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[児童文化学科] エデュテイメント大学 「カードゲームで地球を学ぶ」(実施報告)

2025.08.07
教育・研究

2025年度エデュテイメント大学の活動として、地球環境カードゲーム「マイアース」を使って遊びながら、地球の環境や生命について学ぶ実践を行いました。

「マイアース」は、慶應義塾大学の学生2名が考案し産学協同で開発されたカードゲームです。「社会問題をエンタテインメントの手法で啓発する」を理念とするNPO法人SoELaが中心となり、高校生・大学生が地域と連携して制作や実践を行う活動を進めてきました。

今回使用した「マイアース」は、函嶺白百合学園の高校生がSoELaの活動を受けて制作した《相模湾パッケージ》で、カードには函嶺白百合学園の高校生も登場しています。高校でこの活動に深くかかわった学生が児童文化学科に入学し、「おもちゃ論」の授業で披露してくれたのをきっかけにエデュテイメント大学での実践となりました。

イベント名 エデュテイメント大学
プログラム名 カードゲームで地球を学ぶ
実施日時 2025年7月26日(土)10:00~12:00
参加者 小学2年生以上 7組 (保護者9名、子ども8名)
担当 児童文化学科教授 森下みさ子 児童文化学科学生スタッフ4名

パワーポイントを使った説明にしたがって、ゲームのやり方を学びました

各テーブルで青(地球防衛)チームと赤(地球破壊)チームに分かれて対戦しました

ブランクカードを使ったオリジナルカードの作成

猛暑の最中、「なんでこんなに暑いのかな?」という問いに「地球温暖化!」と元気に応える子どもたちとともに実践が始まりました。「食物連鎖」「サンゴの白化」「メタンガスの発生」等地球上の生命と破壊の攻防が繰り広げられる中、「ゴミの分別」「清掃」等<人>の活動が加わり、白熱したゲームが展開されました。

勝負をしながらも、どうしてそうなるのかという説明を挟むことで、環境と生命のつながりが見えてきます。オリジナルカードは、環境を変える<人>の活動に特化して作成し、「エアコンの使い方」「太陽光発電」「節水」等、保護者の方もいっしょになって普段の生活を見直しながら考え、子どもたちの絵入りの素敵なカードができあがりました。

実戦を通して、学生たちアースレンジャー(自称)に、小さいけれど強力な子どもアースレンジャーが加わりました。

キャンパスの緑の木陰を通って正門に向かう帰り道、「この自然の環境のありがたさが身に沁みますね」という保護者の方の言葉が印象に残りました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

(児童文化学科研究室)

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