児童文化研究センター

叢書

 各プロジェクトによる研究の成果が、叢書となって刊行されています。

叢書お申し込み方法

叢書には頒布しているものもあります。お気軽に助手にお声をおかけください。
また、郵送をご希望の方は、希望号数、冊数、送付先をご連絡ください。宅配便の着払いにてお送りいたします(送料をご負担ください)。
在庫が僅少となっているもの、在庫がないものがございます。詳細についてはお問い合わせください。

なお、児童文化研究センターでご覧いただける叢書もあります。

『紙芝居研究 第7号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト
2024年3月発行

〈研究〉
浅岡靖央
紙芝居『稲むらの火』の変遷—日本教育紙芝居協会における作品改訂過程を探る

劉冠玟
研究ノート 「台湾紙芝居」の一観察—2018年以降を中心に

〈エッセイ〉
中川理恵子
紙芝居『ちっちゃい こえ』の声を受け止めて
 (報告)第26回紙芝居サミット「いのちを見つめる紙芝居」~これから何をうたいあげるのか

鈴木律子
「全国紙芝居まつり 川越市大会」に参加して

遠藤知恵子
YouTube配信で聴いた国策紙芝居の話

原田優香
京都国際マンガミュージアムでの紙芝居体験

浅岡靖央
紙芝居史断章⑤『七個小山羊』康徳9年

紙芝居研究プロジェクト活動記録
 

『児童詩歌 第19号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2024年2月発行

宮澤賢治
はじめに

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(八) —『とんぼ&ピーマンのあそびうたクラブ』の作品

伊藤かおり
竹久夢二『京人形』に関するノート
 

『紙芝居研究 第6号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト
2023年3月発行

〈研究〉
鈴木律子
「かさじぞう」の紙芝居に関する一考察

〈エッセイ〉
中川理恵子
紙芝居の脚本は演じ手の声により言葉となるから

劉冠玟
「嵐 リモート紙芝居」に関する一観察

遠藤知恵子
紙芝居との出会い

深民麻衣佳
紙芝居文化の会2022紙芝居講座「紙芝居の新たな一歩を!」に参加して

深民麻衣佳
ホラー小説と紙芝居:作品紹介

紙芝居研究プロジェクト活動記録
 

『児童詩歌 第18号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2023年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十八)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(七) —『あそびソングブック』の作品

志村裕子
「どんぐり話」と「どんぐりイメージ」について

伊藤かおり
竹久夢二『歌時計』に関するノート
 

『紙芝居研究 第5号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト編
2022年3月発行

<研究>
中川理恵子
紙芝居の演じ方に関する一考察

劉冠玟
日中紙芝居の翻訳受容研究 —『まほうのふで』の原典と邦訳をめぐって—

浅岡靖央
戦前から戦後初期における紙芝居の手描き模写作品について

<エッセイ>
遠藤知恵子
紙芝居のある風景 高橋健太郎『A RED HAT』赤々舎、2020年

原田優香
紙芝居の好きなところ —電子化が進む世の中で—

紙芝居研究プロジェクト活動報告
 

『児童詩歌 第17号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2022年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十七)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(六) —『帰って来たわらべうた』の作品

伊藤かおり
竹久夢二『小供の国』に関するノート

 

『児童詩歌 第16号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2021年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十五)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(五) —『あそびうた本・かえるのロボット』の作品

伊藤かおり
早稲田文学社編『少年文庫』に関するノート ー童謡を中心に—

『紙芝居研究 第4号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト編
2021年3月発行

<特別企画>
日本児童文学学会第58回研究大会ラウンドテーブル記録
    誰が「教育紙芝居」を作ったか? —源流・形式・内容—

 中川理恵子
 巖谷小波と紙芝居 —源流・形式からの考察—

 髙塚明恵
 形式の変遷から見る教育紙芝居の誕生 —今井よねの紙芝居出版より—

 浅岡靖央
 松永健哉の軌跡と「教育紙芝居」 —教育の武器としての教育紙芝居—

 佐々木由美子
 川崎大治の「教育紙芝居」 —保育実践の中で育まれたもの—

<エッセイ>
遠藤知恵子
2020年度、考えていたこと

浅岡靖央
紙芝居史断章③(拡大版)
 その1 「大阪紙芝居風聞記」(執筆者不明)
 その2 高尾亮雄「今年に於ける私の関係した二つの仕事(報告)」

<研究>
浅岡靖央
川崎大治とヱバナシトーキー

 『紙芝居研究 第3号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト編
2020年3月発行

<研究>
髙塚明恵
プロテスタント諸派における紙芝居利用

<エッセイ>
深民麻衣佳
墨田区で見た紙芝居展示

遠藤知恵子
紙芝居から始まるタブロー〈あけぼの村物語〉をみて

<書評>
劉冠玟
陳晉卿『紙芝居在台灣之實踐與推展』(暫定訳:『台湾における紙芝居の実践と推進』)

浅岡靖央
紙芝居史断章②(拡大版) 発見! 川崎大治のコマ絵『金太郎サン 角力ノ卷』

<資料>
浅岡靖央
日本教育紙芝居協会の貸出紙芝居ー堀川保育園による模写作品の紹介—

紙芝居研究プロジェクト活動記録

『紙芝居研究 第2号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト編
2019年3月発行

浅岡靖央
紙芝居史断章① 発見! 復刻未収録 雑誌『教育紙芝居』第2巻第6号

<研究>
遠藤知恵子
断面としての紙芝居 岩崎知弘からいわさきちひろへ

深民麻衣佳
紙芝居と絵本の特質の相違に関する一考察ー馬場のぼる作品の比較を通してー

<エッセイ>
政氏裕美
紙芝居『おかあさんのはなし』を演じ手として実演してみて

<資料>
髙塚明恵
最初の5作品ー今井よねが目指した紙芝居ー

浅岡靖央
松永健哉・児童校外教育研究所刊行の紙芝居作品

紙芝居研究プロジェクト活動記録

『児童詩歌 第15号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2019年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十四)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(四) —『とんぼ・ピーマンのカレンダーソング』の作品

伊藤かおり
相馬御風の童謡(二) —大正期童話雑誌に掲載された作品を中心に—
 

『紙芝居研究 創刊号』

白百合女子大学児童文化研究センター
紙芝居研究プロジェクト編
2018年3月発行







浅岡靖央
創刊の言葉

<研究ノート>
遠藤知恵子
「オ寝坊ナジヤガイモサン」と「おねぼうなじゃがいもさん」

深民麻衣佳
幼年童話の紙芝居化に関する一考察 —「紙芝居 ちいさいモモちゃん」シリーズと原作の比較から—

劉冠玟
海外における紙芝居についての一考察 —「台湾紙芝居」の古今東西—

<エッセイ>
岡部愛
子どもにおける紙芝居の魅力

政氏裕美
紙芝居に触れて感じた“思い”と“考え”

孔阳新照
中国における紙芝居について

中川理恵子
紙芝居の現場 —乳幼児が紙芝居と出会うとき—

紙芝居研究プロジェクト活動記録

『児童詩歌 第14号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2018年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(三) —『ちびっこくらすのあそびうた』の作品—

伊藤かおり
相馬御風の童謡 —童謡集『銀の鈴』—

『児童詩歌 第13号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2017年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十三)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(二) —『乳児のための空とぶあそび歌』の作品—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(十) —投稿詩から『芳水詩集』へ—

『児童詩歌 第12号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2016年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十二)

宮崎麻子
中川ひろたかの「あそびうた」研究(一) —『あそびうたがいっぱい』—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(九) —『海の国』の短歌—

『児童詩歌 第11号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2015年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(十一)

宮崎麻子
中川ひろたかの仕事 —中川ひろたか、カンレキ2周目ライブ!を祝って—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(八) —『海の国』の童謡—

『児童詩歌 第10号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2014年2月発行
※在庫はございません。

宮澤健太郎
賢治と童謡(十)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(七) —NHKテレビ「うたのえほん」と新しい子どもの歌—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(七) —『海の国」の少年詩—

『児童詩歌 第9号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2013年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(九)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(六) —「ABC子どもの歌」と幼年童話—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(六) —『悲しき笛』の長詩—

『児童詩歌 第8号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2012年2月発行
※在庫はございません。

宮澤健太郎
賢治と童謡(八)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(五) —義美と戦争—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(五) —『悲しき笛』の四季の短歌—

『児童詩歌 第7号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2011年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(七)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(四) —「コドモノクニ」の作品—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(四) —『悲しき笛』の挽歌—

『子どもの本と家族』

白百合女子大学児童文化研究センター
児童文学に見る家族の国際比較プロジェクト編
2010年2月発行

河村真奈
日本の『アリス』パロディ作品からみる「父娘」イメージについて

沢崎友美
「子ども」が「大人」になるとき —「<他者>としての家族」という観点から—

谷村知子
ペットと子どもと家族 —犬だけが子どもの話をじっと聞いている—

浅木尚実
あたたかい居場所の守り神 —「ムーミンシリーズ」ママの存在—

伊藤敬祐
家族再構築への道 —5月革命が引き起こした問題の解決方法—

金子真奈美
ファンタジーが描く家族 —「ハリーポッター」シリーズの考察—

滝沢美紀
母と娘のビタースウィートな関係 —ジャクリーン・ウィルソンが描く親子—

森田英津子
『赤毛のアン』における"Home"探求 —"Marilla of Green Gables"—

京宜和
華僑家族の変容 —チャイニーズ・アメリカンの物語をめぐって—

水間千恵
アメリカのLGBT作品における家族像の意味 —ノーマ・クラインとレスリー・ニューマンを例に—

大西なぎさ
末っ子の表象

『児童詩歌 第6号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2010年2月発行
※在庫はございません。

宮澤健太郎
賢治と童謡(六)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(三) —『赤い鳥』への投稿童話—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(三) —『ふる郷』—

『児童詩歌 第5号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2009年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(五)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(二) —「金の星」への投稿童謡—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(二) —『旅人』—

『児童詩歌 第4号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2008年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(四)

宮崎麻子
佐藤義美の童謡研究序説(一) —「童話」への投稿童謡—

伊藤かおり
有本芳水の少年詩(一) —『芳水詩集』—

『子どもの本と〈食〉 物語の新しい食べ方』

『子どもの本と〈食〉 物語の新しい食べ方』川端有子・西村醇子編
玉川大学出版部、2007年1月発行
2700円+税
※版元(玉川大学出版部)へお問い合わせください。

川端有子
はじめに 〈食〉と子どもの本のおいしい/危険な関係

1.絵本と幼年文学を食べる
浅木尚実
「お皿洗いを手伝っていただける?」—絵本に描かれた〈食〉—

佐々木由美子
みんなで食べるとおいしいね —幼年文学と〈食〉の関係—

西村醇子
コラム 古風なアパートの優雅な食卓

2.古典をもう一度味わう
永島憲江
『砂の妖精』における〈食〉の役割 —ファンタジーと現実のはざま—

川端有子
空腹の少女たち、満腹の子どもたち —『小公女』と『秘密の花園』における〈食〉の意味—

山本麻里耶
ベジタリアンになったドラゴン —ローズマリー・マニングのR・Dの場合—

西村醇子
コラム 卵の味

川端有子
コラム 雑煮、プリン、ホットケーキの正体

3.児童文学の新しい調理法
鈴木宏枝
魔法使いの食卓と大地に根ざすモモの木 —〈食〉から読む〈アースシー〉シリーズ—

内藤貴子
コンデンスミルクの魔法の力 —M・モパーゴの物語技法としての〈食〉—

西村醇子
コラム イギリス人と人魚

西村醇子
おわりに 新たな始まりへ

『児童詩歌 第3号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2007年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(三) —大正十二年までの童話挿入歌について—

新垣壬敏
歌になった児童詩 Ⅲ

伊藤かおり
泉鏡花の童謡をめぐる考察

『北原白秋 童心の彼方へ』

『北原白秋 童心の彼方へ』宮澤健太郎著
白百合女子大学児童文化研究センター、2006年3月発行
※頒布はしておりません。







はじめに
第一章 白秋の目撃者
杢太郎、白秋、啄木の一期一会
啄木との離別の情況
白秋と直哉
白秋と賢治
中也と白秋

第二章 白秋の資質
『邪宗門』初秋作品『驟雨前』を読む
『邪宗門』の中の子供像
白秋『邪宗門』と賢治『春の修羅』
詩集『思ひ出』
歌集『桐の花』の意図的構成
白秋の校歌制作

第三章 白秋の命運
童謡から児童自由詩へ
童謡と児童自由詩の問題
異常心理の童謡
白秋の童謡集『蜻蛉の目玉』の中の残虐性
白秋の小説『金魚経』
白秋の“雀”
白秋と女性
白秋の大正三年
白秋と「雀のお宿」

『児童詩歌 第2号』

白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2006年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡(二) —大正十一年までの童話挿入歌について—

新垣壬敏
歌になった児童詩 Ⅱ

伊藤かおり
泉鏡花の童謡 —小説・戯曲中に現れたものを中心に—

『児童文学における〈ふたつの世界〉』

『児童文学における<ふたつの世界>』 井辻朱美監修
ふたつの世界プロジェクト編
てらいんく、2004年11月発行
1,800円+税
※版元(てらいんく)へお問い合わせください。

浜名那奈
英語圏の児童文学における〈ふたつの世界〉の変遷

八代華子
幻想とノンセンスのはざまで —ウォルター・デ・ラ・メアの描いた人間たち—

岸野あき恵
老女になった少女の変身が意味するもの —ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』—

井上みよ
「えん」と「秘密」によってつくられるもうひとつの世界
—伊藤遊『えんの松原』とF・H・バーネット『秘密の花園』の比較—

林佑子
ペネロピ・ライブリーにおける記憶と時間 —『トーマス・ケンプの幽霊』を中心に—

野口摩利亜
『ジョイ・ラック・クラブ』に見る母と娘のふたつの世界

鈴木宏枝
アフリカ系アメリカ人作家の捉える〈ふたつの世界〉 —ミルドレッド・テーラーとヴァジニア・ハミルトン—

間宮史子
〈ふたつの世界〉の世界

井辻朱美
〈ふたつの世界〉はどこへ行くのか?

『児童詩歌 創刊号』

『児童詩歌 創刊号』白百合女子大学児童文化研究センター
近現代児童詩歌研究プロジェクト編
2005年2月発行

宮澤健太郎
賢治と童謡

新垣壬敏
歌になった児童詩

伊藤かおり
佐佐木信綱の唱歌 —『幼年雑誌』『少年世界』に発表された作品を中心に—

近現代児童文学・文化における第二世界研究(ふたつの世界)プロジェクト発行冊子

「第1回講演会講演録」(2005年、270円(税込)) ※頒布はしておりません。
講師:小谷真理先生

「第2回講演会講演録」(2004年、250円(税込)) ※頒布はしておりません。
講師:金原瑞人先生

『日本児童文学史の諸相 —試論・解題稿—』

『日本児童文学史の諸相—試論・解題稿—』宮崎芳彦監修
日本児童文学史研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、2003年4月2日発行
※在庫はございません。

宮崎芳彦
献辞—監修の弁にかえて

池田美桜
児童文学研究史 —試論・解題稿—

尾崎るみ
少女小説史研究 —試論・解題稿—

佐々木由美子
幼年文学史研究 —試論・解題稿—

沼賀美奈子
現在絵本史研究 —試論・解題稿—

宮崎麻子
大正期童謡史研究 —試論・解題稿—

内藤貴子
現代児童演劇史研究 —試論・解題稿—

阿久津斎木
現代読者論史研究 —試論・解題稿—

日本児童文学史研究プロジェクト
終りに —刊行にあたってト—

『歴史との対話 —十人の声—』

『歴史との対話—十人の声—』神宮輝夫・早川敦子監修
近代文芸社、2002年4月2日発行
1,800円(税込)
※版元(近代文芸社)へお問い合わせください。

巻頭言…………神宮輝夫

第一部 大地の声と〈わたし〉
一章 歴史化される「ヴィジョン」…J・ハイウォーター…………鈴木宏枝
二章 越境する民族・文学・歴史…G・ソト…………神戸万知
三章 記憶を紡ぎ出す夢想・物語…P・ライトソン…………宮崎麻子
四章 交感する時間のドラマツルギー…A・ガーナー…………内藤貴子
五章 時間の記憶、個の記憶…P・ピアス…………林祐子

第二部 心の声と〈わたし〉
一章 奪われた過去、再生された記憶…L・ローリー…………増田珠子
二章 内なる歴史、内なる場所…M・マーヒー…………森上めぐ美
三章 歴史の中の入れ替わり、一人の中の入れ替わり…P・ファーマー…………浜名那奈
四章 自分を語り、現在を語る…A・ファイン…………澤田澄江
五章 私と世界の「あいだ」を越えて…P・プルマン…………渡辺佳子

第三部 世界の声と〈わたし〉
一章 「歴史小説」から見た児童文学—読みに開かれる地平…………西村醇子
二章 「歴史との対話」—物語が拓く地平…………早川敦子

『ファンタジーの諸相 猪熊葉子先生古稀記念論文集』

『ファンタジーの諸相 猪熊葉子先生古稀記念論文集』猪熊葉子先生 古稀記念論文集
白百合女子大学大学院猪熊葉子ゼミ編集委員会編
白百合女子大学児童文化研究センター、2001年2月発行
※在庫が僅少となっております。

川越ゆり
Walter de la Mareのファンタジーにおける「世界との一体化」  —"The Story of This Book"を中心に—

岡田まり
『ビロードうさぎ』に見られる二つのrealのあり方

三辺律子
物語芸術としての『ナルニア国年代記』 —芸術シンボルと子ども—

渡辺佳子
知識の歴史から生の歴史へ —ローズマリ・サトクリフの歴史小説—

森上めぐ美
 〈子ども性〉を読み解くための試論 —アラン・ガーナー The Weirdstone of Brisingamen 再読—

宮崎麻子
大地の声 —再考『星に叫ぶ岩ナルガン』—

和田啓子
心の綾・子どもの眼 —フィリパ・ピアスのフィクション構造—

林祐子
『トムは真夜中の庭で』におけるファンタジーの意味 —「真夜中の庭」の魔法—

内藤貴子
フィリップ・リドリーの児童演劇とマジック・リアリズム

藤代恵美子
幼年期の観察と夢想が喚起する幻想世界 —『銀の匙』を中心に—

横田順子
中勘助『銀の匙』考Ⅰ —「子どもの視点」というレトリック—

阿久津斎木
子ども時代の回想記における語りの諸相 —神沢利子『いないいないばあや』を中心に—

陶山恵
宮崎駿「シュナの旅」試論 —「犬になった王子」は如何に語り直されたか?—

現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト発行冊子

現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト発行冊子「CLCニューズレター」Vol.1,Vol.2,Vol.3, Vol.4
早川敦子監修
1999~2000年発行
※頒布はしておりません。
現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクトの第一歩として、JBBY(国際日本児童図書評議会)主催による国際シンポジウム「国際アンデルセン賞と受賞作家たち —子どもの本の未来に向けて—」に際して作成した展示パネルをもとに、ニュースレターを作成・発行しました。
ファージョン、リンドグレーン、ヤンソンなどの受賞作家および作品を、英語圏という枠を超え、「歴史」という観点から捉えて、紹介しています。

CLC Vol.1 —Feature: Hans Christian Andersen Award Winners, 1—

早川敦子監修
現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、1999年12月1日発行
※頒布はしておりません。

まえがき…………渡辺佳子
国際アンデルセン賞歴代受賞者一覧
1956年 イエラ・レップマン…………月岡いづみ
1956年 エリナー・ファージョン
1958年 アストリッド・リンドグレーン…………坂井めぐ美
1960年 エーリッヒ・ケストナー…………澤田澄江
1966年 トーベ・ヤンソン…………内藤貴子
1992年 ヴァジニア・ハミルトン…………鈴木宏枝
1994年 まど・みちお…………宮崎麻子
1996年 ウーリー・オルレブ…………渡辺佳子
1998年 キャサリン・パターソン…………林祐子
編集後記…………宮崎麻子

CLC Vol.2 —Feature: Hans Christian Andersen Award Winners, 2—

早川敦子監修
現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、2000年2月1日発行
※頒布はしておりません。

まえがき…………渡辺佳子
国際アンデルセン賞歴代受賞者一覧
1962年 マインダート・ディヤング…………渡辺佳子
1968年 ホセ・マリア・サンチェス=シルバ…………神戸万知
1972年 スコット・オデール…………坂井めぐ美
1974年 マリア・グリーペ…………内藤貴子
1978年 ポーラ・フォックス…………林祐子
1984年 クリスティーヌ・ネストリンガー…………鈴木宏枝
1986年 パトリシア・ライトソン…………宮崎麻子
1988年 アニー・M・G・シュミット…………澤田澄江
編集後記…………林祐子

CLC Vol.3 —Feature: Hans Christian Andersen Award Winners, 3—

早川敦子監修
現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、2000年3月31日発行
※頒布はしておりません。

まえがき…………渡辺佳子
国際アンデルセン賞歴代受賞者一覧
1964年 ルネ・ギヨ…………宮崎麻子
1968年 ジェームズ・クリュス…………鈴木宏枝
1970年 ジャンニ・ロダーリ…………浜名那奈
1976年 セシル・ボトカー…………内藤貴子
1980年 ポフミル・ジーハ…………坂井めぐ美
1982年 リギア・ボジュンガ・ヌーネス…………神戸万知
1990年 トールモー・ハウゲン…………林祐子
編集後記…………神戸万知

CLC Vol.4 —Feature: 歴史を読み解くⅠ—

早川敦子監修
現代児童文学・文化(英語圏)研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、2000年10月発行
※頒布はしておりません。

まえがき…………渡辺佳子
田中克彦先生講演録「言語のなかの歴史」…………澤田澄江
田中克彦『ことばのエコロジー』解題…………澤田澄江
田中克彦『クレオール語と日本語』解題…………鈴木宏枝
ヘスタ・バートン『歴史小説を書くということ』解題…………浜名那奈
レオン・ガーフィールド『歴史家たちと物語作家たち』解題…………坂井めぐ美
Robert F. Berkhofer, Jr. Representing Multiple Viewpoints and Voices in Beyond the Great Story: History as Text and Discourse (pp.170-201)…………増田珠子
編集後記…………澤田澄江

『昔話のイメージ3』

『昔話のイメージ3』小澤俊夫編著
古今社、2000年3月31日発行
2,100円(税込)
小澤昔ばなし研究所へお問い合わせ下さい。

日本昔話における樹木のイメージ…………松村裕子
第一章 機能による樹木のイメージ
第一節 主人公を援助する樹木
第二節 主人公に安全をもたらす樹木
第三節 主人公と結婚する樹木
第四節 主人公の脅威となる樹木
第五節 その他

第二章 転生としての樹木
昔話記述言語(FDL)の紹介
 …………佐藤皇太郎
 …………小澤俊夫

『アメリカの少女たち —少女小説を読む—』

『アメリカの少女たち —少女小説を読む—』神宮輝夫監修
アメリカ児童文学研究プロジェクト編
白百合女子大学児童文化研究センター、1999年3月23日発行
※在庫はございません。

1996年に発足したアメリカ児童文学研究プロジェクトの研究成果として、論文集が刊行されました。
アメリカ児童文学の黄金期といわれる19世紀後半から20世紀前半に出版された少女小説を中心に、執筆者が鋭い分析のもと、作品を論じています。

神宮輝夫
はじめに

鈴木宏枝
少女小説とロマン主義 —『ライラックの花の下』から『赤毛のアン』へ—

横田順子
「ごっこ遊び」のからくり箱 —『赤毛のアン』における遊戯性—

林佑子
『小公女』におけるシンデレラパターンの意味 —屋根裏部屋の魔法—

高鷲志子
「リンバロストの森」の母と娘

横田順子
ポリアンナの秘密 —無垢でエネルギッシュな少女考—

西村醇子
『親愛なる敵さん』におけるハッピー・エンドの性質

高鷲志子
『スパイのハリエット』再読 —メッセージで人は救えるか?—

『昔話のイメージ2』

『昔話のイメージ2』小澤俊夫編著
古今社、1999年3月23日発行
1,600円(税込)

昔話研究プロジェクトによる叢書第2弾です。
昔話を形成している諸要素、諸特性の研究をまとめた『日本昔話のイメージ1』に続く本書では、シリーズ名を改題し、海外も視野に入れた研究が含まれています。
小澤昔ばなし研究所へお問い合わせ下さい。

まえがき
彼岸のきまりごと メルヒェンにおける此岸と彼岸 …………小澤俊夫
本質から本質への転化 人間の世界に住むものが異界の住人になること…………加藤耕義
日本の昔話における声 主人公をとりまく声…………鉢野のぞみ
日本昔話における兎のイメージ…………佐々木由美子
日本昔話に見られる「ねずみ」のイメージ 「鼠の楽土」と「十二支の起こり」から…………岡田まり

『日本昔話のイメージ1』

『日本昔話のイメージ1』小澤俊夫編著
古今社、1998年3月28日発行
2,100円(税込)

昔話研究プロジェクトによる叢書第1弾です。
日本の昔話を形成している諸要素、諸特性の研究をまとめたものです。
なお、本書の刊行は、1997年度「日本私学振興財団研究科共同研究経費」によって可能になりました。
小澤昔ばなし研究所へお問い合わせ下さい。

まえがき
昔話の彼岸イメージ 昔話における此岸と彼岸の関り方…………小澤俊夫
日本の昔話における正体露見…………加藤耕義
昔話の逃走イメージ 逃走譚の結末における生と死…………藤本朝巳
日本の昔話における音…………鉢野のぞみ
日本の昔話における「寺」 「山寺の怪」を中心に…………村上健太
異郷訪問譚における「山野の異郷」のイメージ…………間宮史子

『巖谷小波日記 [ 自明治二十年 至明治二十七年] 翻刻と研究』

『巌谷小波日記 [ 自明治二十年 至明治二十七年] 翻刻と研究』桑原三郎(白百合女子大学児童文化研究センター木曜会)監修
小波日記研究会編
慶應義塾大学出版会、1998年3月20日発行
※版元(慶應義塾大学出版会)へお問い合わせください。

前書き…………桑原三郎
凡例

翻刻篇
丁亥日録(明治二十年)
戌子日録(明治二十二年)
己丑日録(明治二十二年)
庚寅日録(明治二十三年)
辛卯日録(明治二十四年)
壬辰日録(明治二十五年)
癸巳日録(明治二十六年)
甲午日録(明治二十七年)

研究篇
「丁亥日録」について…………桑原三郎
「戌子日録」について…………松井千恵
「己丑日録」について…………中川理恵子
「庚寅日録」について…………陶山恵
「辛卯日録」について…………加藤理
「壬辰日録」について…………猪狩友一
「癸巳日録」「甲午日録」について…………勝尾金弥

事項索引…………猪狩友一編
人名索引…………桑原三郎編

後書き…………猪狩友一

『児童文学批評の展開』

『児童文学批評の展開』Children's Literature —The Development of Criticism—
ピーター・ハント編
猪熊葉子・川越ゆり監修
飯村はるか・岡田まり・尾崎るみ・川越ゆり・嶋田のぞみ・三辺律子・藤代恵美子・水野斎木・横田順子訳
白百合女子大学児童文化研究センター、1997年9月10日発行
※在庫はございません。

英米児童文学批評翻訳プロジェクトから、翻訳書が刊行されました。
ピーター・ハント編集のChildren's Literature —The Development of Criticism— (Routledge, 1990)を日本語訳にしたものです。
イギリスにおける児童文学批評の主要論文を収録したもので、18世紀末から最近の論文まで、約200年にわたる児童文学批評の展開が、ハントの考察とともに示されています。

序章
第1章 1945年以前の評論
「まえがき」より セアラ・フィールディング
「子どもの本」より エリザベス・リグビー
「妖精をペテンにかける」より チャールズ・ディケンズ
「妖精物語」より」 ジョン・ラスキン
「妖精の国の倫理学より」 G・K・チェスタトン
「編集長への手紙」より アーサー・ランサム

第2章 児童文学批評史における重要な論文
子どもの本の黄金時代 ロジャー・ランスリン・グリーン
児童文学批評の基準 ジョン・ロウ・タウンゼンド
児童文学:理論と実践 フェリシティ・ヒューズ
本のなかの読者 エイダン・チェインバーズ

第3章 専門家による批評の領域
反応の根 ヒュー・クレーゴ
絵本のコード化 ウィリアム・モービアス

第4章 児童文学批評のゆくえ
変奏曲・なぞ—フェミニスト理論が児童文学について知っていること リサ・ポール
児童文学理論形成にあたり、何を論拠とみなせばよいか? マーガレット・ミーク

第5章 現代批評文献紹介

『巖谷小波日記「十亭叢書」の注解』

桑原三郎・松井千恵監修
小波日記研究会、ゆまに書房、1994年発行
※版元(ゆまに書房)へお問い合わせください。

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