この度、言語・文学研究センターでは、アメリカにおけるセクシュアリティの歴史をご専門とするレベッカ・ディヴィス先生を講師にお迎えし、講演会を実施いたします。どなたでもご参加いただけますので、みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
※当講演会は事前申し込み制です。
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この度、言語・文学研究センターでは、アメリカにおけるセクシュアリティの歴史をご専門とするレベッカ・ディヴィス先生を講師にお迎えし、講演会を実施いたします。どなたでもご参加いただけますので、みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
※当講演会は事前申し込み制です。
【講 師】レベッカ・デイヴィス (デラウェア大学歴史学科教授)
【日 時】2025年6月2日 (月) 3限時 (13:00~14:30) *12:45より受付開始
【会 場】本学1号館3階 1308教室 (ポルタチェーリ)
【講演言語】英語 (通訳あり)
【対 象】どなたでもご参加いただけます。
【お申込み】事前申し込み制。メールまたは下記のGoogle Formsよりお申し込みください。
https://forms.gle/ByKAYNx7MohWT42F6
(お申し込み期限:5月30日 (金) 17時)
【お問合せ】白百合女子大学 言語・文学研究センター
Mail:gbkc@shirayuri.ac.jp
Phone:03-3326-5294 (直通/平日9~17時)
本講演会では、デラウェア大学歴史学科のRebecca L. Davis氏をお招きし、1870年代以降のアメリカにおける避妊と中絶をめぐる歴史的展開を概観する。近著Fierce Desires : A New History of Sex and Sexuality in Americaに基づき、女性のセクシュアリティ、自律性、そして権利についての認識がどのように変化してきたのかをたどりながら、こうした女性の自由をめぐる議論が、中絶アクセスを目指す運動とリプロダクティブ・ヘルスケアの拡充を求める運動の双方をいかに後押ししてきたのかを明らかにする。さらにDavis氏は、中絶がアメリカ政治の中心的な争点となった背景として、中絶反対派が中絶の権利をLGBTQの解放、結婚の神聖性、性道徳といった問題と結びつけることに成功した点を指摘する。今日では、避妊と中絶の境界を曖昧にしようとする動きが、生殖に関する自由をめぐる闘いの新たな最前線となっている。
(言語・文学研究センター)