6月19日(木)および7月10日(木)に、調布市せんがわ劇場DELメンバー(演劇のアウトリーチ活動を展開)と発達心理学科2年生による授業「心理学実験Ⅰ」のコラボ企画《みんなでいっしょにげきあそび“ふわふわ&きらきら”》を開催しました。
当日は、活動場所であるパウロ館に慣れていただくことからスタート。各ご家庭が会場に到着した後、担当の学生たちと一緒に、げきあそびで使用するグッズに絵を描いたり、シールを貼ったりしながら、オリジナル作品作りを楽しんでいただきました。
その後、暑い中ご参加くださったご家族がリラックスして活動に取り組めるよう、身体を動かす遊びから始めました。そして、せんがわ劇場DELメンバーによるオリジナルストーリーに沿って、参加型の劇あそびを体験しました。
0歳から3歳のお子さまたちと一緒に、五感を使って遊ぶ・物語の世界に触れる・楽しんで作る、という体験を通して、学生たちからは次のような感想が寄せられました。
- 「乳幼児にとってオノマトペ(ふわふわ・きらきらなど、状態や動作などを音声化して表現する方法)は、ただの言葉ではなく、感情や動きと直結するような特別な力を持っていると感じました。」
- 「子どもは初めて見る人、初めて見る物をとても注視していて、子どもの行動をこんなに近くで見ることができてとても良い経験になりました。」
- 「子どもも最初は戸惑っている様子で場所や人に緊張している様子だったけど、劇や触れ合いをするうちに笑顔も多く見せてくれているようになり、走り回るくらい慣れてくれてすごく嬉しかった。」
- 「げきあそびで体験していただいた親子ふれあい遊びを、ぜひご家庭でも続けていただけたら嬉しいです。」
今回のげきあそびも、発達心理学を学ぶ学生にとって、授業で得た知識を実践的に深める貴重な機会となりました。ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
今後もこのような取り組みを通じて、学科での学びを地域の皆さまと共有していきたいと考えています。