学びの内容

フランス語フランス文学科

学科の特長

2018年度から、新たにプログラム制を導入。フランス語習得はもちろん、フランスの歴史、芸術、ファッションや食文化などフランス文化を幅広く学べます。

学びの目的

フランス語圏の言語・文学・文化の総合的な学習を通して、高度な言語運用能力と異文化理解に立脚した教養を身に付けた人材の育成を目的とします。

3つの特色

フランス語習得、演習、専門ゼミ+プログラム

 

一人ひとりを大切にする個別化フランス語教育。

3年次までのフランス語の授業時間は、仏検2級にも十分対応できる540時間。1クラス20人以下の少人数クラスとネイティヴ教員の授業に加え、学科研究室にフランス人ティーチングアシスタントとプログラムコーディネーターが常駐し、一人ひとりの意欲とレベルに合わせた個別指導が受けられます。

フランス語習得

演習やゼミを通じて問題発見・課題解決能力を培います。

1年次から演習形式の授業がスタート。調査、研究の方法や発表の仕方など、演習の基本的なルールを身に付けます。2年次の演習、3・4年次のゼミナールでは多彩な分野からテーマを選択して研究します。発表や意見交換を通して自ら問題を発見し解決する力を育てます。

演習

専門ゼミとプログラム履修で、目標に合わせて学びをカスタマイズ。

研究テーマを深める「専門ゼミ」に加え、フランスの歴史や芸術、サブカルチャーを含む文学、ファッション・食文化など多彩な文化を研究する3つのプログラムと、フランス語力をとことん磨きたい人向けの語学力習得プログラムを用意。自分の興味・目標に合わせて3年次に選択し履修します。

専門ゼミ+プログラム

4年間の学び

フランス語やフランス文化を集中的に学ぶプログラム制を導入します。

2018年度より新設される制度です。フランス語やフランス文化に関する4つのプログラムの中から興味のある分野を3年次に1つ選択し履修します。

 
4年間の学び

学びの流れ

1年次

フランス語の基礎を習得する

未習者、既習者別の少人数制クラスで学ぶ。
フランス語の授業は週5回。レベル別の少人数クラスで、フランス語の基礎を徹底的に学習します。

フランス語コミュニケーションⅠA

フランス人教員が担当する授業。フランス語を聞き、話すための力や、語彙や文法、表現能力を高めます。

少人数で徹底的に

フランスへの理解を深めるために

フランスに関する入門的内容を学びながらレポート作成力、発表力を身に付ける。

1 年次演習

フランスの地理や歴史など、フランスに関する基礎的な知識を学ぶとともに、レポートをまとめ、発表する力も身に付けます。

1年次演習
2年次

さらなる語学上達に向けて

達成度別クラスで、より実践型の語学授業を。
達成度別にクラスを編成し、週4回の授業でフランス語をレベルアップ。文化や文学を学ぶ機会も増えます。

フランス語コミュニケーションⅡB

1 年次で学んだ文法や動詞の活用、単語などの知識を定着させます。後期には文学作品にも接します。

フランス語コミュニケーション

調査・研究の手法、発表の仕方などを身に付ける

文学作品を題材に、フランス語の読解力を養う。

2年次アトリエ

必修フランス語に加えて受講可能な授業。資格試験対策、会話、ヒアリング、作文など、目的に応じて選択できます。

2年次アトリエ
3.4年次

研究テーマを深める「専門ゼミ」と「プログラム」との組み合わせで幅広く学ぶ。

専門ゼミ

少人数によるディスカッション・発表を交えた授業で、専攻する専門分野を学ぶとともに、研究の方法、論文の書き方を学びます。原則として3・4 年同一のゼミを履修するため、一クラスの人数は3・4 年生併せて24 名程度。毎回の授業に必ず発言の機会があり、活発な討論が行われています。取り扱うテーマは、フランス文学の作品研究をはじめ、絵画論、フランス文化論、児童文学の翻訳、サブカルチャー、哲学、バロック演劇など多彩です。4 年次に卒業論文を選択する場合には、専門ゼミで指導を受けることになります。

研究の方法、論文の書き方を学ぶ

4つのプログラム

フランス語・フランス文化に関連する4 つのプログラムから、興味・関心に応じて選択。

フランス語特別強化プログラム(通訳・翻訳・留学・教育)

高いフランス語力を身に付け、フランス語に関わる職業・研究を目指す人に。

<扱うテーマ>
翻訳/フランス語教授法/フランス語コミュニケーション

フランス語特別強化プログラム

フランス歴史芸術文化プログラム

フランスの歴史を学び、美術・音楽・バレエなど文化一般の教養を高め、旅行・観光・文化事業分野を目指す人に。

<扱うテーマ>
バレエ/歌曲/映画・演劇/絵画

フランス歴史芸術文化プログラム

フランス文学社会文化プログラム

文学だけでなくサブカルチャーを含めた現代社会の理解を深め理論的思考力を深めたい人に。

<扱うテーマ>
文学/EU/フランス・アニメ/ポップカルチャー

フランス文学社会文化プログラム

フランス生活文化プログラム

衣食住などの暮らしを中心にフランス文化の理解を深め、食・ファッション系を目指す人に。

<扱うテーマ>
料理/ファッション/日仏生活文化比較

フランス生活文化プログラム

2016年度卒業論文題目(一部抜粋)

文学

  • シャルル・ペローにおける女性の在り方
  • 幻想文学と魅惑-人ならざる者に魅了された人間の抵抗と夢と愛-
  • ヴィクトル・ユゴーが描くコントラストの美~救いの人物と救われる人物~

文化・社会

  • 19 世紀フランスにおける娼婦~売春婦とクルチザンヌ~
  • シャルリ・エブド事件 表現の自由はどこまで許されるのか
  • 19 世紀のクラシックバレエ

仏和・和仏

  • マリー=オード・ミュライユ『ベビーシッター・ブルース』
    Marie-Aude Murail, Baby-sitter blues
  • 大原悦子『フードバンクという挑戦 貧困と飽食のあいだで』
    Etsuko Ohara, Le defi de la banque alimentaire entre la pauvrete et la satiete.

習得可能資格等

  • 中学校教諭(フランス語)
  • 高等学校教諭(フランス語)
  • 司書
  • 司書教諭 ※1
  • 日本語教育 ※2
  • 幼稚園教諭一種 ※3
  • 小学校教諭一種 ※3

※1 司書教諭は、教職課程履修者(小・中・高)が履修できる課程です。
※2 日本語教育副専攻で所定の単位を取得すると、本学発行の「修了認定書」が授与されます。
※3 他学科聴講による履修のため選考試験あり。

卒業後の主な進路

  • 運輸業(航空、物流)
  • 金融
  • 保険業
  • 卸売業/小売業(商社、アパレル販売)
  • 建設業
  • 公務員
  • サービス業(旅行、IT関連)
  • 大学院進学 ほか

アドミッションポリシー

入学前に本学の「建学の精神」「教育目標」「三つの方針」を理解し、本学科の教育課程を履修するために必要な基礎学力を備えた人を求める。(知識・技能・思考力・判断力・表現力)
フランス語圏の社会、文化への関心をてがかりに、自分自身について、あるいは社会や世界についてしっかり考え、また関与していくことのできる人を求める。(思考力・判断力・主体性)

そして本学、とりわけ本学科での学習を通じて、フランス語をはじめとする複数の言語を身につけ、それらの言語圏の社会、文化を理解し、自分とは異なった文化的背景を持つ人たちとのコミュニケーションを円滑にすすめるための努力を怠らない姿勢や、他者との協調性を身につけられる学生を求める。(表現力・多様性・協働性)

■各入試の評価方法・評価基準の詳細については募集要項を参照してください。

カリキュラムポリシー

建学の精神の基礎である聖書、およびカトリックの人間観・世界観を学ぶために次の科目を全学年にわたって必修・選択必修としてすべての学生に提供する。

1.キリスト教学Ⅰ・Ⅱ(第1・2学年必修)

  • 出会う他者を共感的に受け入れる力と自己肯定力を養成する。
  • 創立母体・シャルトル聖パウロ修道女会の精神を学びすべての人々、特に困難の中にある人々との連帯の態度を養成する。
  • 白百合学園の歴史を学び本大学のメンバーとしての自覚を涵養する。
  • 聖書についての基礎的な知識を学び、それを実生活に生かす態度を養成する。

2.宗教学(第3・4学年選択必修)

キリスト教学Ⅰ・Ⅱの学びを前提として建学の精神をさらに発展させた形でとらえるために<学びの体系>として以下の6領域を設ける。

「聖書・神学」「哲学・思想」「芸術・文化」「いのちの倫理・霊性」「社会倫理・実践」「諸宗教・その他」

  • この6領域から学生の自己意欲、将来のライフデザインにしたがって必修選択した科目を通して本学の建学の精神に直接根差した教養と生きる力を養成する。
  • 時流を越えて普遍的に守るべき価値を保ち、自分と世界の未来を創造的に切り開くためには生涯にわたって人格形成に取り組む必要があることを自覚する力を養成する。

深い教養と知性、奉仕の心を持つ自立した女性になるための土台を培う目的で、次の科目を必修・選択必修として全学の学生に提供する。

  1. 「白百合事始め」科目:人が人として有意義に生きることを考えるとともに、生活の質をより豊かなものにするための幅広い知識を身につける(生命・健康・福祉・人生観・仕事観に関わる科目)。
  2. 「学問の作法」科目:自らの問題を発見し、自ら考え、それを自らの言葉で表現するための理解力と思考力と表現力とを養う(理解力・思考力・表現力養成に関わる科目群)。
  3. 「基礎的素養」科目:過去から現代に至る人間精神の多様な所産に目を開くことを通じて様々なものの見方を習得し、文化の基本的な理解を図る(哲学・歴史・文学・社会学・人間科学・芸術・宗教・自然科学に関わる科目群)。 
  4. 「多角的視点」科目:現代社会において求められている多角的な視点からものごとを探求する能力を、体験や実践を通して修得する(フィールド演習科目、プロジェクト科目、異文化コミュニケーション科目)。 

グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるために、次の必須・選択必須科目を提供する。

  1. 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語の外国語科目を設置し、少人数クラスで文法から発音、日常会話まで基礎からバランスよく学ぶ。
  2. 学生個々のレベルにあわせた習熟度別のクラス編成により、効率的にレベルアップを図る授業体制をとり、随時、LL教室や情報科学教室などICT設備を利用する。
  • 専攻する言語と文学、文化に関する基本的な知識と技能を習得するために、1年次2年次に基礎科目を設置する。
  • 専攻する言語についての高度なコミュニケーション能力を涵養するために、演習科目を設置する。
  • 議論を通じて問題解決をはかる力と、総合的なコミュニケーション能力を涵養するために、演習科目を設置する。
  • 専攻する言語と文学、文化を多方面から理解するために、多彩な専門科目を設置する。
  • 自ら設定した課題について考究し、卒業論文・レポートを完成させるために、3年次からゼミを設置する。

 

文学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、フランス語フランス文学科は以下のような方針でカリキュラムを編成する。

世界の共通語の一つであるフランス語を習得し、幅広い時代のフランス文学にアプローチしながら、フランス語圏の社会・文化・歴史を総合的に探究することをとおして、語学力だけでなく、バランスのとれた国際感覚と広い視野を育むために、

  • 「リーディング」「ライティング」「ヒアリング」「スピーキング」の4技能をバランスよく伸ばすため、未習者・既習者別の少人数クラスによる基礎科目(総合Ⅰ、コミュニケーションⅠ)を置く。
  • 基礎をさらに固めながら実践的なコミュニケーション力を身につけるため、フランス語学習の発展科目(総合Ⅱ・Ⅲ、コミュニケーションⅡ)を置く。
  • フランス語圏の文学・社会・歴史への関心を深め、基礎的知識を習得することを目的とした演習科目を1年次と2年次にそれぞれ置く。
  • 関連領域についての教養を身につけながら、それぞれの専門性を高めるため、各自の興味に応じた専門科目(専門演習、フランス文学・文化・社会研究)を置く。
  • 関心のあるテーマについての研究を掘り下げ、十分な時間をかけてレポート・卒業論文を執筆するため、3年次からゼミ(専門ゼミ)を置く。
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