本学では、ホスピタリティ・マネジメントプログラムの一環として、株式会社ANA総合研究所と連携し、理論と実践の往還を重視した教育を展開しています。授業科目の充実に加え、正課外においても多様な学びの機会を提供しています。
3月20日(金)、本学クララホールにて「エアラインフォーラム」を開催。本フォーラムでは、航空業界におけるホスピタリティを主題とし、全国から航空業界を志す高校生や在学生が参加、オンラインを含め約100名が集いました。会場は、将来を見据えた真摯な学びの場として、落ち着いた熱気に包まれました。
会場には多くの高校生・学生が参加し、熱心に講演に耳を傾けた
フォーラム講師陣とスタッフ学生たち
当日は、航空業界の実務と人材育成の両面から理解を深めるプログラムが展開され、株式会社ANA総合研究所 主席研究員であり、本学科目「ホスピタリティの英語Ⅱ」を担当する恒川久美氏による講演が行われました。恒川氏は、ANAに客室乗務員として入社後、日本初のLCCであるPeachの設立に携わり、帰任後は客室センター客室乗務部長などを歴任、2025年春には客室乗務員として日本で初めて黄綬褒章を受章されています。
講演では、「観察すること」「感じること」「その理由を分析すること」の重要性が示され、これらの積み重ねがこれからのホスピタリティの実現につながるとの示唆がありました。さらに、航空業界の最前線におけるおもてなしの在り方についても、具体的にご講義いただきました。
株式会社ANA総合研究所 主席研究員/本学ホスピタリティ・マネジメントプログラム科目 担当講師 恒川久美氏
さらに、航空業界のキャリア形成に関する理解を深める機会として、ANAエアポートサービス株式会社 人事部人事課の佐久間琴美氏より採用に関する講話が行われました。客室乗務員やグランドスタッフに限らず、多様な職種やキャリアパスについて具体的な説明があり、航空業界における職業理解を多面的に深める機会となりました。また、働き方やキャリア形成に関する視点も提示され、進路選択を考えるうえで有益な内容となりました。
ANAエアポートサービス株式会社 人事部人事課 佐久間琴美氏
フォーラムの最後には、本学卒業生で現役の客室乗務員(CA)およびグランドスタッフ(GS)による座談会を実施しました。現場での経験に裏打ちされた具体的な語りは、職業理解を一層深めるとともに、将来像を具体的に描く契機となりました。質疑応答も活発に行われ、予定時間を超えて充実した学びの時間となりました。
航空業界におけるホスピタリティは、単なるサービス提供にとどまらず、状況理解力や他者への洞察に基づく高度な実践知であるといえます。本フォーラムは、その本質に触れ、将来の学びや進路選択を考えるうえでの重要な契機となりました。
本学フランス語フランス文学科卒業生のGSとCA
オプション企画:ANA Blue Base見学ツアー
未来を具体的に描く、実践的な学びの機会



3月24日(火)には、希望者を対象にANAグループの訓練施設「ANA Blue Base」見学ツアーを実施しました。定員を大きく上回る応募があり、本プログラムへの関心の高さがうかがえました。施設内では、実際の機内を再現したモックアップやエアバスA320のシミュレーター、脱出スライドなどの訓練設備を見学し、現場に近い環境で学ぶ貴重な機会となりました。また、実際の訓練の様子を間近で見ることで、航空業界で働く姿をより具体的にイメージすることができ、参加者にとって大きな学びと気づきにつながりました。
(グローバル言語・文化教育センター)









