匂坂 智子 准教授

専門分野
教育工学、情報学

自己紹介・学生へのメッセージ

 情報科目を担当しています。もともとは英語学を学んでいましたが、大学院修了後、Webベースの教材開発の共同研究に参加したことをきっかけに、コンピュータやネットワークに興味を持ち、さらに学びたいと思いました。その後、母校の工学部のコンピュータ関連の研究室を訪ね、ゼミに参加しながら数年間勉強を続けました。
 研究室の先生の勧めもあり、情報系の大学院へ進学し、途中ドイツ留学を経験した後、学位を取得して現在に至ります。大学では、予想もしなかった出会いや学びがあり、それが将来につながることもあります。専攻や分野、文化の枠にとらわれず、さまざまなことに興味を持ち、人との出会いを大切にしてください。

 本学では、必修科目「はじめてのデータサイエンス」を中心に、学生が段階的に情報スキルを向上できるよう、多様なIT関連科目を開講しています。「プログラミング」や「コンピュータ概論」、「Webデザインとマルチメディア」や「ネットワークと情報セキュリティ」、「データ分析演習」や「データサイエンス演習」などの科目に加え、情報系の国家試験やIT資格取得に対応した科目も設けています。さらに、実践的なスキルを習得するためのSA制度(Student Assistant)もあります。専門を問わず、学生一人ひとりが興味や経験に応じて学べる環境を整え、未来のAI・IT人材の育成を目指しています。ぜひ積極的に学び、新たな可能性を広げてください!

 

担当科目

全学共通科⽬

  • はじめてのデータサイエンス
  • ICTベーシック-B
  • 情報リテラシー
  • Webデザインとマルチメディア

業績

著書

『ICT教育再考-文科系大学におけるICT教育の現状と課題-』. 阿部勘一編 4章(pp.119-158) 担当 (noa出版 2020年)

論文

  • 「白百合 数理・データサイエンス・AI教育プログラム「はじめてのデータサイエンス」オンデマンド授業の実践と課題」(白百合女子大学紀要 第59巻、 2023年)
  • 「外国語学部初年次の情報利活用力 -4年間にわたる大学初年次生を対象とした情報利活用力診断テストとICT利用状況調査に基づく考察」 (麗澤大学紀要 第99巻、 2016年)
  • 「ICT利活用状況が情報リテラシーの学習結果に与える影響とその要因について --外国語学部生の実態調査に基づく考察-」(麗澤大学紀要 第97巻、 2013年)
  • 「プログラミング初学者のためのWeb-based学習診断システムの開発と評価」 (教育システム情報学会学会誌 Vol.27, No.1 , 2010年)
  • 「プログラミング初学者の学習方略と段階的理解度に関する調査および支援ルールの作成について」( 教育システム情報学会学会誌 Vol.26, No.1 2009年)

発表

  • 「学習状況における脳派測定に関する考察」(2025年電子情報通信学会総合大会 情報・システム講演論文集 2025年)  
  • 「データサイエンス実習課題のフィードバック効率化について」(日本教育工学会 2025年春季大会講演論文集 2025年)
  • 「文系大学におけるデータサイエンスの実施と分析」(日本教育工学会 2024年秋季大会講演論文集 2024年)
  • 「学生の PC 離れの傾向とタッチタイプ技能獲得の状況 (2) -継続して実施するアンケート調査と学部間の差の検討のための予備的調査- 」(ICT推進協議会年次大会論文集 2019年)
  • 「視覚型から文字型プログラミングへの移行トレーニングシステムの開発 ScratchからJavaScriptへ」(日本教育工学会 第33 回全国大会論文集 2017年)
  • 「情報科目における理解促進のためのシミュレータの活用」(日本教育工学会 第29 回全国大会論文集 2013年)

経歴

  • 電気通信大学大学院電気通信学研究科博士後期課程修了 博士(工学)
  • 玉川大学非常勤講師、成蹊大学非常勤講師、成城大学非常勤講師
  • 麗澤大学助教、同大学准教授を経て、2021年より現職
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