[国語国文学科] オリックス・ホテルマネジメントと連携した「オンライン日本語会話プログラム」を展開

2025.07.26
教育・研究

本学には日本語教員になるための勉強をする《登録日本語教員養成プログラム》があります。その授業の一つ、「日本語教育実習」を履修している学生が、今年5月から6月にかけて、海外大学の日本語学習者とオンラインで日本語の会話練習(オンライン日本語会話プログラム)を行いました。

「日本語教育実習」では、毎年さまざまな海外大学と協力し、オンラインで日本語会話練習を行っています。日本語学習者にとっては日本人と日本語で話す練習として、本学の学生(実習生)にとっては、やさしい日本語を使って日本語学習者と話す練習として、とても貴重な活動になっています。

今年は、これからインターンとして来日予定の海外大学の学生さんたちとの活動でした。
インターン生は「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」が運営する各地の旅館・ホテルで実習することが決まっている、インドネシア、台湾、韓国、タイの学生です。

今回はインターン生34人に本学の学生が一人の少人数グループで、来日後に役に立つ内容をテーマに日本語を練習しました。
週に145分~60分、合計4回の接続です。最初はお互いに緊張していたようですが、徐々に打ち解けたようです。実施後のアンケートでは、次のような感想が寄せられました。

【実習生】
l   場面に合わせて説明を付け足したりする必要があると痛感しました。改めて自身の日本語について確認しようと思いました。
l   クラスの雰囲気作りがとても大切だと実感しました。
l   みんなとても綺麗な日本語を話すので、とても驚きました。そして自分の言葉遣いを改めて見直す良い機会になりました。
 自分としては、最初と最後で少し成長できたように感じました。

【インターン生】
Ø  先生役の学生の説明はわかりやすくて、やさしい日本語で話してくれました。
Ø  いろいろな生活に関する言葉を学びました。本当に役立つと思います。
Ø  (先生役の学生は)とても話しやすかったです。私が間違ったとき知らせてくれる点は良かったと思います。
Ø  私たちはまだたくさんのことを話したいので1時間だけじゃ足りないと思います。

インターン生の中には、8月に来日する人もいるそうです!一緒にオンラインで練習したことが少しでも役に立てば嬉しいです。
そして、本学の実習生も9月には教壇実習が控えています。がんばりましょう!

2024年に「登録日本語教員」という新しい国家資格ができました。白百合女子大学「日本語教育副専攻」は、2025年度から「登録日本語教員養成プログラム」(文部科学省認定)として生まれ変わりました。

(登録日本語教員養成プログラム)

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