2023年から実施されているMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の学内試験が、前期末の7月21日(月)から25日(金)までの5日間、情報教育センター主催で行われました。猛暑の中での開催となりましたが、受験者数は延べ57名と過去最多を記録しました。
今回からMOS試験は、従来のOffice 2019版からOffice 365版へと移行。また、新しく改訂されたビジネス統計スペシャリスト(一般・上級)の試験も本格的に実施されました。今後、これらの資格を取得する学生のさらなる増加が期待されます。
ビジネス統計スペシャリストとは?
「ビジネス統計スペシャリスト」は、“データ分析の実践力”を評価する資格です。ビジネスの現場で求められるデータ分析スキルとして、確率分布・仮説検定・推定などの統計的基礎知識に加え、コンピュータ上で分析ツールを活用してデータを処理・解析する能力を測定します。
この資格は、MOS試験の国内実施を担当する株式会社オデッセイコミュニケーションズが認定しており、多くの大学で取得が推奨されています。試験は「一般」と「上級」の2レベルに分かれ、一般では記述統計を中心とした基礎的スキルを、上級では推測統計を含む高度な実践力を評価します。
本学では、1年次必修科目「はじめてのデータサイエンス」において、この資格の対策テキストを教科書として採用しています。そのため、「一般」レベルの受験準備は数コマ分の補習で対応可能であり、今回の試験でも受験した7名全員が合格しました。
また、「上級」レベルに対応する科目として、前期に「データサイエンス演習」を開講。Excelの基本スキルを習得済みであることを前提に、より高度なデータ分析力を養うカリキュラムを用意しています。
白百合女子大学の情報科目では、実社会で活躍できる人材の育成を目指しています。
※本学の情報教育やIT資格取得については下記リンクをご覧ください。
・情報教育について
・白百合女子大学情報教育サイト(最新情報)
(情報教育センター)