白百合女子大学・生涯発達研究教育センターは発達心理学の基礎的研究と、それに基づく実践を行っています。全国に数ある心理学の学科の中で、発達心理学に特化した学科は白百合が最初であり、その後もあまり聞きません。
白百合はわが国における発達心理学の発展と歩みをともにしてきました。日本発達心理学会は1989年、本学に事務局をおいて設立されました。第1回大会も白百合で開催されました。本学はこのようにわが国における発達心理学の拠点の一つとなってきました。その伝統を維持し発展させるべく、発達心理学の基礎的な研究とそれに基づく実践の場として、生涯発達研究教育センターが2008年に設立されました。
初代センター長は繁多進先生、次いで田島信元先生が学外の研究者や民間企業、行政機関との共同研究などいくつもの研究・実践プロジェクトを立ち上げ、センターの活動を軌道にのせました。
コロナ禍が襲い、対外的な活動が一時大幅に縮小せざるを得なくなりましたが、コロナの収束とともに新たな研究・実践プロジェクトが始まりました。その一つとして、学科の卒業生の方々に研究協力者への登録を呼びかける「白百合生涯発達プロジェクト」を始めました。現在250名余りが登録してくださっています。年2回のニューズレターを発行しお届けしています。それをはじめとして、現在のセンターの活動についてはサイトマップをご覧ください。
センターへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。