学生・保護者・企業のつながりを大切にする《新たなキャリアガイダンス》の試み（第2回就職総合ガイダンス実施報告）

9月27日（土）に学部3年生と大学院修士1年生を主な対象とした「第2回就職総合ガイダンス」を本学講堂にて実施しました。全学的な就職キャリア支援の一環として、学部1･2年生が参加できる企画でもあります。

ガイダンスは《学生対象ガイダンス》と《保護者対象ガイダンス》の二部構成となっており、本年度からは学生対象ガイダンスを保護者の皆さまも一緒に受けることができるようになりました。また、業界トップレベルの企業担当者をお招きして直接に語っていただく「プレミアム業界・企業セミナー」も同日開催として、こちらも学生・保護者が一緒に参加できるようにしている点に特色があります。

採用をめぐる環境は景気や社会情勢の影響を受け変化するとともに、求める人材像や選考スタイルも多様になってきています。したがって、学生と保護者には少なからず就活ギャップが存在します。そのギャップを解消し、相互の共通認識を作る機会として今回のガイダンスやセミナーを位置づけました。本学が大切にしている「つながる力、つなげる力」は、キャリア支援においては、学生と企業、学生と保護者、保護者と企業、それぞれの「つながり」にまで広がりを持つものです。

なお、当日は以下のようなプログラムで実施をしました。

＜学生対象ガイダンス（民間企業就職希望者向対象ガイダンス）＞

・大学の就職支援

・学生講演（4年生の代表学生3名によるプレゼン）

・企業1分間PR

＜保護者対象ガイダンス＞

・就職状況とキャリア支援課の支援体制

・基調講演（株式会社マイナビ　就職活動の現状～ご家族の皆様のご支援～）／保護者と学生の距離感や家族のサポート体制について講演いただきました。

＜プレミアム業界・企業セミナー＞

業界トップレベルの企業をお招きし実施しました。ご協力いただいた企業は、以下のとおりです（敬称略）。

企業ごとに教室にわかれ、3ターム制で実施し、今回は保護者の方にもご参加いただき、大変有意義な時間となりました。以下、参加学生および保護者、参加企業からの感想です。

【学生】「自分がこれから何をして、何を頑張っていけば良いかが知れたことで、行きたい会社への道が広がったように思いました。／先輩方のお話がとても参考になり良かったです。／企業PRがあったことで、どの企業に行くのかの参考になった。PRをうけて3社以上に興味を持つことができた」

【保護者】「保護者も聞ける就職ガイダンスはなかなかないので良い経験でした。白百合の支援の手厚さもわかり、とても有意義でした。ありがとうございます。またこのような機会があればぜひ参加したいです。」

【参加企業】「就活生の方々が就職先を決めるにあたり、ご家族の方に相談されるケースが多いなかで、非常に効果的な企画であると感じました。」

（キャリア支援課）