グローバルビジネスプログラムコーディネーター
大学卒業後はソニー(株)へ入社、通商部へ配属となり、ソニー製品を海外へ輸出する際に生じる通商問題を担当しました。5年目には、アメリカ西海岸のサンディエゴオフィスに通商部からは第一号として赴任し、アメリカとメキシコを中心とした自由貿易協定に弁護士の上司と共に関わりました。結婚を機にソニー退社後もイギリスやアメリカ東部で滞在した結果、海外生活は合計で12年を超え、その間駐在員という立場だけではなく、20か国近くの留学生が集まる大学院での学生生活や子育ても経験しました。日本に帰国後は2011年から白百合女子大学に勤務し、グローバルビジネスプログラムを担当しています。
グローバルビジネスプログラムの特徴としては、企業からいただいた課題に対し、各グループで解決法のプレゼンテーションを行うPBL(課題解決型授業)や、海外でのインターンシップ研修など、大学内の学びにとどまらず、学外との連携、学外での学びを取り入れています。
このプログラムでは文学部で養う「物語力」を大切にしています。「物語力」とは「モノミル力(物を見る力)」、「モノヨム力(物を読む力)」、「モノカタル力(物を騙る力)」、すなわち「文脈を読み解き、関連付け、展開させる力」です。この物語力を軸に、社会と繋がり、実践力を身につけるのがグローバルビジネスプログラムです。
将来海外で働いてみたい、日本と外国の架け橋になりたい、そんな願いを持つことから、夢へ向けての一歩が始まります。社会のグローバル化が進み、女性の活躍が求められる中、みなさんの将来の可能性は無限大です。グローバルビジネスプログラムを通して、みなさんの夢の実現をお手伝いします。