子どもと社会の関わり方を探求する。この学びをとおして、現代社会を読み解くための視野と分析力を培うとともに、みずからを表現する想像力・創造力を育むため、以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 新しい知識の習得(聞く・知る)、研究対象の発見(調べる)、専門的なテーマの探求(精読する・実証する)、論文・作品の制作(表現する)という、学習者の段階的な目的変化に応じた年次配当を行う。
  • 児童文学や子どもを取り巻く文化への関心を広く育むため「児童文学」「児童文化」「児童心理」に関する必修科目を置く。
  • 「児童文学」(日本・海外)、「児童文化」(マンガなど物語的文化・おもちゃなど非物語的文化)、「制作」(絵本・創作)の3分野について広く学ぶため、周辺領域であるアニメなどのサブカルチャーを含め、子どもの文化に関わる領域を網羅した多様な選択科目を置く。
  • 子どもと社会の関係性を考察するため「子ども論」「子ども社会学」などの専門科目を置く。
  • 自己を表現するための想像力・創造力を育むことを目的として、絵本の制作、雑誌の編集、わらべうた・ストーリーテリングの実技等の実践的な専門科目を置く。

【児童文化学科 発達心理学専攻】

児童文化学科発達心理学専攻では、乳幼児期から老年期まで、人の生涯にわたる心身の発達のプロセスとメカニズムを理解する。この学びをとおして、人間そのものの理解はもちろんのこと、社会で役立つ研究手法や筋道立てて物事を考える力を養うため、以下のような方針でカリキュラムを編成する。

  • 学問の全体像を俯瞰的に理解し、幅広い知識と視野を身につけるため、基礎的な知識や研究手法を学ぶ必修科目(概論、入門、基礎演習)を置く。
  • 興味や関心に応じ学びを深めるため、「発達心理学の基礎」「生涯発達支援学」「臨床発達心理学」の3つの領域に段階的かつ体系的な講義・演習科目を置く。
  • 体験的な学びをとおして発達心理学の諸問題を理解する演習科目(実験観察演習、子ども観察、フィールド演習)を置く。
  • 4年間の学習の集大成として卒業論文を必修とする。そのために、
    (1)邦文および英文の資料・文献の読解力を養うための演習科目を段階的に置く。
    (2)調査・実験・観察など研究法の基礎から応用まで、体系的知識と実践的研究が可能な演習科目を置く。
    (3)データの分析や処理に必須の心理統計学の科目を段階的に置く。
    (4)得られた結果や考察の表現力を養うための実践研究法の専門科目を置く。
■人間総合学部
 

建学の精神の基礎である聖書、およびカトリックの人間観・世界観を学ぶために次の科目を全学年にわたって必修・選択必修としてすべての学生に提供する。

  1. キリスト教学Ⅰ・Ⅱ(第1・2学年必修)
        
    • 出会う他者を共感的に受け入れる力と自己肯定力を養成する。
    • 創立母体・シャルトル聖パウロ修道女会の精神を学びすべての人々、特に困難の中にある人々との連帯の態度を養成する。
    • 白百合学園の歴史を学び本大学のメンバーとしての自覚を涵養する。
    • 聖書についての基礎的な知識を学び、それを実生活に生かす態度を養成する。
  2. 宗教学(第3・4学年選択必修)
    キリスト教学Ⅰ・Ⅱの学びを前提として建学の精神をさらに発展させた形でとらえるために<学びの体系>として以下の6領域を設ける。
    「聖書・神学」「哲学・思想」「芸術・文化」「いのちの倫理・霊性」「社会倫理・実践」「諸宗教・その他」
    • この6領域から学生の自己意欲、将来のライフデザインにしたがって必修選択した科目を通して本学の建学の精神に直接根差した教養と生きる力を養成する。
    • 時流を越えて普遍的に守るべき価値を保ち、自分と世界の未来を創造的に切り開くためには生涯にわたって人格形成に取り組む必要があることを自覚する力を養成する。

深い教養と知性、奉仕の心を持つ自立した女性になるための土台を培う目的で、次の科目を必修・選択必修として全学の学生に提供する。

  1. 「白百合事始め」科目:人が人として有意義に生きることを考えるとともに、生活の質をより豊かなものにするための幅広い知識を身につける(生命・健康・福祉・人生観・仕事観に関わる科目)。
  2. 「学問の作法」科目:自らの問題を発見し、自ら考え、それを自らの言葉で表現するための理解力と思考力と表現力とを養う(理解力・思考力・表現力養成に関わる科目群)。
  3. 「基礎的素養」科目:過去から現代に至る人間精神の多様な所産に目を開くことを通じて様々なものの見方を習得し、文化の基本的な理解を図る(哲学・歴史・文学・社会学・人間科学・芸術・宗教・自然科学に関わる科目群)。
  4. 「多角的視点」科目:現代社会において求められている多角的な視点からものごとを探求する能力を、体験や実践を通して修得する(フィールド演習科目、プロジェクト科目、異文化コミュニケーション科目)。

グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必修・選択必修科目を提供する。

  1. 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
  2. 学生個々のレベルにあわせた習熟度別のクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、LL 教室や情報科学教室などICT 設備を利用する。
以上に掲げる本学の教養教育を基礎としながら、人間総合学部では、まず1・2年次に「学部共通科目」を設定する。人間とは何か、特に子どもとはどのような存在か、どのようにして人間として発達していくのか、その養いとなる文化的な営みとは何かなどについて、3学科での学修にあたって共通して基盤とすべき知識や理論を概観し、その後の専門科目学修の基礎を構成するように配慮している。
そして各学科の「専門科目」を通じて、学生に豊かな文化的見識と創造力に満ちた人間としての成長を促すため、専門的知識と理論の学修を深め、それぞれの領域における方法論の習得を通じて物事を批判的に考察する態度を身につけることを企図して、それぞれの専門教育カリキュラムを構成する。

 【児童文化学科】
 子どもを取り巻く文化的環境を、子どもの理解だけでなく、人間としての総合的教養に結びつくものととらえ、
児童文化や児童文学の分析と考察を通して、子どもの世界を深く掘り下げることのできる専門的な知識と思考力を育成する。また、これを基盤として、絵本・物語などの創作力・制作力を育てる。
科目の配置は、児童文学・文化についての基礎から、卒業論文・卒業制作へと段階的に学べるようになっている。また、児童文学・文化にかかわる多彩な科目を準備し、自由選択科目の幅を広く設定している。
 初年次では、児童文学、児童文化、創作・制作を専門的に学ぶ上で必要な、児童文学、伝承文学、児童観の変遷、子どもの特性など専門分野の基礎知識を身につける。
 2年次、3年次では、児童文学研究、児童文化研究のテーマに沿った調査・考察方法について、また創作・制作の基礎および技法を少人数クラスで学ぶ。
 4年間の学びの集大成として、児童文学・文化に関心を持つ学生は卒業論文の執筆、創作・制作を目指した学生は、絵本、アニメーション、児童文学作品等の卒業制作・創作を行う。
 学生が広く学べるよう、自由選択科目群を低学年にも配置し、学生の知的関心を呼び起こし、研究分野選択の
道しるべとしている。これらの選択科目は、実践的な科目と講義科目に分け、学生が両者をバランスよく学べる
ように配置している。
 1年次から4年次にわたり学部共通科目を選択履修することで、発達心理学や初等教育学に関する知識にも触
れ、児童文化学科の知識にとどまらない人間総合学部の学生にふさわしい広い知的視野を養う。

【発達心理学科】
 生涯発達心理学を理解し、発達の視点から人間を包括的に理解する学生を育てるという発達心理学科の教育研究上の目的に対応して、心理学の基礎理論および方法論を十分に修得した上で発達心理学を学ぶという基本方針のもとにカリキュラムを編成している。また、人生のさまざまな時期に遭遇する発達的な課題や危機を理解し、発達障害や精神疾患等の臨床的問題の解決や支援に心理学の知識を活かすことができるよう、発達障害や臨床心理学の科目を設けている。
 〔心理学の基礎〕として、心理学を専門的に学ぶ上での基礎となる理論と各種方法論を、1・2年次で学ぶ。
 〔心理学の方法〕として、実証科学としての心理学の基礎である心理統計学について、基本的考え方からやや高度の分析方法までを1・2年次で学ぶ。それと並行して、実験・調査・観察・検査という心理学の基本的方法について、実際に自分たちでデータをとり、それを分析することを通して学ぶ。
 〔心理学の主要分野〕として、認知心理学、パーソナリティ心理学、社会心理学、臨床心理学などの心理学の主要分野について、3・4年次に学習する。
 〔発達心理学高度専門分野〕として、発達心理学及び発達臨床心理学に特化した内容について、専門的・臨床的な理論と方法を、3・4年次で学ぶ。
 〔発達心理学応用的関連分野〕では、心理学の理論と方法の実践的応用としての「子ども観察」、児童文化についての「児童文化・子ども論」などを、3・4年次で学ぶ。
 〔卒業論文〕では、4年間の学習の集大成として4年次に、発達を中心とした心理学的問題関心にもとづいてデータ収集と分析を行い、卒業論文を作成する。

【初等教育学科】

 幼稚園教諭・保育士の養成と、幼児教育・保育に対する理解を深めた小学校教諭の養成を目標としつつ、学校・園の種別による教育内容・教育方法の違いに対応できるように、履修上のコースとして、幼児教育コースと児童 教育コースを設定する。
 まず、法令に準拠して設定される科目群として、幼稚園・小学校で取り扱われる教育内容の基盤となる知識や技能を養う科目としての「教科に関する科目」、教育及び教育的指導に関する基礎的・理論的、また実践的な内容を取り扱う科目としての「教職に関する科目」、保育に関する理論と知識・技能、またそれらを実践の場で活かすための科目としての「保育に関する科目」を学ぶ。さらに、学校や園において子どもとともに活動する体験を通じて学ぶ「教育体験」「保育体験」、そして「教育実習」「保育実習」では現場の保育者・教師の指導のもとに、子どもの活動を見守り、支え、指導する経験から学ぶ。総まとめとして「保育・教職実践演習」「教職実践演習」では、大学における保育士養成課程、幼稚園・小学校教員免許課程の学修を総括し、卒業後も学び続ける保育者・教師として研鑽を積んでいけるように見通す。これらの科目は1・2年次を中心に、3・4年次まで順次開講される。
 次に、専門的職業人としての教師・保育者は、自ら課題を設定し、学修・研究を深めていくこともまた重要である。教科内容や教職に直接係わる課題、さらに教育学や保育学の研究領域について広く関心を持ち、理論と実践を結びつけながら自らの興味に基づいて研究していくだけの力量を形成することを目指す。総まとめとしての「卒業研究」に向けて、2年次の「初等教育基礎演習」、3年次の「初等教育演習」を中心として、「隣接領域科目」としての児童文化学科、発達心理学科の科目履修も視野に入れながら、学生の関心に応じた幅広く専門的な学修に発展するよう配慮している。

 

アドミッションポリシー

本学の「建学の精神」「教育目標」を理解し、各学科の教育課程を履修するために以下に示した必要な素養・学力を備えた人を求めます。

【国語国文学科】

  • 日頃より日本の古典から現代の文学作品に触れ、また、日本語や日本の文化、あるいは外国人に日本語を教えることに興味・関心を持つ人。
  • 興味ある領域について自分で問題を発見し、これを深く掘り下げられる人。
  • 高校時代に古典(漢文)を含めた国語の学習に熱心に取り組み、高い語彙力を有していることが望ましい。

【フランス語フランス文学科】

  • 母国以外の言語・文化に興味を持ち、フランス語圏を中心としたさまざまな世界の文化・社会問題に強い関心を持つ人。
  • 異なった文化的背景を持つ人たちとの交流経験がある、または興味・関心を持つ人。
  • 高校時代に、特に国語、外国語(英語・フランス語など)の学習に熱心に取り組み、十分な読解力と表現力を有していることが望ましい。

【英語英文学科】

  • 英語圏の文学・文化、および英語コミュニケーションの理論を学ぶ意欲のある人。
  • 高度な英語運用能力を駆使してグローバル/ローカルキャリアを歩みたいと強く望む人。
  • 高校時代に英語の文構造・音声構造に対する深い洞察を得ていることが望ましい。

【児童文化学科】

  • 児童の文学や文化に興味・関心を持ち、想像力と創造力に富んだ人。
  • 授業や課外活動に主体的に取り組み、自分が求めるものを見極められる人。
  • 高校時代に、特に国語、英語の学習に熱心に取り組んできた人が望ましい。

【発達心理学科】

  • 人間の心を科学的・実証的に探究することに興味・関心を持つ人。
  • 発達障害や心の諸問題の支援について、その専門的知識やスキルを学ぶ意欲のある人。
  • 高校時代に授業や課外活動に主体的に参加し、特に、高いコミュニケーション能力(国語・外国語を含む)を 有していることが望ましい。

【初等教育学科】

  • 保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す人、または子どもの支援や子育て支援に興味・関心を持ち、それを通じて社会に貢献したいと考える人。
  • 総合的な学習の時間や特別活動、部活動やボランティア活動などに主体的に参加してきた人。
  • 高校時代に教科全般を幅広く学習していることが望ましい。

履修系統図

履修系統図

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